東洋エンジニアリング【内定者のES(エントリーシート)&本選考レポート】

内定者のエントリーシート&選考レポートを参考に、内定を勝ち取りましょう!
ESに加え選考フロー、選考アドバイスも見ることができます!
内定者のES一覧

東洋エンジニアリング

東洋エンジニアリング 2022卒 建設エントリーシート

志望動機を、仕事を通じて将来実現したいこと、及び、職種やキャリアに関する希望を交えて記述してください。改行はしないでください。(800文字以内)

「多様な価値観を理解しつつ世界中の人と協力することで、世の中に新たな価値を創造したい」というのが私の夢です。私は新しいもの好きで、これまでの人生でも色々なことに興味を持ち積極的な挑戦を繰り返してきました。そして大学時代の留学経験から、自分とは異なる文化や価値観を持つ人々に興味を持ち、未だ自分が知らない世界を自分の目で見て感じたいという思いを抱きました。その後の度重なる海外への一人旅では、単に観光するだけに留まらず観光地ではない場所に行き現地の人に会話やインタビューを行うことで、人々の暮らしや文化をより深いレベルで理解することに努めてきました。このような経緯から貴社の①幅広いプロダクトラインを有し自分の挑戦するフィールド選択の幅が広い点、②グローバルな環境下で多種多様なバックグラウンドを持つ人たちと仕事が出来る点に強い魅力を感じております。多くの仲間と協力し合いプロジェクトを成功に導く感動を味わいたいです。また、③若手のうちから裁量を持って仕事が出来る点も貴社を志望する理由の一つです。貴社でなら、外国人とのコミュニケーションや新しい環境や課題に挑戦することを苦にしない自分の特性を活かしながら、エンジニアリングを通して世の中に新たな価値を創造する仕事が出来ると考えます。職種に関しては「工事」を希望します。巨大なスケールのプラント建設に一番現場に近いところで、完成に至るまでの各工程に携われることに魅力を感じているからです。また専門知識だけではなく、判断力や意思疎通能力などの多岐に渡る能力が要求されるので、大きなやりがいと自己の成長に繋がると考えます。そして、将来的にはプロジェクトをマネジメントする側に立ちたいと考えています。工事の仕事で培った現場での知識を基に全体を取りまとめて、より広範で総合的な能力を駆使しながらプラントの建設を行い、貴社そして社会に貢献したいと考えます。(798文字)

入社20年後のキャリアイメージとして近いものを2つまでお選びください。

プロジェクトマネージャー コンストラクションマネージャー/フィールドマネージャー

趣味、特技、あるいはそのどちらにも当てはまらないが継続している活動・習慣など(部活・アルバイトなどを含めても構いません)を複数ご記入ください。(100文字以内)

趣味は洋画鑑賞です。息抜き、名作との出会い、英語のリスニングを目的として月に5~10本ほど観ています。また幼少期からスポーツ全般得意で、中学高校ではバスケットボール、大学からはテニスに熱中しています。(100文字)

【エピソード ①】これまで、あるいは現在進行形で、成果の有無に関わらず力を注いだこと、大きな困難・障害に立ち向かったこと、大きな決断・選択をしたことなどの詳細を、具体的な事例を交えて記述してください。また、そこで得た気づき・学び、あるいは失ったことなどを記述してください。(400文字以内)

日本人一人の少人数ツアーで言語の壁を乗り越えて良好な関係性を築いたこと、これが「大きな困難・障害に立ち向かったこと」です。オーストラリアでの留学中、世界各国から参加者が集まるという3日間の10人限定ツアーに申し込みました。参加者の中では一人だけ英語力が低く、聞き取りの面では難しい単語やスラングなどの言い回しを理解出来ず、一方私が話し始めるとスピードが遅く会話が止まってしまうという状況でした。周りの輪に入れず、正直精神的にも辛いと感じました。しかし、ここで恥ずかしさを捨て勇気を出さなければ後悔するし今後成長出来ないと思い、明るく積極的にコミュニケーションを図りました。その結果、ツアー参加後も連絡を取り合い、来日した際には都内を紹介するなどもして、現在も良好な関係が続いています。この経験から「どのような状況でも前向きに積極的な行動力を見せることで、思わぬ良い結果が得られる」ことを学びました。(399文字)

