グーグルは米国のIT企業大手で、検索エンジンやマップ、メールサービスなどをインターネットを通じて提供する企業です。グーグルに就職するためには徹底的な企業研究が必須です。この記事では企業情報から就職活動対策まで解説します。
- ・グーグルとは
- ├グーグルの企業理念
- ├事業セグメント
- └平均年収
- ・グーグルの就職活動情報
- └グーグルの選考フロー
- ・グーグルの就職活動対策
- ├Googleの採用4要件をチェック
- └面接のヒントを参考にする
- ・最後に
グーグルとは
グーグル(Google)はアメリカで1998年に設立された企業で、現在は本社をカリフォルニア州マウンテンビュー(Mountain View)に置いています。日本法人として「グーグル合同会社」を有しており、東京の渋谷と六本木にオフィスがあります。
グーグルの企業理念
グーグルでは「使命」と「Googleが掲げる10の事実」を示しています。それぞれ紹介します。
使命
Google の使命は、世界中の情報を整理し、世界中の人がアクセスできて使えるようにすることです。
Googleが掲げる10の事実
1. ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。
2. 1 つのことをとことん極めてうまくやるのが一番。
3. 遅いより速いほうがいい。
4. ウェブ上の民主主義は機能する。
5. 情報を探したくなるのはパソコンの前にいるときだけではない。
6. 悪事を働かなくてもお金は稼げる。
7. 世の中にはまだまだ情報があふれている。
8. 情報のニーズはすべての国境を越える。
9. スーツがなくても真剣に仕事はできる。
10. 「すばらしい」では足りない。
事業セグメント
グーグルはインターネット関連のサービス、製品を提供する企業です。ここでは主要な製品・サービスを紹介します。
・Google検索エンジン
スマホやパソコンから使える検索エンジンです。スパム対策や質の高い有用なサイトを検索上位に表示させるよう取り組んでいます。
・Googleアシスタント
AIのアレクサを使って話しかけるだけで起動したり調べ物ができるサービスです。スマホやスマートスピーカーで使用することができます。
・Chromebook
Chrome OS を搭載したPCです。Gメールやスプレッドシート、Googleドキュメントを便利に使用することができます。
・Google Play
アンドロイドスマホやwindowsのパソコン上でアプリを探すことができるサービスです。
平均年収
Googleグループの持株会社であるAlphabet Inc.(アルファベット)の2022のProxy Statement(https://abc.xyz/investor/static/pdf/2022_alphabet_proxy_statement.pdf?cache=348b7f1)によると、Googleの2021年の従業員報酬の中央値は$295,884(約4,063万円)です。
*2022年12月時点 1ドル137.32円で算出
また、日本法人であるグーグル合同会社は上場していないため平均年収を公開していません。そこで就職転職情報サイトOpenWork(オープンワーク)(https://www.vorkers.com/company_answer.php?m_id=a0910000000G7Hz&q_no=2)より推定年収を紹介します。2022年12月時点のデータを参考にしています。
グーグル合同会社の推定平均年収は1,593万円です。国税庁の令和2年民間給与実態統計調査結果によると、正社員の平均年収は433万円のため一般的な企業に比べて圧倒的に高い金額です。
グーグルの就職活動情報
グーグルの就活で役立つ応募コースと選考フローに関する情報を紹介します。
グーグルの選考フロー
グーグルが公開する採用プロセス(https://careers.google.com/how-we-hire/)は以下の通りです。
【自己分析→求人情報の検索→履歴書→オンラインでの応募→面接→決定と通知】
ホームページ上でそれぞれのプロセスの詳細について公開されているため、事前に確認しておくことをおすすめします。
グーグルの就職活動対策
人気企業であるグーグルの就職はかなり難易度が高いです。そんなグーグルで内定を得るために実践すべきおすすめの就活対策をご紹介します。
Googleの採用4要件をチェック
『Work Rules! (邦題:ワーク・ルールズ!―君の生き方とリーダーシップを変える)』の著者であり、Googleの人事部トップでもあるラズロ・ボック氏。ボック氏が著書のなかで取り上げている、優れた人材を採用するための4つのルールを紹介します。
【ルール1】高いレベルを求め妥協しない
【ルール2】候補者は自分で探す
【ルール3】客観的に候補者を評価するために適所で確認を入れる
【ルール4】候補者に入社するべき理由を与える
(参考 サポネット Googleが優秀な人材を採用するために決めている4つの採用ルールhttps://saponet.mynavi.jp/column/detail/20210420154325.html)
これは面接官側のルールですが、面接官がこのような視点で採用を行っていることを応募者側も知っておくとよいでしょう。
面接のヒントを参考にする
グーグルでは全体的な面接のヒントや職種ごとの面接のヒントを公開しています。本番前に確認しましょう。このなかで一貫して重視されているのは求人内容と自分の経歴やアピールポイントを関連づけることです。データを用いて客観的な証拠を提示することが推奨されているため取り入れてみましょう。
(参考:面接のヒント https://careers.google.com/interview-tips/ 技術職の面接に関するヒント https://www.youtube.com/watch?v=qc1owf2-220&autoplay=1 技術職以外の面接に関するヒント https://www.youtube.com/watch?v=DINxNbBOEoI )
最後に
グーグルは米国のIT企業大手で、検索エンジンやマップ、メールサービスなどをインターネットを通じて提供しています。選考のレベルは高いもののヒントはたくさん公開されています。また、一時期話題となった「超難問」も最近の面接では出題されていないようです。入念な準備をしたら肩の力を抜いて面接に臨みましょう。
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