ドイツ語ができるけど、ドイツ語って就活に有利になるのか、どうやってアピールしていけば良いのかなど色々疑問に思っている方も多いと思います。
ここでは、ドイツ語が就職で有利になるのかやドイツ語がいかせる仕事や就職先などについて解説していきます。
- ・ドイツ語ができることは就職に有利になるの?
- ├ドイツ語が必要な会社には有利!
- └ドイツ語があまり必要ない会社では?
- ・ドイツ語のアピールの仕方
- ├勉強を頑張ったことを裏付ける、印象付ける
- └英語プラスドイツ語で差別化
- ・履歴書にかけるドイツ語の資格、検定は?
- ├ドイツ語検定
- ├ゲーテ・インスティトゥートの検定試験
- └オーストリア政府公認ドイツ語能力検定
- ・ドイツ語がいかせる仕事・就職先
- ├ドイツ系の企業で働く
- ├日系企業で働く
- └通訳家・翻訳家として働く
- ・最後に
ドイツ語ができることは就職に有利になるの?
ドイツ語が必要な会社には有利!
ドイツ語ができることが就職で圧倒的に有利となるか否かは、就職を希望する会社がドイツ語圏に関係していたり、ドイツ語圏と取引していたりするかどうかによります。ドイツ語圏に展開している日系企業であれば、有利になり得ると言えます。
ただし、ドイツ人は英語ができる人が多く、国際的なビジネスの場では英語でコミュニケーションをとる場合も多いので、英語ほどは役に立たないかもしれません。つまり、企業によって有利の度合いは変わります。
ドイツ語があまり必要ない会社では?
ドイツ語が必要ない会社では、ドイツ語ができるということは企業側にとってとりわけ魅力的なスキルには映りません。
そのため、ドイツ語ができることを会社が必要とする人材とマッチさせるように言えるかどうかが重要になってきます。つまり、アピール次第でドイツ語ができることが有利になるかどうか変わってくるということです。
基本的に就活で見られる言語の優先順位としては、一番に英語、付属的に他の言語といった具合なので、英語ができることがまず重要になってきます。しかし、ドイツ語ができると言うことは自身の強みとして言えるものが一つ増えることになるので、うまくアピールすればプラスにはなります!
ドイツ語のアピールの仕方
勉強を頑張ったことを裏付ける、印象付ける
ドイツ語ができることを企業側に魅力的に見せるためには、勉強を頑張ったことと関連づけてアピールすることが重要です。
勉強を頑張ったことの成果が「ドイツ語ができる」であることははっきりとしていて伝わりやすいです。また、自らドイツ語の資格をとりそれらを裏付け、印象付けましょう。自分で目標を立て、成果を出せる人間であることが伝わります。
英語プラスドイツ語で差別化
英語が就活で使えるレベルででき、さらにドイツ語ができるという場合なら、英語ができる人が志望することが多い外資系やその他業界で他の人と差別化することができます。ドイツ語ができるということを輝かせるためにも、英語も得意にしておき、トリリンガルという強みをアピールできるように準備しておきましょう。
就活の際に英語力の指標であるTOEICは、志望する業界や企業にもよりますが、ESに書けるのは600点以上からです。ドイツ語も資格をとっておくと、アピールしやすいですよ。
履歴書にかけるドイツ語の資格、検定は?
ドイツ語検定
1992年から「公益財団法人ドイツ語学文学振興会」により運営されているドイツ語検定は、日本でのドイツ語の能力を測る試験です。1から5級まであり、就活で使えて、履歴書で書けるのは2級からになっています。
日本が作り行なっている試験のため、国際的には地名度も低く評価の対象になりません。しかし、英検と同様のシステムで、日本では知名度が低くない為、日本における就活ではもっとも役に立ち、意味のある資格試験です。これをとっておけば、就活でドイツ語ができると言えるでしょう。
ゲーテ・インスティトゥートの検定試験
ドイツ政府が設立したドイツ語圏以外にドイツ語教育を推進する非営利団体ゲーテ・インスティトゥートが企画、運営を行なっている試験です。ドイツ語を教えるコースも開いており、日本でも東京、大阪を中心に置かれています。
国際的には有名で通用する資格ですが、英検や独検の級のつけ方とは異なることや、日本での知名度が低いために日本では就活の際、伝わりにくい資格となっています。ドイツ語圏での就職も視野に入れている際は、絶対に必要になってきます。
オーストリア政府公認ドイツ語能力検定
ヨーロッパ共通参照枠に対応した試験で、国際的に通用するドイツ語の検定試験です。ドイツ語圏の主要3カ国であるドイツ、スイス、オーストリア、それぞれの標準語を考慮した、ドイツ語の多様性が考慮された試験問題となっています。
筆記試験と口頭試験があり、「読む・書く・聞く・話す」のすべての技能が試されます。日本でも試験を受けることが可能で、年2回試験が実施されています。
ドイツ語がいかせる仕事・就職先
ドイツ系の企業で働く
ドイツ語がいかせる仕事がしたいなら、ドイツ企業で働くのがいいでしょう。海外展開しているドイツ企業はたくさんあり、日本に支社がある企業も多いです。
ドイツは工業が盛んで、とくに自動車メーカーは世界的にも有名なところが多いです。フォルクスワーゲングループ、メルセデス・ベンツ、ポルシェ、BMWなどがあります。
その他にも、高い評価を得ているドイツ系企業は多いです。世界的に有名なメーカーに、アディダス、ニベア、エスカーダ、モンブランなどがあります。日本支社での求人を調べてみるといいでしょう。
日系企業で働く
ドイツやオーストリアなどドイツ語圏に進出してビジネスをしていたり、ドイツ語圏の国と取引をしている日系企業で働くのもいいでしょう。リサーチや商談、会議などで、ドイツ語をいかすことができます。
ドイツ語圏に支社がある日系企業に日本でいったん就職してから駐在としてドイツ、スイス、オーストリアなどの現地で働くという選択肢もあります。
通訳家・翻訳家として働く
一般企業に就職して、通訳や翻訳の仕事をする場合でもドイツ語をいかすことができます。ドイツと取引のある企業なら、会議や商談でドイツ語がわかる通訳が求められます。また、契約書や社内で使う文書を翻訳する翻訳の仕事もあります。
最後に
ドイツ語の就活での位置付け、ドイツ語を用いた就活でのアピールの仕方がわかったでしょうか。就活では、自分をアピールするためのエピソードとして色々な選択肢があると思いますが、ドイツ語ができるということは一つの強いエピソードになり得ます。今回紹介したような方法も含め、うまく自分をアピールしていきましょう。
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