【エピソード ②】これまで、あるいは現在進行形で、成果の有無に関わらず力を注いだこと、大きな困難・障害に立ち向かったこと、大きな決断・選択をしたことなどの詳細を、具体的な事例を交えて記述してください。また、そこで得た気づき・学び、あるいは失ったことなどを記述してください。(400文字以内)

大学から新たに始めたテニスで経験者に勝ちたいと努力を積んだこと、これが私の「力を注いだこと」です。所属していたサークルは中学高校から経験のある実力者ばかりでした。やるからには何事も本気で上を目指して取り組みたいと考える私は、サークル活動以外にもテニススクールや都内コートでの自主練習に励みました。練習では常に自分より強い相手と試合を行い、敗戦しても何が足りないのかを技術面・メンタル面から徹底的に分析して、次こそは勝つと挑戦し続けました。このような努力を積み重ねた結果、100人を超えるサークルメンバー中13人しか選ばれないレギュラーの座を唯一人初心者で勝ち取ることが出来ました。このように「目標に向かって精進する過程で、自身を分析し改良点を見つけ、行動に移すことの繰り返しにより確かな成長を実現出来ること」を学びました。仕事上で困難に遭遇しても、この経験を基に前向きに解決に取り組みたいと考えます。(400文字)

設問、回答6以降

論文のテーマに関する内容を記述してください。(600文字以内) 近年、メチルシクロヘキサン(MCH)をはじめとする水素キャリアは遠隔地からのエネルギー輸送の媒介として利用が広がり始めています。水素キャリアを用いた水素輸送では、水素の利用時に触媒反応を用いて水素キャリアの脱水素反応を行う必要があります。より大規模での水素利用が予見されるなか、より高速・安価・選択的に水素を取り出す触媒が求められます。従来では、活性の高い Pt 系合金をアルミナなどの酸化物担体に担持した触媒が用いられていますが、担体酸点上での副反応、貴金属(Ptなど)の使用による触媒価格の増加が懸念されています。水素の高速製造のためには活性金属の高密度化が鍵となりますが、金属の担持量の増加に伴い金属粒子径は増加しやすく、活性低下を招きます。 一方、当研究室ではイオン交換樹脂を前駆体として用いることで、金属を高密度かつ微粒子状態で炭素担体に担持することに成功しています。炭素担体は活性点をもたないため副反応を起こしにくいという利点があります。これまでに本手法を用いて調製した Pt-Sn@C 触媒を用いてMCHの脱水素反応を行い、実用レベルの 5 倍の水素生成速度を達成しました。しかし、貴金属を多量に使うといった問題は解決されていません。 したがって、本研究では、卑金属系で脱水素反応に比較的高い活性を示す Ni、Ni系合金を対象にMCHからの高速水素生成に取り組んでいます。(567文字)

内定者プロフィール

会社名東洋エンジニアリング株式会社
学校名東京工業大学
学部系統物質理工学院
職種建設
卒業年度2022
内定日2021年3月29日

選考フロー

ES(締め切り1週間後くらいに結果連絡) 一次面接(GD)(1週間後くらいに結果連絡) 二次面接(5日後に電話で結果連絡) 最終面接(3日後に電話で結果連絡)

面接、ES作成にあたり頑張ったこと、工夫した事

志望動機や希望職種について、競合他社との比較や、なぜ大学での専攻とは異なる建設の職種を希望したのかについては、しっかりと答えられるように回答を準備した。

就活生へのアドバイス

将来のマネジメント力に繋がるチームでの経験が非常に重要視されていると感じた。チームでのリーダーシップを発揮した経験などを、深堀されても問題ないレベルで話せるように準備しておく必要がある。

東洋エンジニアリング 2018卒,事務系総合職内定者エントリーシート

志望動機を、仕事を通じて将来実現したいこと、及び、職種やキャリアに関する希望を交えて記述してください。(800文字以下)

