就活の面接では、服装だけでなく髪型も細かく暗黙のルールが決まっているものです。しかし、誰が誰なのか細かくチェックされるわけではない「会社説明会」であれば、髪型に対してそこまで気を配る必要もないのでしょうか。
「実は身だしなみや髪型をチェックされているのでは?」、と気になる方も多いと思います。説明会ではどこまで髪型に気を付ければいいのか、どんなセットが望ましいのかなどについて解説します。
- ・説明会に行く時には好きな髪型でも良いのか?
- ├髪の毛の色や長さ・乱れなどは印象を左右する
- └説明会のように一人ひとりを吟味しない場で悪目立ちしてしまうことも
- ・どのような髪型が望ましいか?
- ├男女共通のポイント
- ├男性の場合、清潔感がポイント
- └女性の場合、長さとだらしなさに注意
- ・スタイリングにワックスを使うときの注意点
- ├ジェルなどのようにガッチリ固まるのは避ける
- ├あくまで自然に、気合の入りすぎた感じはNG
- └ドライヤーでしっかり根元を乾かすのがポイント
- ・説明会での髪型についてよくある疑問
- ├前髪の適切な長さは?
- ├ヘアセットのアイテムは持ち歩くべき?
- └私服で参加する場合の髪型は?
- ・最後に
説明会に行く時には好きな髪型でも良いのか?
説明会であれば、名乗ることもないし、人事と対面するとしても受付くらいだし、そこまで覚えてないでしょう……と思っている学生の方も多いかもしれません。しかし、本当に説明会であれば、好きな髪型をしていって良いものなのでしょうか?
髪の毛の色や長さ・乱れなどは印象を左右する
厳密に、どの人が誰かというところまでメモをしてチェックしていることはさすがにありませんが、たとえば規模の小さな企業で、説明会の参加者が10人程度の場合などは、必然的に誰が誰だかわかってしまうことはあります。
また、数十人・数百人が参加するような規模の大きな説明会であっても、あまりにも髪の毛の色が派手であったり、あるいは長すぎる・乱れているといった悪目立ちしていたりする学生は、こっそり人事で特定されチェックをされている可能性はあります。
説明会のように一人ひとりを吟味しない場で悪目立ちしてしまうことも
細かく誰が誰かチェックしていない場にも関わらず、悪目立ちしているということは、ある意味では即座に選考対象から外されてしまうということでもあります。
「足きり」するまでもなく「あまりにも非常識なのでお断り」というレベルになるのは就活中は避けたいものです。
そのため、たとえ説明会であっても気を抜くことなく、すぐに面接を受けることができるくらいの身だしなみを意識しておくことが望ましいでしょう。
どのような髪型が望ましいか?
男女共通のポイント
それでは、説明会に参加する際にどのような髪型が望ましいでしょうか?まず、髪の色は男女共に自然な色であればOKです。
あまりにも目立ちすぎる金髪や、メッシュでカラーが入っているなどの場合は目立ってしまいますので暗めのカラーで1色に統一しましょう。
男性の場合、清潔感がポイント
男性の場合、もみあげよりも長い長髪はNGです。短くカットし、清潔感を出すようにしましょう。もみあげが長すぎるのも印象が悪いため、長さは耳まで。襟足は襟にかからないくらいの長さにします。
こめかみを隠してしまうほどの長さだと重たい印象になることもありますので、こめかみの髪も短めにすると良いでしょう。
説明会とはいえ、強いパーマもあまりおすすめできません。就活の間はストレートの短髪が無難です。
女性の場合、長さとだらしなさに注意
女性の場合には、お辞儀をした時に落ちてこないこと、顔を隠さないことがポイントです。長い髪をそのままにしていると、だらしない印象を与えてしまうことがあります。
肩よりも長い髪の毛はひとつに結び、前髪が長い場合にはサイドにまとめてピンやワックスなどで落ちてこないようにまとめましょう。
肩につくかつかないか微妙な長さの場合は、できれば結ぶほうがすっきりとして見えるので、結べるくらいまで就活が始まる前に伸ばしておくことをおすすめします。サイドの髪を後ろでまとめる、ハーフアップもおすすめです。
スタイリングにワックスを使うときの注意点
男女共に、髪の毛をまとめる際にはワックスを使うのが便利ですが、就活でワックスを使う際には注意しなければいけないことがあります。いくつかのポイントをご紹介します。
ジェルなどのようにガッチリ固まるのは避ける
ワックスにもいろいろな種類がありますが、ジェルタイプのもののように、ガッチリと固まりすぎてしまうものは避けた方が無難です。「ハード」「スーパーハード」と書かれているものは固まりすぎてしまうことがあります。
初めて使うワックスでは、適量がどのくらいなのかや、時間が経つとどんな風に変化するのか、そしてどのくらいの固まり方をするのかが分からないこともありますので、できれば使い慣れたものを使用するようにしましょう。
あくまで自然に、気合の入りすぎた感じはNG
就活でのヘアスタイルはあくまで自然に、がポイントです。あまりにも「気合をいれてきました!」といったガチガチのセットは、かえって印象を悪くすることもあります。
自然体でありつつも、だらしなくならないように、適度に髪の毛がまとまるようにワックスを上手に使いましょう。
ドライヤーでしっかり根元を乾かすのがポイント
普段からワックスを使い慣れていないと、どのくらいつければいいのか、どのようにつければ適量なのかわからないかもしれません。
もしも髪を少し濡らしたあとに髪の毛をセットするという場合には、ドライヤーでしっかりと根元を乾かしてからワックスをつけるようにしましょう。
また、適量がわからない場合には、少ないかな?というくらいの量で少しずつつけていくようにしましょう。
説明会での髪型についてよくある疑問
ここでは、就活の説明会に参加する際の髪型についてよくある疑問に答えます。
前髪の適切な長さは?
前髪は目にかからない長さにしましょう。前髪が長すぎて目にかかっていると、清潔感がなく、暗い印象を与えることがあります。
前髪が長いと、気になって何度も触るなどしやすいです。髪を触る仕草は印象がよくないので気をつけてください。
前髪が長くて切りたくない場合は、ワックスで横に流して目にかからないようにします。女性の場合、お辞儀するたびに髪が落ちてこないよう、ヘアピンでとめておくなど工夫をしましょう。
ヘアセットのアイテムは持ち歩くべき?
髪型は朝きちんとセットしても、移動や風などで崩れてしまうことが少なくありません。コンパクトなコームと鏡があると、説明会の直前に髪型をチェックして整えることができます。
携帯用の小さなサイズのヘアワックスやヘアスプレーなども販売されているので、髪型のセットが崩れやすい方は、外出でのお直しように用意しておくのもいいでしょう。
私服で参加する場合の髪型は?
「会社説明会には私服で参加してください」と服装を指定されることもあります。私服で参加する場合に、スーツの時と同じようにきっちりと髪をセットするとちぐはぐな印象になってしまうことがあります。
ビジネスカジュアルなど、きれいめのスタイルなら髪型をきちんとセットしても問題ありませんが、服装がカジュアルな場合は髪型もそれに合わせてセットしすぎないようにしましょう。
最後に
就活は、説明会に参加するところからすでに選考が始まっています。髪型や髪の色についても気を抜かずに、とはいえ気合を入れ過ぎずに自然体で参加するようにしましょう。
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