【企業研究】JR東日本の年収は?福利厚生・働き方・評判まとめ

JR東日本は鉄道事業をメインとして、百貨店・スーパー、不動産、ホテルなど幅広く事業を行う企業です。人気の就職先なので、年収や待遇が気になっている人も多いでしょう。ここでは平均年収、福利厚生、勤務環境、働き方など、就活に役立つ情報をまとめています。

目次

JR東日本とは

JR東日本の概要

JR東日本は鉄道を中心として駅周辺の街づくりを行っている企業です。特に山手線や京浜東北線が大きな利益を上げており、加えて不動産業や駅ナカの商業施設運営で売上を伸ばしています。

1987年に旧国鉄が民営化された影響で、総合職とエリア職に分かれています。2018年度のJR6社およびJR貨物の運輸収入の売上高は4兆9,340億円で、そのなかでもJR東日本が3兆20億円で首位となっています。

企業理念と社風

公式サイトによるとJR東日本はグループ理念として「究極の安全」と「サービス品質の改革」に向けて、挑戦を続けることを挙げています。安全を第一に考えながらも挑戦を続ける社風があります。また日系大手として長期的に人材を育てる社風があるため長く働ける人材が求められます。

JR東日本の年収について

JR東日本の年収について平均年収と実際の例の紹介、同業他社との比較を行います。

平均年収、初任給

会社四季報によると、JR東日本の平均年収は715万円となっています。また2019年度の初任給は、大卒の場合総合職が225,055円(約22.5万円)、エリア職が213,210円(約21.3万円)となっています。

具体的な役職と年収の例

転職サイトオープンワークの口コミなどから具体的な職種と年収の具体例をご紹介します。

・営業 在籍10~15年 新卒 男性 800万円
・事務 在籍5~10年 新卒 男性 470万円
・電力・技術系 在籍5~10年 新卒 女性 330万円

口コミによると基本給は低いものの、手当てが充実しているようです。業務成績の評価は部署によって差があります。

他の企業と比較

JR東日本の競合他社である他のJR各社と私鉄各社の平均年収と比較します。

・JR東海 735万円
・JR西日本 669万円
・JR九州 550万円
・東京急行電鉄 737万円
・小田急電鉄 764万円

JR東日本の平均年収は715万円であるため、JR各社のなかでは高いものの私鉄よりは低くなっています。

年収についての満足度

年収についてのJR東日本社員の口コミを見てみると次のようなものがあります。

【良い口コミ】
・安定した昇給がある
・勤務に即した諸手当がある

【悪い口コミ】
・給与には年功序列の影響が大きい
・基本給が低い

給与には年功序列が大きく影響しているため、個人の頑張りや実力がほとんど反映されないことに不満を持っている社員も多いです。しかし定期的な昇給もあるので、安定したシステムとも言えるでしょう。

基本給が低いと感じている人も少なくないですが、「その分ボーナスが多い」「諸手当があるので満足できる」などの声も目立ちます。

JR東日本のボーナスや福利厚生は?

JR東日本のボーナス

JR東日本では、ボーナスは夏と冬の年2回支給されます。業績と個人の評価により変動しますが、平均して年間で6ヶ月程度となっているようです。

JR東日本の福利厚生

【福利厚生】
社会保険
定期健康診断
財産形成
育児支援
介護支援
寮・社宅

独身者・単身赴任者向けの寮、家族向けの社宅が用意されています。旅行商品(ツアーなど)や宿泊施設の割引利用が可能で、リゾート施設・フィットネスジムの利用補助もあります。

ボーナス・福利厚生についての満足度

賞与や福利厚生についてのJR東日本社員の口コミを見てみると次のようなものがあります。

【良い口コミ】
・ボーナスの支給額が多い
・福利厚生はとても充実している
・社宅や寮がある
・休みがとりやすい
・産休や育休の制度が充実している
・ワークライフバランスがとりやすい

【悪い口コミ】
・年間休日が少ない
・祝日でも勤務になる現場がある

全社的に働き方の改善に取り組んでいることも影響して、休みがとりやすく、ワークライフバランスがとりやすい環境であるといった口コミが目立ちます。

産休・育休も取得しやすく、一般的な企業よりも手厚いと感じている人が多いです。現状ではまだまだ女性の管理職や技術者は少ないようです。女性の働く環境は部署や職種により異なり、「女性でも働きやすい」「女性は働きづらい」と両方の口コミが見られます。

JR東日本の働き方

JR東日本では第一に安全が求められ、大きな責任を伴う業務も多くなっています。そんな中でJR東日本の社員はどのように働いているのでしょうか。働き方や福利厚生について紹介します。

働き方の違う総合職とエリア職

JR東日本には総合職とエリア職がありますが働き方が違うため採用後に相互の異動はありません。

総合職はグループ全体のマネジメントを行う職で、海外事業を含めてさまなざまな場所で勤務があります。そのため転勤はエリア全域となっています。

エリア職は各エリアの仕事を行います。電車の乗務員などの現場もこれにあたります。配属エリア内での異動が基本となっています。

働き方や環境についての満足度は?

働く環境や自由度は、オフィスワークと駅でのシフト勤務とでかなり異なります。現場勤務の場合はインフラに関わる業務のため、急なトラブルなどで残業や休日出勤になることもあるようです。

オフィスワークの場合は、フレックス制度や在宅勤務などを利用して比較的自由に働ける環境があります。コアタイムなしのフレックス勤務制度があるので、子育て・介護などとの両立もしやすくなっています。

人気企業で働きたい!JR東日本の就活対策

JR東日本の選考は倍率も高く厳しいものとなっています。そんなJR東日本で内定を得るためにおすすめの就活対策をご紹介します。

GD対策を行ってリクルーター面談を目指す

JR東日本の選考では1時間半程度のGDがあります。内容はJR東日本の事業に関連するものですが、内容よりもチームの中での立ち振る舞いが評価対象となっているようです。GDで評価された場合は、リクルーター面談に進むことができるため、独りよがりにならず人に話を振ったり、よく話を聞くことを意識しましょう。

志望度を示す

JR東日本の選考は一次面接の倍率が高いと言われています。入社だけでなく、長く働き続ける意思も重視されるため他の企業に比べて志望度が重視されます。経験に基づいた志望動機と入社してからやりたいことを具体的にしておきましょう。

最後に

JR東日本は首都圏をエリアとしているため、JR各社の中でも人気が高く就職難易度も高い企業です。選考は志望度に関しての深掘りが多いため、自己分析や事業研究を行いましょう。

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