仕事を通して、多くの人々に豊かな暮らしを提供できる事業内容に惹かれ、貴社で働くことを志望をしている。私には、将来の仕事を通じて、世界中の人々が住む場所にかかわらず豊かな生活を送ることができる社会をつくりたいという想いがある。現在の世界は国や地域間の格差が大きく存在しており、日々の生活に不便さや不満を感じ続けている人々が多くいる。私はそれを、昨夏に体験したミクロネシア連邦のヤップ島での2か月間の生活において体感してきた。私が暮らした村は、水道やガスといった生活インフラが整っておらず、同じ21世紀とは思えない生活が営まれていた。日本では考えられないインフラの絶対的な不足を目の前にした私は、自らの手でそのような状況を改善し、人々に豊かな日常を提供できる社会人になりたいと決意した。そして、それはプラントエンジニアリング業界においてこそ、可能なのだと考えている。
そのため、私が貴社に入社した暁には、世界中に貴社の技術の結晶を届けるために、プラント営業やインフラ営業を担当したい。生来人懐っこい私は、営業として数多くの顧客との信頼関係を築けると考えている。また、私は学生時代に地域活性化を目的とする学生団体の代表を務めて新規事業を立ち上げた経験等から、関係者との交渉力や、柔軟な思考力、一貫して物事に取り組む力を養ってきた。国籍も立場も違う多くのステークホルダーとともに一つの大きなプラントを造り上げる貴社の仕事において、これらの力を発揮できると考えている。
貴社は同業他社に比べ肥料・上下水道・食品など幅広いソリューションを持ち、また海外における事業のパイオニアである。世界中の国々に豊かな生活のできるインフラを届けたいという私の想いは、提供するソリューションの幅広さと海外展開に強みを持つ貴社でしか叶わない。私は貴社の一員となり、高い技術と志で真に世界に貢献できるビジネスマンになりたい。

エンジニアリング業界の他に就職先として検討している業界があれば、業界名を記述して下さい。(80文字以下)

商社、エネルギー開発、海運

【エピソード ①】
これまで、あるいは現在進行形で、成果の有無に関わらず、力を注いだこと、大きな困難・障害に立ち向かったこと、大きな決断・選択をしたことなどの詳細を、具体的な事例を交えて記述してください。また、そこで得た気づき・学び、あるいは失ったことなどを記述してください。(400文字以下)

所属する学生団体において、組織の代表として新規事業立ち上げを成し遂げた。団体は12年前の設立以来、新潟県の中山間地域にて高齢者を対象にした活性化活動を行っていたが、年々活動が縮小し、団体の存続が危ぶまれる状態に陥っていた。状況を打開するため、私は新たな側面からの活性化活動を行う方針を示し、地域の活性化ニーズが何なのかを探った。すると、地域の未来を担う子供たちの進学先の単一化や進学率の低下が地域の課題として存在することが分かった。そこで、私たちは「子供たちの視野を広げる」という目標のもと、

現地の行政や企業を巻き込み、小中高校生対象の教育支援事業を立ち上げた。事業を行った結果、実際に参加した子供たちの学力や進学率の向上といった成果が得られ、地域の未来を活性化する礎を築くことができた。また私はこの経験から、難題であっても様々な人と協力し、一貫して取り組むことによって、達成へと導けることを学んだ。

【エピソード ②】
これまで、あるいは現在進行形で、成果の有無に関わらず、力を注いだこと、大きな困難・障害に立ち向かったこと、大きな決断・選択をしたことなどの詳細を、具体的な事例を交えて記述してください。また、そこで得た気づき・学び、あるいは失ったことなどを記述してください。(400文字以下)

大学一年次からインターンとして所属するプロフットサルクラブにおいて、広報部門に所属して成果を上げてきた。以前、私がクラブに加入した際の広報部門はうまく機能しておらず、クラブの掲げる「フットサル日本一」という目標に対して貢献できていなかった。状況の改善のため、私は部門内の効率化を図ると同時に、「日本一の年間入場者数を達成する」という目標を広報部内で掲げる提案をした。その提案が認められた次年度において私は、新規顧客を開拓し、新たな広報策を模索する役割を担った。元来、人懐っこい性格の私は、多くのファンやスポーツ関係者との信頼関係を築き、必要な情報や顧客ニーズを聞き出すことに成功した。それらに応じた的確かつ新たな企画を年間を通して実行した結果、クラブ人気は向上し、年間観客動員数の大幅増を達成した。ここから私は、自ら考えて微力ながら行動することで「日本一」という壮大な目標にも近づけることを実感した。

自身の得手・不得手/得意・不得意なことについてそれぞれ記述してください。(250文字以下)

