就活を控えてインターンシップへの参加を考えている就活生も多いでしょう。しかし、アルバイトや授業が忙しくてそんな余裕はないと諦めている方もいるのではないでしょうか?
バイトや勉強が忙しくてもインターンへの参加を諦めることはありません。大学の授業やゼミをこなしながらお金を稼いだり、インターンシップに参加している学生はたくさんいます。ここではインターンとアルバイトや授業を両立させるコツ、両立しやすいインターンの特徴など解説します。
- ・インターンとバイト・授業の両立は可能
- ├基本的には学業を優先してOK
- └インターンを始めるとどれだけ忙しくなる?
- ・授業やアルバイトと両立しやすいインターンの特徴
- ├シフトの融通がきくインターン
- ├リモート勤務が可能なインターン
- ├自宅や大学の近くでできるインターン
- └単位認定されるインターン
- ・インターンと授業やアルバイトを両立させるには
- ├時間割を工夫する
- ├アルバイトの代わりに有給のインターンをする
- └長期休暇にインターンをはじめる
- ・まとめ
インターンとバイト・授業の両立は可能
基本的には学業を優先してOK
インターンと学業やアルバイトの両立と聞くと忙しそうなイメージがあるかもしれませんが、両立は十分可能です。インターンシップを募集している企業でも、大学生に週5のフルコミットを求めることは滅多にありません。
企業側も、学生には学業中心の生活をしてほしいと考えています。そのためインターンの働く時間も、テスト期間であれば減らすことができたり、大学の授業にあわせてスケジュールを組んだりと融通が利くことが多いです。
インターンを始めるとどれだけ忙しくなる?
勤務日数や時間は企業によって異なりますが、一般的には平日の週に2~3日程度5時間くらい働くことが多いです。これは1週間のなかで全休の日があれば、そこで働いたりしつつ、授業が午前で終わる日の午後に働くなどスケジュールをうまく調整すればできない数字ではありません。
「週に2日間も入れない」という人であっても、企業によっては1日だけでよかったり、土日も働くことができたりすることもあるので探してみるといいでしょう。
もちろんインターンをしない場合とした場合で比べれば、インターンをするほうが日々の忙しさは増します。しかし、忙しいというのは充実しているということでもあります。インターンをするなかで自分の成長が感じられたり、社会に貢献できたりと充実した毎日になるはずです。
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授業やアルバイトと両立しやすいインターンの特徴
シフトの融通がきくインターン
インターンのスケジュールは企業により異なります。1日に何時間働くか、週に何日働くかは、企業の担当者と相談して決めることが多いので、できるだけシフトの融通がきくインターンを選ぶようにしましょう。
勤務時間や日数の調整が可能かどうかは、応募前にメールで問い合わせたり、面接の際に必ず確認するようにしましょう。
リモート勤務が可能なインターン
フレキシブルな働き方が認められている企業なら、リモート勤務ができることがあります。在宅でもできるのであれば、大学から帰った後や逆に早朝などの時間を使ってインターンをすることができます。どうしても生じてしまった大学の空きコマや、隙間時間や通学時間にスマホで仕事なんてこともできるかもしれません。
自宅や大学の近くでできるインターン
インターンと授業やアルバイトを両立させるには、移動時間も考慮しておくことが重要です。自宅から大学まで、大学からアルバイト先やインターン先への移動時間はなるべく短い方が両立がしやすく負担も少なくなります。
単位認定されるインターン
大学が単位として認定してくれるインターンシップを選ぶのもおすすめの方法です。多くの大学は企業と提携しており、教育や就職支援の一環としてインターンシップを単位認定しています。
どんなインターンシップでも単位認定されるわけではないので注意が必要です。単位認定されるインターンシップがあらかじめ決まっていたり、業界や期間などの条件を満たしていれば自分で見つけてきたインターンでも単位として認めてもらえることがあります。
単位認定されるインターンシップが用意されているか、どんな条件なら単位認定されるのか、大学のホームページを見てみたり大学の窓口で問い合わせてみるといいでしょう。
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インターンと授業やアルバイトを両立させるには
インターンとアルバイト、学業を両立させるコツは次の3つです。
時間割を工夫する
インターンとの両立を考えるときに、まず真っ先に考えるべきは授業の時間割です。大学は高校までとは異なり、ある程度自由に時間割を組むことができます。そこで気を付けるのは、できるだけ授業を固めて受けることです。
例えば、必修の授業が月曜に1時間目と4時間目にあったとします。この場合、2時間目、3時間目にできれば選択の授業を入れるようにしましょう。2時間目と3時間目に選択科目を入れておけば、わざわざほかの曜日に大学に行かなくてもよくなります。
連続して受けると集中力が持たず大変かもしれませんが、自由な時間を増やすためにもできるだけ必修の授業の前後に授業を入れるようにしましょう。
アルバイトの代わりに有給のインターンをする
長期インターンは有給のものがほとんどです。有給インターンの時給の相場は1000円〜1500円くらいで一般的なアルバイトと代わらないため、アルバイト代わりに長期インターンを選択するのもいいでしょう。
長期インターンなら、営業・企画・エンジニアなど、アルバイトではあまり募集がない職種を経験できます。興味がある業界への理解が深まったり、職種への適性を見極めることができるので、就活の際に志望する企業や職種を選びやすくなります。就活の準備をしながらお金も稼げるなら一石二鳥ですね。
長期休暇にインターンをはじめる
インターンを両立させるためのコツとして、長期休暇にインターンをはじめるということがあります。長期インターンは数か月から数年におよんで行います。インターンをはじめるときは、どうしても仕事を覚えたり、一緒に仕事をするチームのメンバーのことを覚えたりとすることが多くなります。
はじめから1週間に1日しか来れないとなると、「仕事を覚えるまでに時間がかかってしまうのではないか」「もっと来てくれる人を雇いたい」と思われてしまいます。
しかし長期休暇にインターンをはじめれば、週に3日間くらい働くことができます。そのため企業にとっても採用しやすくなります。またそこで信頼を得ることができたり、これからも一緒に働きたいと思ってもらえたりすれば、長期休暇が終わった後も多少融通の利くかたちでインターンを続けることもできるかもしれません。
まとめ
インターンと学業、アルバイトは両立させられないものではありません。しかし両立させるにはコツがあり、インターン選びでも注意が必要です。十分な準備をして、充実したインターン経験をしましょう。
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