CAとして就職するには?難易度・条件・仕事内容・就活対策を解説

航空会社のCA(キャビンアテンダント/客室乗務員)は人気が高い職業なので、「倍率が高そう」「選考を突破するのは難しいのでは?」と諦めてしまっている人も多いのではないでしょうか?

実際には、しっかりと準備と対策をすれば、選考はそれほど難しいことはありません。ここではCAを目指す方のために、就職難易度、条件、仕事内容、就活対策などについて解説します。

航空業界
目次

CAとして就職するのは難しい?

就職倍率や難易度はどれくらい?

昔は100倍以上と言われることもありましたが、近年の選考倍率は20〜30倍程度の航空会社が多いです。例えば就活生に人気の高い食品メーカーだと倍率300倍以上の企業がたくさんあり、500倍を超える企業もあるので、CAの就職が特別難しいというわけではありません。

厳しい条件があったり、特別な選考があったりするわけでもありません。選考は、ES(エントリーシート)の提出、筆記試験、面接という流れの航空会社が多いです。しっかり対策をすれば憧れのCAとして働くことはそれほど難しいことではないのです。

採用倍率の予測は難しい

LCCの台頭により航空業界の倍率は下がり傾向にありましたが、近年は採用枠や倍率の予測が難しくなっています。

航空業界は新型コロナウイルスの影響を大きく受けた業界の一つで、大手航空会社が21卒の一部職種で採用中止を発表するなどしました。今後もしばらくは採用枠が縮小する傾向にあると予測されます。

CAになるための資格や条件

採用条件は?

CAに応募するために必須の資格などはとくにありません。国内の航空会社だと、専門学校・高等専門学校・短期大学・4年制大学または大学院を卒業していることが応募資格となっていることが多いようです。

身体的な条件として、健康であることやコンタクトレンズ矯正視力が両眼とも1.0以上であることが応募条件となっている航空会社もあります。

身長の基準は?

身長が低いとCAになるのは難しいという話を聞いたことがある方も多いでしょう。実際に海外では、身長の基準を設けている航空会社もあります。

国内の航空会社で身長についての条件を明示しているところはありませんが、一般的には160cm以上の身長があることが望ましいとされています。それより身長が低いと頭上の荷物入れに手が届かないため、業務に支障をきたす恐れがあるためです。

英語力は必要?

JALとANAのCA採用募集要項を見ると、どちらもTOEIC600点以上が条件となっています。大学生が基本的なTOEIC対策をすれば取得できない点数ではありません。

海外の航空会社の場合は、TOEICスコアに加えて「流暢な英語のスピーキング能力」が必須となっていることも多いです。国際線や海外での勤務を目指すなら、TOEICのスコアと英語で会話する能力を磨いておきましょう。

客室乗務員の1日の仕事内容①準備から搭乗まで

身だしなみを整える

まずは身だしなみを整えることから、CAの1日は始まります。出社してから制服に着替えたり、外国ベースだと制服のまま出社したりと様々です。

ブリーフィング

その日の流れを、一緒にフライトするチームで確認します。緊急避難時の対応についてや、ファーストエイド(応急処置)の知識確認などもあります。フライト時の目標共有では、チーフが目標を述べる場合や、新人CAがフライトで上達させたいことや気をつけたいことを述べる場合があります。その後に、パイロットから航路や天候の情報などを聞き終了です。

機内での安全確認

飛行機には消火器や酸素ボンベなど、普段お客様の目の触れないところに多くの器機が搭載されています。器機が問題なく使用できるかどうかを確認し、担当する緊急避難口になるドア、そこに搭載されている脱出用シューターに不備がないかも念入りにチェックします。