私の長所はあきらめずに物事に取り組む姿勢であり、インターンや学生団体での日々の活動ではもちろん、趣味である登山やサイクリングにおいても、雪山登山に挑戦したり、単独での1000キロツーリングを敢行するなど、常に自らに困難な目標を設定し、それをやり抜くように行動している。一方で短所は、物事を熟慮する以前に行動してしまいがちなところで、例えば学生団体での活動において、先の見通しが甘いままで始めた事業がすぐにうまく進まなくなり、結果として計画そのものの再考が必要になったという経験がある。

卒業論文(修士課程の方は修士論文、博士課程の方は博士論文) 所属している学科・研究室等で学んだこと、または卒業論文について、すでにテーマが決定している場合にはそのテーマ、内容について記述して下さい。また、テーマが決定していない場合には、どういうテーマについて研究したいと思うか、またそれは何故かということについて記述して下さい。

テーマ(50文字以下)
江戸後期から明治期における日米外交史(予定)

内容 800文字以下
グローバル化する時代において、自らの国の歴史を知った上で社会人になりたいと考え、また「温故知新」という言葉が表すように、過去を学ぶことで、現在そして未来を長い目で見通すことができると考えて専攻を決めた。高校生の頃から日本と諸世界との外交や貿易関係に関心があり、現在のそれらの原点である明治期の日本と外国のかかわりを学びたいと考えていた。その上で、現在の日本にとって最も重要な同盟国であるアメリカとの関係史に興味を持った。卒業論文においては、江戸時代後期から明治時代にかけての日米関係史を通史的に扱おうと考えている。具体的には、18世紀末に初めてアメリカ国籍の民間人が日本に上陸してから、日露戦争後に日米通商航海条約が改正されるまでの、日米関係の黎明期における二国間の外交交渉や民間貿易の歴史をもとに、両国の国力の変化や、その背景にある双方のイデオロギーや社会背景の変化の過程を研究している。日米両国関係の始まった1791年、アメリカは成立したての国家であり、国土も経済も発展途上にあった。この時に限って言えば日本の国力はアメリカと同等もしくは少し上だったとも考えられる。しかし、それからアメリカは急速に大国へと発展し、自らの国益のために継続的に日本に外交関係樹立を求めてくる。日本はそれを国益ではなく儒教的観点から拒否し続け、最終的にはアメリカの軍事力に屈することとなった。このとき、初の接触から条約改正まで、自由主義という国家的価値観で一貫しているアメリカに対し、日本は儒教的思想に基づく国家から、西洋的合理主義を標榜する国家へと、大きなイデオロギーの変化を経験しつつ、外交方針を様々に変えながら対応した経緯がある。このように、表面的な史実をたどるとともに、そこにはどのような背景の変化があったのかという点を、民間貿易の分野や個々の条約締結の場面など、多くの史実に関して解き明かしたいと考えている。

内定者プロフィール

会社名東洋エンジニアリング株式会社
学校名早稲田大学
学部系統文学部
職種事務系総合職
卒業年度2018年
内定日2017年4月28日

選考フロー

説明会参加→webテスト(GAB)→筆記試験→グループディスカッション→一次面接→最終面接

面接、ES作成にあたり頑張ったこと、工夫した事

他のプラントエンジニアリング企業ではなく、東洋エンジニアリングを志望する理由を明確にしていった。 ESはとにかく長く、またこの文章に沿って面接がされるので、丁寧に書いた。

就活生へのアドバイス

他の業界に比べて選考が早いため、他の就活生に先駆けて対策をしておくことをお勧めします。 なかなか普通の生活をしていると知らないようなビジネスをしている企業なので、インターンやOB訪問、説明会などを駆使して情報を集めることが有効だと思います。

東洋エンジニアリング 2018卒,事務系総合職内定者エントリーシート2

志望動機を、仕事を通じて将来実現したいこと、及び、職種やキャリアに関する希望を交えて記述してください。(800文字以下)

