学生と社会人の違いはどんなことだと思いますか?就活の面接で聞かれたり、GD(グループディスカッション)のテーマとなることもよくあるので、一度自分なりに考えてみるといいでしょう。
ここでは、学生と社会人の違いをご紹介します。面接で聞かれたときの答え方のポイントや、回答を考えるときに注意すべき点などについても解説します。

- ・学生と社会人の違い
- ├責任の重さが違う
- ├時間や締め切りに対する意識が違う
- ├人間関係の重要性が違う
- ├正しい言葉遣いが求められる
- └主体性が求められる
- ・回答を考えるときのポイント
- ├質問意図を理解しておく
- └企業が求める人物像を意識する
- ・注意すべきポイント
- ├ネガティブなことばかり言わない
- ├オリジナリティがあると好印象
- └体験談を盛り込もう
- ・「学生と社会人の違いは?」に対する回答の例文
- ・さいごに
学生と社会人の違い
責任の重さが違う
学生であれば飲み会翌日の授業に遅刻したり欠席したりすることがあっても罰を受けることはありませんが、社会人になるとそうはいきません。遅刻や欠勤が多いと、非常識とみなされ信用を失うことになります。
個人のたった一度の無責任な言動が、会社全体のイメージを悪くしてしまうこともあります。自分の行動=会社の代表としての行動であることを意識して、恥ずかしくない振る舞いをする必要があるのです。
社会人としての責任の重さを自覚していることは、節度ある対応・態度がとれるという信頼感にも繋がります。
時間や締め切りに対する意識が違う
学生時代は授業に数分遅れても許されることが多かったと思います。レポートの提出期限がすぎていても受け取ってくれた先生もいたでしょう。
しかし社会人になるとそうはいきません。時間厳守は社会人の基本マナーの一つで、1〜2分でも遅れたら遅刻とみなされ評価が下がる可能性が高いと覚えておきましょう。
社会人になれば、約束の時間や納期はしっかり守ることが求められます。「自分が受け持っている仕事は責任を持って期限内に終わらせる」という意識が必要です。
人間関係の重要性が違う
学生のうちは、嫌いな人や苦手な人には必要以上に関わらずフェードアウトしたり、なるべく会わないようにしたりすることもできたと思います。
しかし社会人になるとそうはいきません。上司や同僚が苦手なタイプだったり、取引先の人が嫌いだと思っても、避け続けることは不可能です。嫌いな人や苦手な人ともうまく付き合う努力が社会人には求められます。
正しい言葉遣いが求められる
学生のときは同世代の人と話すことが多く、タメ口や若者言葉を使っても問題ありません。 しかし、社会人になると同世代以外の人と話すことが多く正しい敬語を使えることが求められます。
ビジネスの場で正しく敬語を使うことができないと、それだけで相手からの印象が悪くなってしまいます。学生のうちから正しい敬語の使い方を練習しておくといいでしょう。
主体性が求められる
学生時代は先生や教授がやるべきことを指示してくれますが、社会人になると自ら考え動くことが求められます。いつまでも支持されるのを待っていると、「やる気がない」「主体性がない」とみなされ評価が下がってしまうでしょう。
回答を考えるときのポイント
質問意図を理解しておく
面接官や採用担当者はこの質問に対する回答から、その学生にもうすぐ社会人になるという自覚がどれだけあるか、どれぐらい覚悟ができているか、を見極めたいと思っています。
「正確に違いを理解しているか」「どれだけたくさん答えられるか」などは問題ではありません。社会人としての自覚を持つことの大切さや、責任をしっかりと理解していると感じさせる回答を心がけましょう。
企業が求める人物像を意識する
「学生と社会人の違いは何か?」の回答からは、学生の価値観が読み取れます。「働く際にどんなポイントを重視しているか」「仕事や会社をどのようにとらえているか」を知るために面接でこの質問をしたり、GDのテーマにしている企業もあります。
価値観が合いそうか、企業の文化に馴染めそうかなど、企業と学生の相性を確かめる判断材料としている可能性も高いです。企業の雰囲気や企業が求める人物像をリサーチして、回答を考える際にも意識しておくといいでしょう。
注意すべきポイント
ネガティブなことばかり言わない
「自由な時間がなくなる」「人間関係のストレスが増える」など、ネガティブなことばかり話さないようにしましょう。「社会人になることにいいイメージを持てていない」「働くことに消極的」といった印象を与える恐れがあります。
学生と社会人の違いをできるだけポジティブな視点でとらえ、楽しみなことや自身の成長につながるようなことを話せるといいでしょう。
オリジナリティがあると好印象
ありきたりな答えだと、採用担当者に「よくある答えだな」と思われ印象に残ることはないでしょう。独創的な回答や説明ができると印象に残りますし、他の学生に差をつけられます。
体験談を盛り込もう
詳しく説明する際に、実体験を盛り込むと主張の説得力が高まります。アルバイトやインターンシップの体験は、学生と社会人の違いを理解できたきっかけとして使いやすいです。経験から感じた「学生と社会人の違い」を伝えられると、より良い答えになるでしょう。
「学生と社会人の違いは?」に対する回答の例文
インターンシップの体験談を盛り込んで「責任の違い」について回答する場合の例文は、次のようになります。
常に責任ある行動を求められるのが、学生と社会人の大きな違いであると考えます。
インターンシップ中はロールプレイングでお客様の問い合わせ対応を体験し、個人の対応に問題があると、会社全体のイメージ低下につながることを実感しました。逆に誠心誠意対応することで、会社のイメージアップに貢献できると感じました。
学生時代は勉強もサークルも学校内での活動が多かったので、大学組織の一員であることを意識することは少なかったように思います。
これからは会社を代表する社員の一人であるという自覚を忘れずに、常に緊張感を持って行動する所存です。
インターンに参加して社会人との違いを知ろう!
さいごに
学生と社会人の違いを理解した上で、「こんな社会人になりたい」というビジョンを描くことも大切です。不安なこともあるかと思いますが、前向きな姿勢で就活に取り組んでいきましょう。
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