なんと、フロアボール元日本代表選手だったという倉田さん。
引退後にぶち当たった壁は「熱中するものがなくなった」喪失感。人材業界に身を転じ、現在は育児とスタートアップ勤務を両立させている彼が、再び「やりたいこと」を見つけるまで。その過程には一体何があったのか。
倉田さんが大切にしている価値観やBeyond Cafeへの熱い想いを伺いました。
日本代表選手を引退。「熱中できること」を探し続けた
僕は「若者が自分らしい意思決定をして、人生を豊かにしてほしい」と思っています。若者の意思決定において大きなターニングポイントは「就活の時期だ」と僕なりに考えたんですよね。
実は僕、25歳までマイナースポーツのプレーヤーだったんです。引退したとき、一体何に熱中すればいいのか見出せず悩みました。この経験を通して、僕よりも若い人たちにはそのような想いをせず、「自らの能力や価値観を最大限に活かして社会でも活躍してほしい」と思うようになりました。
2019年頃、「僕のやりたいことは本当に人材紹介業なのか」と考えたとき、「若者にとってよりよい人生やキャリア選択となるように、就活だけでなくキャリア教育をしていきたい」と思いBeyond Cafeへの入社を決意しました。
仕事のやりがいや、大切にしていることはなんですか?
関わった学生さんが彼ら自身の可能性を感じ、自分らしい人生選択となったときはやりがいを感じますね。また、学生さんの入社後に「この会社に入れて本当によかったです!」「仕事にやりがいや充実感を得られています!」といった声を聞くとより嬉しいです!
仕事で大切にしていることは、3つあります。
・学生さんと真剣に向き合うこと
・学生さんの可能性を広げてあげること、見つけてあげること
・嘘や偽りなく、本音で伝えること
非常にシンプルではありますが、人の人生選択に関わる仕事ですので基礎を徹底するようにしています。
今後の目標や実現したいこと、チャレンジしたいことはなんですか?
直近1年の目標としては、まずは組織の目標を必達させたいですね。
想いだけを強く持っていても、成果がなければ世の中に対して何もインパクトを与えることができないと思うんです。ロマンとそろばんをしっかりと両立させたいです。
中長期的に考えていることとしては「キャリア教育×〇〇」、キャリア教育とスポーツ・親を掛け合わせて何かできたらと漠然に考えています。まず、僕も経験してきたこともあり、スポーツは、ビジネスに近しい要素を持ち合わせた競技が多くあると思っています。ですが、スポーツの経験をビジネスに置き換える方法が分かりにくい学生さんは多くいらっしゃると思いますし、それを伝えられる指導者も少ないと思うんですよね。
スポーツでプロの領域を目指しても、メジャースポーツにおいては99.9%実現できないといわれています。0.01%に当てはまる選手ためだけではなく、99.9%の選手たちが持っている可能性・能力を可視化してビジネスで活躍できるように何かできたら、と考えています。
最後に、僕も二児の父であることから、親として子どもが自律して自らの意思で突き進めてやり抜ける力を養うために、キャリア教育を含めた育児をしていきたいと思っています。僕がこれまで面談を担当した学生さんのバックグラウンドを伺っていると、家庭環境は今後の人生に大きく左右されていると強く感じるんです。
子どもたちが自分の意思で強く生きていけるようにな関わりを通して、僕自身も社会に何かを発信できるようになりたいですね。
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