【企業研究】三菱重工業に就職するためには?選考フローや就活情報を解説

三菱重工業は三菱グループの重工業メーカーです。三菱UFJ銀行、三菱商事とともにグループの「御三家」と呼ばれています。三菱重工業に就職するためには徹底的な企業研究が必須です。この記事では企業情報から就職活動対策まで解説します。

目次

三菱重工業とは

三菱重工業は1950年に設立された企業で、東京都千代田区丸の内に本社を置いています。国内68社、海外188社の企業からなる三菱重工グループのリーディングカンパニーです。

三菱重工業の企業理念

三菱重工業では経営理念・ビジョンとして「グループステートメント」「社是」を掲げています。それぞれ紹介します。

グループステートメント
At Mitsubishi Heavy Industries Group, we channel big thinking into solutions that move the world forward - advancing the lives of everyone who shares our planet.

By bringing people and ideas together as one, we continue to pave the way to a future of shared success.

Passionately finding new, simpler and sustainable ways to power our cities, improve infrastructure, innovate manufacturing and connect people and businesses around the globe with ever-increasing speed and efficiency.

This is the power of true harmony.
This is what moving the world forward is all about.
This is today's Mitsubishi Heavy Industries Group.

日本語訳
三菱重工グループは、地球を共有するすべての人々の生活を向上させるために、大胆な発想で世界を前進させるソリューションを提供しています。

人とアイディアをひとつにすることで、成功を分かち合う未来への道を切り拓いていきます。

都市に電力を供給し、インフラを改善し、製造業を革新し、世界中の人々とビジネスをかつてないスピードと効率でつなぐ、よりシンプルで持続可能な新しい方法を情熱を持って見つけ出しています。

これこそ、真の調和の力です。
世界を前進させるとは、こういうことなのです。
それが、今日の三菱重工グループです。
(翻訳:DeepL https://www.deepl.com/ja/translator?referrer=https%3A%2F%2Fwww.google.com%2F)

社是
一、顧客第一の信念に徹し、社業を通じて社会の進歩に貢献する
一、誠実を旨とし、和を重んじて公私の別を明らかにする
一、世界的視野に立ち、経営の革新と技術の開発に努める

事業セグメント

三菱重工業の事業セグメントは「エネジー」「プラント・インフラドメイン」「物流・冷熱・ドライブシステムドメイン」「原子力セグメント」「機械システムセグメント」「防衛・宇宙セグメント」「民間機セグメント」の7つです。500以上の製品を扱っているため、いくつか代表的な製品概要を紹介します。

エネルギー
火力発電、自然エネルギー発電、原子力発電、エンジン発電などエネルギー関連製品を扱っています。

インフラ設備
制御システムや油圧機器、免震装置、サイバーセキュリティなど社会インフラに関する製品を扱っています。

自動車関連
ゴム・タイヤ機械やカーエアコン、パーキングシステムなど自動車に関連する製品を扱っています。

従業員数・平均年収

三菱重工業の会社概要(https://www.mhi.com/jp/company/aboutmhi/outline.html)によると、2022年3月31日時点の三菱重工業の従業員数は以下の通りです。

連結:78,486人
単独:22,755人

有価証券報告書(2021年4月1日-2022年3月31日)によると、三菱重工業の2022年3月31日時点での平均年間給与は863.8万円(賞与及び基準外賃金を含む)となっています。国税庁の令和2年民間給与実態統計調査結果によると、正社員の平均年収は433万円のため一般的な企業に比べて極めて高い金額です。

参考:https://www.mhi.com/jp/finance/library/financial/pdf/2021/2021_04_all.pdf

三菱重工業の就職活動情報

三菱重工業の就活で役立つ応募コースと選考フローに関する情報を紹介します。

三菱重工業の応募コース

三菱重工業は技術系と事務系の募集を行っています。また三菱造船や三菱重工マリンマシナリなどの事業会社と合同で採用を行っています。

三菱重工業の選考フロー

三菱重工業の就活本選考体験記(2021年卒,事務系)(https://internshipguide.jp/columns/view/shukatsu-report-mhi3?flid=315)によると、選考フローは以下の通りです。

【ES(エントリーシート)・WEBテスト→面接2回】

ES(エントリーシート)の項目
三菱重工業を志望する理由(500文字程度)
最も困難だった経験とそこから学んだこと(500文字程度)
当社に伝えたいこと(250文字程度)

WEBテスト
SPI形式

面接
一次(30分ほど)

なぜ三菱重工を志望したのか、
学生時代に頑張ったこと
他に受けている業界
文系だがなぜ三菱重工業なのか

二次(30分ほど)
志望度はどのくらいか
あなたの強みと弱み
学生時代に頑張ったこと
英語力
興味のある分野
内定は現時点であるのか

三菱重工業の就職活動対策

人気企業である三菱重工業の就職はかなり難易度が高いです。そんなで内定を得るために実践すべきおすすめの就活対策をご紹介します。

面接は結論ファーストでコンパクトに

三菱重工業【内定者のES(エントリーシート)&本選考レポート】(2021卒,総合職内定者)(https://internshipguide.jp/columns/view/ES-mhi)によると、三菱重工の面接は時間が短く質問数が多いためコンパクトに話す必要があるとのことです。まずは結論から話してシンプルにまとめましょう。

イベントやインターンで業務理解を深める

三菱重工業のインターンシップ体験談(https://internshipguide.jp/columns/view/intern-report-mhi?flid=315)によると、三菱重工のインターンはそれぞれの部署に配属されて行われるそうです。特に自分の専攻と興味のある事業が違う場合、重工業メーカーの業務内容はイメージしづらいため、イベントやインターンを活用して業務理解を深めましょう。

最後に

三菱重工業は三菱グループの重工業メーカーです。選考では企業・業務研究をしっかり行うとともに、結論ファーストで話すことが重要です。余裕を持って準備をはじめましょう。


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