【業界研究】繊維商社の現状・仕事内容・就活対策について徹底解説!

繊維商社はアパレル業界とも関係が深いなど学生からも就職先として人気の業界です。専門商社で扱う繊維は衣類品だけでなく自動車などで使用されるものも取り扱います。ここでは繊維商社業界について業界の現状や仕事内容、就職対策などについて解説します。

【業界研究】繊維商社の現状・仕事内容・就活対策について徹底解説!
目次

繊維商社の概要と代表的な企業

繊維商社とは

繊維商社とはその名の通り繊維商品に特化した専門商社のことです。繊維商品と聞くと衣類品などを取り扱うアパレル業界のイメージが強いかもしれませんが、繊維商社が扱う商品はアパレル関係のものだけではありません。

例えば航空機や自動車のシートなどの内装に使われている繊維や、衣料品として使用する繊維など幅広い製品を取り扱っています。どの繊維や素材に強みがあるかは企業によるので、自分が将来携わりたい仕事ができるのか企業研究をすることが重要です。

有名な繊維商社

次に有名な繊維商社について紹介します。繊維商社について調べてる人ならどの企業も一度は企業名を聞いたことがあるかもしれません。

①東レインターナショナル株式会社
東レインターナショナル株式会社は東レグループの商事会社として繊維商品をはじめとする様々な製品とサービスを世界中に提供している企業です。母体の大きい企業ならではの事業の多角化が特徴で、衣料素材や樹脂・ケミカル素材、電子情報材料の取り扱いからアパレル製品の開発まで幅広く展開しています。

②蝶理株式会社
蝶理株式会社とは1861年に京都西陣で生糸問屋として創業した歴史の深い繊維商社です。繊維商品と化学品を中心に取り扱っていて、近年は中国を中心とした海外事業に力を入れています。

③帝人フロンティア株式会社
帝人フロンティア株式会社は旧NI帝人商事と旧帝人ファイバーの統合会社です。衣類品やファッション雑貨などの衣類繊維事業や、工業用繊維や建物に使用される繊維を扱う産業資材事業を展開しています。海外にもグループ会社などの拠点をいくつか持っています。

④豊島株式会社
豊島株式会社は1841年に創業した老舗の繊維商社です。繊維製品の素材事業や衣料品などの製品事業、建設事業を展開しています。自社のアパレルブランドもいくつか展開しています。

業界の現状

繊維業界の現状や傾向について紹介します。今繊維産業で圧倒的に存在感を示しているのは中国です。皆さんが来ている衣類品のほとんどが中国産です。海外での製品の生産が進み、日本の企業も海外事業に力を入れている企業が多いです。

格安の海外繊維の影響で国内は縮小気味

海外の繊維業界、特に中国や東南アジアからでの安価での輸入が進んだことで日本国内の繊維業界は縮小気味になっています。特に中国産の繊維は格安でどのアパレルメーカーも注目しています。その製品の安さによって日本の繊維商社は海外取引で苦しい状態になっています。

衣料品以外の繊維製品へシフト

繊維商社は様々な繊維商品を取り扱っていますが、徐々に衣類品からより需要の高い産業資材系の繊維にシフトしています。例えば航空機や自動車の内装に使われる製品の繊維です。衣類品同様に商社が独自の商品や技術開発に力を入れているところもあります。

仕事内容

繊維商社での仕事内容について紹介します。取り扱っている商品は企業によって異なりますが、他の総合商社や専門商社と似たような職種や仕事内容です。

営業

メーカーの作る製品を必要としている企業に卸すなど、企業間の物流を支えているのが商社の役割です。営業職は自社で商品を取り扱えるようにメーカーの会社に交渉したり、材料そのものを調達するなど様々な仕事が含まれます。

様々な人と接する職種であり、海外展開している企業であれば海外の取引先ともやり取りを行います。多くの人と信頼関係を築くコミュニケーション能力だけでなく、エリアによっては語学力なども必要とされます。  

製品開発

企業と企業をつなげる仕事だけでなく、自社の強みを生かして独自の製品を開発・販売しているところも多いです。なので商社には自社の製品を企画し開発、生産を行うための製品開発という仕事があります。

製品の企画に関しては市場や顧客のニーズを分析し情報収集を行う必要があります。課題発見能力やマーケティング力などが必要となってきます。

研究開発

繊維や素材の研究開発を行います。商品の品質を高め、より低コストで生産できる方法の開発を行うなどが研究職の仕事です。プラスチックなどのケミカル素材を扱っている商社も多く研究開発の仕事は需要も高いです。

企業にもよりますが、研究開発などの研究職は理系の学生限定で募集していることが多く、文系では就けない可能性もある職種です。

繊維商社の仕事の魅力・やりがい

繊維商社の仕事にはどんなやりがいがあるのでしょうか。繊維商社で働くことの魅力をご紹介します。

人々の生活を支えていることを実感できる

繊維商社は原料の開発や調達により、アパレル産業や自動車産業を支えています。アパレルや生活用品などに使われる原料を扱って、商品化されたものが販売されたり実際に使われているところを見ることができるので大きな達成感ややりがいにつながるでしょう。

新しいものを開発できる

繊維業界は競争が激しく、新たな素材や商品の研究・開発にも熱心です。繊維商社の仕事では、新たな素材やビジネスの開発に取り組むこともできるので、何か新しいもの、まだこの世にないものを作り出したいという人はやりがいを感じられるでしょう。

グローバルな環境で仕事ができる

繊維関連のビジネスは新興国が台頭しており、国内の繊維商社も海外との取引が増えています。海外の企業との取引きや海外出張がある繊維商社も多いため、グローバルな環境で働きたいと考えている人には魅力的な職場環境でしょう。

就活対策

繊維商社に限らず商社は就職先として学生に人気の業界です。内定を獲得するためにはしっかりとした就活対策が必要です。

業界・企業研究

業界や企業研究で志望している企業について理解を深めることはとても重要です。商社の事業展開や仕事は幅広いため、入社してからどのような仕事ができるのか確認しておいた方がいいでしょう。各商社の特徴を把握し志望動機を固めるなど、選考に備えましょう。

インターンシップに参加する

インターンシップは業界・企業研究を効率的に行える方法です。繊維商社のインターンシップは説明会形式のものが多いようですが、実際に社内の雰囲気を見れたり、会社で働いている社員の方と直接話すことができるので、企業の雰囲気を知るのに役立つでしょう。

学生に人気の商社であればインターンシップに参加するために選考を受ける場合があります。挑戦の場だと思って機会を有効利用しましょう。

TOEICを取得しておく

繊維商社は工場が海外にあったり、仕入先や販売先が海外であることが少なくありません。海外の工場や取引先を訪問するなどで、海外出張も多いです。そのため英語が堪能であると就活で有利になることが多いです。

海外の工場とのやりとりや、海外出張が多いポジションの場合は英語力は必須です。海外の人と交渉する場面も多いため、留学など海外経験もいい自己PRになります。

英語力をわかりやすくアピールするには、TOEICを取得しておく必要があります。繊維商社で評価されるTOEICスコアの目安は、730〜750点くらいなので最低でもこのくらいを目指してください。

最後に

一言に繊維といっても衣類品から自動車向けの産業用の製品まで幅広いです。将来自分がしたい仕事をどの企業で実現できるか、業界研究やインターンシップを通じて理解を深めましょう。

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