大学の自主休講はあり?リスクやその後の影響を解説!

大学生だけに許された(?)特権である「自主休講」。とても魅力的な響きをもつ言葉ですが実際に自主休講をするとどうなってしまうのでしょうか。自主休講をするリスクや影響、止めた方が良いタイミングについてまとめていきます。

目次

自主休講とは?

自主休講とはその言葉の通り講義を自主的に休むことです。普通は体調不良や就活での休みは含めず、寝坊やいわゆるずる休みのときに自主休講という言葉が使われます。遅くまでバイトをした次の日の1限の授業などは自主休講してしまいたいと誰でも一度は思いますよね。

自主休講したらどうなる?

では自主休講をしてしまうとその後の大学生活にどんな影響があるのでしょうか。考えられる具体例を3つ紹介します。

授業内容についていけなくなる

一番わかりやすい影響は、授業内容についていけなくなることです。大学の授業は1回あたり90分から120分と長いため1回あたりの内容も多いです。1回休むだけでも何をやっているのかわからなくなってしまうことが多々あります。出席を取られないからといって同じ授業をずるずる何度も休んでしまうとテスト前にはどうしようもなく取り返しがつかないということになってしまいます。テスト前に授業で使ったレジュメを解読するのに授業以上の時間がかかってしまったというのもよく聞く話です。

友達からの信用がなくなる

授業を休んだ時、真っ先に頼るのは一緒に講義を受けている友達だと思います。はじめの1回2回は気持ち良くノートを見せてくれた友達も何度もそれが続くと嫌になってきます。自分はきちんと出席して取ったノートをその時間寝てたり遊んでいた人に見せるのはあまり良い気持ちにはならないでしょう。また、お互い貸し借りができれば良いですが真面目な人は一度も休まないことが多いですし、自主休講する人は何度もすることが多いのでどうしても不公平感を味わうことになります。欠席をして教授からの信用を失うのはもちろんですが、仲の良い友達からも信用を失う可能性があるのは大きなデメリットでしょう。

抜き打ちで小テストがあることも

時々授業内であるのが予告なしの小テストです。自主休講をする場合出席点が下がってしまうのでそれをカバーするためにもテストの点数が重要になります。そのテストの一部が小テストなのですが、中にはこれを予告なしで行う教授もいます。日頃から欠席者が多い授業などは抜き打ちでテストが行われることもあるので注意が必要です。

自主休講しない方がいい授業やタイミング

自主休講にも後から挽回できるタイミングと挽回が難しいタイミングがあります。大学生活を送る中でこの講義、タイミングでの自主休講は止めておけ!というものを3つ紹介します。

少人数の授業

少人数の授業は教授が生徒を認識していることが多いので自主休講は危険です。1,2回休むだけでマークされることもあるので極力出席するべきでしょう。さらに少人数の授業だと休んだ回の内容を聞く友達も作りにくいため後からの挽回が難しいです。

授業内課題がある授業

授業内課題がある授業の場合、学期末にあるテストの配点割合が低くなることが多いです。課題を出さずに単位を取ろうとする場合、テストで満点近くの点数が必要になるため現実的ではありません。結局出席していた方が少ない労力で単位を取れていた…ということにもなるのでこのような授業内課題がある授業はきちんと出席しておくべきです。

序盤の回

序盤の回に欠席するのは内容も比較的簡単だから良いじゃないか!と思うかもしれませんが、これは危険です。なぜなら最終的に欠席できる回数がぎりぎりになってしまい、体調不良や就活の予定が入っても行かないといけなくなるという可能性があるからです。教授によってはこのような事情を考慮してくれることもありますが、ほとんどの場合大学の欠席は自己責任です。先のことは誰にもわからないので危険な賭けは止めておきましょう。

最後に

大学の自主休講について影響やタイミングについてまとめていきました。自主休講は楽ですが、癖になってしまいます。意外と大きな影響が出ますし、周りの友達にも迷惑をかけてしまいます。やる場合はくれぐれも自己責任で行いましょう。


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