私が貴社を志望する理由は、世界中の誰にでも誇れるモノづくりができる、自分にしかできない大きな仕事ができる、という私の就職活動の軸に合っていると感じたからです。私は、将来仕事人生を終えた時、「自分がこのように会社や世界に貢献し、それは自分がいなければ成しえなかったことであった、自分だからできた」と胸を張れる人でありたいと思っています。
貴社のインターンシップに参加させていただいた際、入社わずか数年目の社員の方が、グーグルマップを用いて「この間までここで杭を打っていました、これからこの土地はプラントに生まれ変わります、長い間この地域に貢献し続けます。」とおっしゃっていて、こんなに若いうちから、地図に残るような、かつ継続的に社会に貢献できる巨大なモノづくりができるのかと衝撃を受けました。
プラントを作るために、自分が欠けたら完成しない、逆に自分がいるから今こうやって作業が進んでいるんだ、完成したらこんなに社会が変わるんだ、と人からの期待や使命感を実感しながら仕事に打ち込めるということに魅力を感じています。
それを実現するために、私はアドミニストレーターやプロジェクト経理といった部門で、より現場に近い、プロジェクトを遂行する部門に携わりたいと思っています。私が描くキャリアは、入社して若いうちに経理として会社を経営するうえで重要な数字や知識を身に着けたうえで、プロジェクトという小さな会社に匹敵するものにそれを活かしていきたいです。しばらくプロジェクトにかかわった後、最後は人事や広報に関する職種につきたいです。インターンシップで貴社の魅力やプラントへの想いを知り、とても圧倒されたことを鮮明に覚えています。プラント業界自体を知らない人も数多くいる中、今度は私が仕事を通じて感じたプラントの魅力を伝えていきたいと思っています。

エンジニアリング業界の他に就職先として検討している業界があれば、業界名を記述して下さい。※改行せずに記入ください。( 80文字以下)

重工、重電、海運

【エピソード ①】
これまで、あるいは現在進行形で、成果の有無に関わらず、力を注いだこと、大きな困難・障害に立ち向かったこと、大きな決断・選択をしたことなどの詳細を、具体的な事例を交えて記述してください。また、そこで得た気づき・学び、あるいは失ったことなどを記述してください。(400文字以下)

高校最後の大会であるインターハイ予選で、初戦敗退を喫したことです。本来この大会より前に引退が決まっており、先生からの勧めもあって後輩が出場するはずの学校枠をいただいて出場した大会でした。部長の私が、様々な想いを一身に受けて試合に臨み、無残な結果となりました。大会後、先生やコーチから「私の指導不足と強く感じています、ごめんね」と言われたとき、私はなんてことをしてしまったのだろうと激しく自分を非難したことはいまでも鮮明に覚えています。当時周りの友達は部活の引退を迎え、受験勉強に勤しんでいました。私は最後の大会を前に不安を覚え、

部活に集中しきれないことが続きました。そのわずかな想いのブレによって、こんなにも期待を裏切ってしまうことになるのだと痛感した出来事でした。また、大学で体育会に所属する決意を固めた出来事でもありました。「恩」と「期待」を絶対に忘れない、これが私の揺るぎない芯となりました。

【エピソード ②】
これまで、あるいは現在進行形で、成果の有無に関わらず、力を注いだこと、大きな困難・障害に立ち向かったこと、大きな決断・選択をしたことなどの詳細を、具体的な事例を交えて記述してください。また、そこで得た気づき・学び、あるいは失ったことなどを記述してください。(400文字以下)※【エピソード ①】とは異なるもの

大学の体育会での主将の経験と、11年ぶりの昇格を成し遂げたことです。15名の部員を鼓舞し引っ張ってきた私ですが、夏合宿後から大会前まで不調に陥り、校内外ほぼすべての試合で勝てなくなってしまいました。追い打ちをかけるように部員の遅刻などが相次ぎ、勝てない自分を棚に上げ部を律することの苦痛は想像以上でした。
皆の前では決して態度に出さないようにしていましたが、こんな私を気にかけてくれた部員が学年問わず何人もいました。その際に、私は一人で部のすべてを背負おうとしていたことに気づきました。団体戦とはチームで勝つべき戦いです。チームの長は完璧でなくていい、仲間を頼り、チームを作り上げる役割だということを、再認識しました。このことで肩の力が抜けたのか、大会では5戦全勝、そして昇格という最高の形で終えることができました。めったにすることのできないこの経験は、私が困難に挑戦する際の糧となると確信しています。

自身の得手・不得手/得意・不得意なことについてそれぞれ記述してください。(250文字以下)