食事・ドリンク・免税品の確認

お客様の搭乗率に合わせて食事やドリンクの確認をします。足りないことがないよう、ギャレー(キッチン)担当者は地上の職員と念入りにチェックします。

お客様の搭乗・リクエスト対応

お客様の搭乗時には、CAは笑顔でお客様をお出迎えします。この時間にもお客様からのリクエストがあるので、以下のような対応や確認事項をこなします。

・ブランケットや枕の配布
・緊急避難出口のお席の方へのご案内
・ステータス会員様にご挨拶
・スペシャルミール(アレルギーや宗教に配慮した機内食)の確認
・免税品を事前注文した方への確認
・アナウンス

飛行機出発直前に発生する業務

飛行機に収納できる荷物のスペースは限られているので、頭上のスペースに入りきらない場合はカーゴ(預け荷物を入れる場所)に移動します。出発時間間際が多いので、地上スタッフとCAが連携を取り迅速に行います。

乗客は全て座っているはずなのに、出発までしばらく待たされた経験がある方もいるでしょう。お客様の数がチェックイン時と搭乗時に合っていない場合に、地上職員はゲート付近を探し、CAは機内でお客様の数を数えたり、アナウンスをしたりしてお客様を探します。万が一、見つからない場合はその方の預けている荷物をオフロード(預け荷物を飛行機から下ろすこと)します。

離陸時の乗客の安全確認も、出発直前の重要な仕事です。シートベルトの着用や、手荷物の収納などを確認します。

客室乗務員の1日の仕事内容②機内サービスからお見送り・清掃まで

機内サービスと清掃

路線や航空会社によって、サービスの流れは多様です。食事、ドリンクサービス、免税品の販売などを行います。

機内で快適に過ごして頂く為、ゴミの回収や、トイレ掃除、ギャレーの整頓は頻繁に行います。

クレーム対応

機内では次のようなクレーム(苦情)が発生するため、逐一対応する必要があります。

・リクエストした座席ではなかった
・席のパーソナルTVが壊れている
・前の人が座席を倒しすぎている
・周りの人がうるさい
・食事の選択肢が気に入らない(アレルギーや宗教上の理由も含む)
・飲み物の追加などCAに頼んだものが来ない
・買いたい免税品が売り切れている

緊急時の対応・急病人の対応

毎回緊急事態が起こるわけではないですが、保安要員として常に冷静に対応できるよう、CAは訓練されています。入社後と定期的な訓練で、緊急避難時やファーストエイド(応急処置)ができるように知識を身につけているのです。

着陸・お見送り

安全確認をし、離陸時同様CAもジャンプシートに着席します。無事に目的地に到着したら、笑顔でお客様をお見送りします。

機内の清掃・折り返し便の準備

フライトスケジュールによっては、1日4便も乗務することがあります。LCCでは機内清掃もCAの業務の場合もあります。

CAを目指す人の就活対策

インターンシップに参加する

航空会社のCAを目指す人を対象としたインターンシップ内容は次のようなものが多いです。

・航空業界やエアラインビジネスについての講義
・会社の事業説明
・業務内容の説明
・職場見学
・グループワーク
・懇親会

航空会社それぞれの特徴や業務についての理解が深まるため、志望動機や自己PRを作成しやすくなります。自分に向いている会社かどうかを見極めるいい機会となるので、ぜひ参加してみましょう。

OBOG訪問をする

企業研究の一環として、より深く企業を知るためにOBOG訪問をする人も多いです。疑問や不安に思っていることを解消するチャンスなので、いろいろ質問してみるのがいいでしょう。

面接時のマナーを身につけておく

入社後にマナーや言葉遣いについての研修を受けることになるので、就活の時点で完璧なものが求められるわけではありませんが、最低限のマナーは身につけておくべきです。

採用担当者や面接官も、態度や言葉遣いについて一般企業よりも厳しい基準を持っている人が多いです。挨拶やお辞儀の仕方、入退室のマナー、受け答えの言葉遣いは実践練習も行いしっかりと身につけておくことをおすすめします。

最後に

ハードルが高そうなCAとしての就職ですが、特別難しいことはありません。一番大切なのは、CAになりたいという気持ちです。企業研究や面接練習を行い、自分らしく自分の言葉で志望動機を話せるよう準備しておきましょう。

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