IT業界の大手ランキング!代表的な企業の特徴を解説

一括りにIT企業といっても通信やソフトウェアなどさまざまな領域があります。それぞれの領域にはどのような大手企業があるのでしょうか。この記事ではIT業界の分類を紹介したあと、IT企業大手をランキング形式で紹介します。

目次

IT企業

はじめにIT業界の分類を簡単に紹介します。分類ごとに扱う商材や仕事内容が違うためまずは全体像を把握することが重要です。

ハード業界

ハードとは「ハードウェア」の略で、パソコンやキーボード、マウス、モニターなどの物理的な機器を指します。パソコンの周辺機器に限らずスマートフォンなどを作っている企業もハード業界に含まれます。

海外企業の台頭や高齢化・人口減少の影響で国内のハード業界市場は縮小傾向となっています。

ソフトウェア業界

ソフトウェアとは、パソコンやスマートフォンを動かすためのプログラムのことです。図表作成ソフトやデータ分析のソフト、経営管理ソフトなど多岐に渡ります。

IoTの普及によりITが身近になったことでソフトウェア業界も拡大しています。

通信業界

通信業界は、パソコンやスマートフォンでインターネットを使う際の通信サービスを提供している業界です。携帯電話会社などの通信キャリアがイメージしやすいでしょう。

長く寡占状態であった携帯キャリアですが、2020年に政府からの「携帯料金値下げ」要請により、大手3キャリア以外も参入しています。

情報処理サービス業界(SI)

情報処理サービス業界は、システムの企画・設計・開発などを行う業界です。就活をしていると「SIer」という言葉を聞くことがありますが、これは情報処理サービス業界になります。SIとはシステムインテグレータの略で、SIを行う企業という意味で「SIer」は使われています。

インターネット・web業界

インターネット・web業界はその名の通り、インターネットを経由して商品やサービスを提供する企業です。通販のECサイトなどもここに分類されます。他にもSNSやWeb広告などがあります。

大手IT企業一覧

次にそれぞれの業界の大手企業を紹介します。

ハード業界
Apple
Google
富士通
東芝
日立 

ハード業界が縮小傾向なこともあり、ハードのみを扱っている企業は少なくITコンサルティングや検索エンジンなど別の事業も行っている企業が多いです。

ソフトウェア業界
日本オラクル
NTTデータ
オービック
トレンドマイクロ

ソフトウェア開発において、コンサルティング、要件定義、開発、テストなどを社内で一貫して行うため規模の大きい企業が多い傾向があります。

通信業界
NTT
ソフトバンク
KDDI
楽天

情報処理サービス業界(SI)
NTTデータ
日本IBM
伊藤忠テクノソリューションズ
富士通
SCSK

インターネット・web業界
楽天
エムスリー
ZOZO
Yahoo!

いくつかの企業が重複していることからも分かる通り、IT企業の分類は明確に分けられるものではありません。1つの企業で複数の事業を行っていることもあるため、気になる企業はきちんと企業研究を行いましょう。

IT企業ランキング

IT企業を平均年収、売上高に注目してランキングを作成しました。

平均年収ランキング

キャリハイ転職が実施した【2022年最新】IT企業ランキング(https://www.recme.jp/careerhigh/entry/it-company)から日本の平均年収ランキングを紹介します。

IT業界は別の業界に比べて平均年収が高い傾向にあります。そのなかでも1位となったスクウェア・エニックスはエニックスとスクウェアが合併した大手ゲーム会社です。国内に留まらず世界中に人気があるゲームを生み出しています。

売上高ランキング

NTTはNTTグループの持株会社です。光回線や法人電話などのインフラ事業を主力としています。2位のソニーグループはカメラやスマホ以外にもエンタメにも強みがあります。

最後に

IT業界は分類が複雑で難しいです。そのためイメージだけで就活を進めてしまうと入社してからギャップに苦しむことになります。選考を受ける前にイベントやインターンを通じて企業分析を進めましょう。


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