得意なことは、周囲を見渡しその組織に足りない役割を担うことです。これはいくつかのインターンシップに参加し、他者からのフィードバックがそれぞれ著しく異なることから気づいたことです。周りを見ることは昔からしており、組織に合った役割を地道に遂行し続けることが得意です。逆に、アイディアを出し続けたり画期的な方法を思いついたりといった、新規性に富む発想は不得意です。これは、私が自身の経験に照らし合わせて物事を考えたり、既存の方法にとらわれたり、周りの環境に依存しやすいという性格からきていると思っています。

卒業論文(修士課程の方は修士論文、博士課程の方は博士論文) 所属している学科・研究室等で学んだこと、または卒業論文について、すでにテーマが決定している場合にはそのテーマ、内容について記述して下さい。また、テーマが決定していない場合には、どういうテーマについて研究したいと思うか、またそれは何故かということについて記述して下さい。(テーマ50文字以下、内容800文字以下)

テーマ:
インターネットショッピングにおける、時系列分析を用いた消費者別購買サイクルの発見
内容:
私のゼミではマーケティング・サイエンスという、ビッグデータを、統計学を用いて分析し科学的根拠の下で効果的なマーケティング意思決定を打ち出す学問を勉強しています。私が今考えている研究は消費者を適切な形でグルーピングし、その特徴毎にネット上での購買行動のサイクルを、商品カテゴリ毎に時系列分析を用いて明らかにし、顧客のグループごとに適切な時期に適切なマーケティング施策を打ち出すこと、またその購買を予測することを目的とした研究です。 このテーマにした理由は、①ECサイトが近年の急激なネットシステムの普及に伴い新しい購買の形を築きつつあるものの、ネットショッピングに関する研究は実店舗購買の研究よりまだまだ少ないため、新しい購買形態における発見という新規性に研究価値があること。②実務では例えばアマゾンのように顧客の購買履歴からおすすめを提示する「リコメンダシステム」が取り入れられており、ネットショッピングでの顧客への訴求はこれを利用したものが多いが、現状それにばかり頼っており、どういうスパンでネットショッピングを利用するのかについてわかればより確実に効率よく訴求を行うことができるという効率化につながること、という2点があげられます。
この研究を行うことで企業側には、無駄な広告費の削減、出品者における在庫管理の効率化、顧客のターゲティングの容易化といったメリットがあげられます。消費者側には、ほしいと思った時を逃さずに有益な購買情報が手に入れられる、在庫切れによる機会損失がなくなるといったメリットがあげられます。
「数字は現代において絶対的な根拠になりうる」ということを私はこの学問を通して学んでいます。なぜそう言えるのか、という問いに圧倒的な説得力を付随させて説明できるようになるために、また、苦手分野である「新規性」への取り組み方を学ぶため、この研究を頑張っていきたいです。

内定者プロフィール

会社名東洋エンジニアリング株式会社
学校名横浜国立大学
学部系統経営学部
職種事務系総合職
卒業年度2018年
内定日2017年5月11日

選考フロー

ES、WEBテスト提出(3月前半まで)→独自筆記試験、グルディス(3月)→面接(学生1:社員2)→最終面接(学生1:社員4)→内々定

面接、ES作成にあたり頑張ったこと、工夫した事

ESの分量が他社の比ではないため、このESを完璧に仕上げてから他社へ応用するほうがいい。だらだらと長くなりすぎないように、結論ファーストで、点で文をつなげるよりしっかり1文で言い切ったほうが読みやすい。面接ではESを基に話を膨らませていくため、一番伝えたい部分への伏線をはり、面接で突っ込んでもらえるようにしておくと面接がうまく運びやすく、忘れずに言いたいことを伝えられるのでここで手を抜かずしっかり熟考するのが大切だと思う。

就活生へのアドバイス

ESに力を入れるべき!周りの早慶レベルの友達もESの段階でほとんどが落とされたため、学歴フィルターなどはほぼ関係ないとみていい。逆に地方国立や、あまり名前を聞かない私立も7,8人くらい(25人中)はグルディスで見かけたので、正々堂々実力で勝負しに行けるのはいいところだと思う。また、ES締切がかなり早いので注意。逆にここをしっかり書いてしまえば後の企業のESはチョロくなるので余裕が生まれる。しっかりESに臨むべき。


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