就活ではTOEICの点数や資格について聞かれることがありますが、英語で就職は有利になるのでしょうか。英語が重視されるかどうかは業界や企業によって異なります。英語が活用できる業界・職業や注意すべきポイントを紹 介します。
- ・英語は就職で有利になる?業界や企業の特徴に注目!
- ・就活の選考で重視されるのは英語だけではない
- ├英語が重視される業界は少ない
- ├英語だけでは差別化しきれない
- └仕事ではどのように英語を活用できるのか
- ・英語力があると就職で有利になる業界・職業
- ├外資系企業
- ├商社
- ├航空、海運業界
- └英語講師など英会話スクール
- ・英語力を就活でいかすためには
- ├資格を取得しておくと評価されやすい
- ├英語力だけでなく海外での経験もあるとベター
- └英語以外の強みも必要
- ・最後に
英語は就職で有利になる?業界や企業の特徴に注目!
英語は就職で有利になる条件なのでしょうか。英語が有利になるかどうかは業界や企業によって異なります。海外に拠点があったり、海外企業とのやり取りが多い業界や企業の選考は英語が評価されるポイントの1つになります。
将来英語を活用した仕事をしたいと思ったら、業界や企業の働き方や仕事内容をしっかり調べることが必要になります。企業や職種によっては選考時からある程度の英語力を求められることもあれば、入社後に必要とされる場合もあります。
就活の選考で重視されるのは英語だけではない
英語ができるということは将来仕事で活用できるという点から評価される要素になります。しかし就職活動で重視されるのは語学力だけではありません。就職活動で注意すべきポイントを3つ紹介します。
英語が重視される業界は少ない
1つ目は国内で英語が重視される業界は少ないということです。海外とやり取りの多い業界や企業は少なくはありませんが、新卒の学生の語学力を重視している業界や企業は少ないです。
業界にもよりますが、日系企業の選考では英語力の高さ以外に重きをおいている企業が多いです。対して外資系企業などある程度の英語力があることが前提条件として設定される業界・企業もあります。
英語だけでは差別化しきれない
2つ目は英語力だけでは他の学生と差をつけきれないということです。英語は海外とかかわりがある仕事をするうえで重要なスキルですが、仕事に必要なスキル素養は他にもあります。
選考では学生を差別化するのに比較しているのは英語以外の部分です。英語のスキルだけでは自社で活躍してくれる人材なのかは判断しにくいのです。
仕事ではどのように英語を活用できるのか
3つ目は実際に仕事で英語はどのように活用できるのかという点です。「英語を使って仕事をする」といっても企業や職種によって英語が使う機会があるかは異なります。
顧客や社内のコミュニケーションで英語を話すこともあれば、海外拠点とのメールのみで英語を使うということもあります。自分が理想としている英語を使った働き方ができるのかという点に注意して業界・企業を選ぶ必要があります。
英語力があると就職で有利になる業界・職業
仕事で英語を使う機会が多い業界の選考では選考時からある程度の英語力を求められたり、TOEICの点数を重視されることもあります。英語を強みに就職活動を進めたいなら、英語のスキルを将来必要とされる業界の選考を受けましょう。どのような仕事であれば英語を活用できるのでしょうか。仕事で英語を活用できる職業について紹介します。
外資系企業
外資系企業では英語は業務や社内でも日常的に使われています。なので選考を受ける際にも高い英語力は必須条件となります。
メールや会議、研修など様々な場面でコミュニケーションツールとして使用する場面が多いです。また社内で昇進するためにTOEICで高い点数をとる必要があることもあります。
商社
海外取引のある商社は海外から製品を調達したり、販売したりしているなど英語を活用できる職業です。海外の企業へ商談をしに行ったり、取引している海外のメーカーの工場の視察など海外へ足を運ぶことも多いです。海外営業の仕事に就くには英語力だけでなく、国内での活躍や成績も必要になります。
航空、海運業界
人やモノを運ぶ航空業界や海運業界も英語を活用できる業界です。航空業界では客室乗務員など観光客へ英語で接客する職種があります。海運業界では海外拠点や船の乗組員とのやり取りに英語が使われることがあります。
英語講師など英会話スクール
英会話スクールなど語学スクールや語学学校の講師は授業内だけでなく外国人講師との日常会話など英語を使う場面は様々です。
生徒に英語を教える立場として、選考時からある程度の英語力が求められています。入社後は自分の英語を高めるだけでなく、教え方やスクールの運営スキルなども必要とされます。
英語力を就活でいかすためには
資格を取得しておくと評価されやすい
就活で英語力をアピールしたいなら、英語力がわかる資格を取得をしておきましょう。英語力のレベルがわかり評価につながりやすいです。
就活の場で英語力を示すために多く用いられているのはTOEICですが、企業が求める英語レベルを理解して書くかどうかを判断する必要があります。あまりに低い点数の場合は書かない方がいいケースもあるからです。
一般的な日系企業の場合は、600点以上であれば履歴書などに記載してもいいでしょう。しかし600点台だと平均的なレベルなので「英語が得意」という言い方はしない方がいいかもしれません。
外資系企業の場合は、800点以上は取得しておきたいところです。外資系企業の中には新卒でも「TOEICスコア〇〇点以上」などTOEICのスコアが応募条件としてあげられている企業もあるので確認しておく必要があります。
英語力だけでなく海外での経験もあるとベター
英語が理解できるだけでなく、実際に英語を使い慣れていることをアピールすると即戦力として期待させることが可能です。
短期でもいいので語学留学など経験しておくと英語力はもちろん、海外経験のアピールにもなるので就活でも役立つでしょう。
英語以外の強みも必要
グローバル化が進んだ現在英語を使える人材は評価されます。しかし就職活動では「英語ができるだけ」では他の学生と比較されたときに企業に選ばれにくいです。英語力は足切りに使われる場合もありますが、実際に仕事で活かすためには実務経験から学ぶ必要があります。そのため仕事で必要な英語は入社後仕事をしながら覚えていってほしいと考えている企業は少なくありません。
選考では学校生活やアルバイト、課外活動でどのような経験をし、どのような力を得られたのかがより重視されます。志望する企業で必要とされる要素やスキルを把握し、英語以外にも自分の強みだといえる要素や力を身に着けて就職活動に臨みましょう。
最後に
新卒の採用では即戦力となるほどの英語力を求められることは少ないですが、業界や企業によっては英語力を重視している場合もあります。将来どのように英語を活用して仕事がしたいのか、そのためにはどのような就活対策が必要なのか業界や企業研究を英語の勉強とともに進めましょう。
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