インターンシップは楽しいの?先輩が参加してよかったと感じるインターンシップはこれ!

就活を控えた大学生の皆さんは、「まずはインターンに参加してみようかな」と準備を始めているのではないでしょうか。しかし、「インターンって楽しいの?」「どんなインターンに参加するべき?」と悩んでいる方も多いかもしれません。

今回は、まだ参加するインターンを決めていない学生の方のために、先輩が参加してよかったと感じたインターンの特徴、インターンの満足度が高い企業を業界別に、体験談と併せて詳しく紹介します!

目次

先輩がインターンに参加してよかったと感じた理由5選!

①業界研究に役立った

主に大手が開催する1dayインターンシップは、会社説明会がメインです。会社説明会では、その企業についてはもちろん、その業界自体についての理解も深まります。まだ志望業界が決まっていない方や、自分の志望業界以外の業界も幅広く見てみたいという方は、複数社の1dayインターンに参加して、それぞれの業界を比べてみることをおすすめします。

②自己分析に役立った

自己分析は就活の基本です。自己分析をして自分を知ることで自分に合っている業界・職種を選ぶことができます。

多くの企業で、1dayまたは3〜5日程度の短期でグループワーク型のインターンが開催されます。グループで一つの課題に取り組む中で、グループの中での自分の立ち回りや、長所・短所を知り、自分を客観的に見つめ直すことができます。

グループワークは、他の就活生と関わる貴重な機会なので、グループのメンバーの良いところを発見し、自分の就活に活かすことをおすすめします。

③丁寧なフィードバックが受けられた

丁寧なフィードバックが受けられるインターンは、学生からの評価が高い傾向にあります。社員からフィードバックを受けることで、自分の取り組みのどのような点が高く評価されるのか、改善すべき点は何かを知ることができます。また、採用担当の社員が学生のどのような部分を見ているのかを知り、本選考の面接対策やグループディスカッションに活かすことができます。

④内容が面白かった

毎年、それぞれの企業が工夫を凝らしたインターンを開催しています。実際の業務内容のロールプレイやグループで取り組むプロジェクト課題、工場見学など内容は様々です。各企業のインターンに参加した先輩たちの体験談を参考にして、実りのある経験ができそうな内容のインターンを選ぶのも一つの方法です。

⑤選考で有利になった

インターン参加者に対して、本選考でのESや1次面接の免除、早期選考への案内といった優遇措置をとる企業や、「内定直結型」や「本選考優遇」といった名目でインターンを開催する企業もあります。インターンで「本選考に影響はありません」と言われることがありますが、全く影響がないということはありません。社員は、インターンで常に学生を様々な角度から評価しており、インターンで高く評価された学生は本選考で優遇される可能性があります。

業界別!インターンの満足度が高い企業

インターンシップガイドに寄せられたインターンシップ体験談の中でも主にサマーインターンシップで就活生からの評価が高かった企業を、実際の体験談と併せて紹介します。

①金融:三井住友海上火災保険

三井住友海上火災保険は、3メガ損保のうちの1社です。「お客さま第一」を経営指針として掲げ、お客さまのニーズに寄り添った保険サービスを提供する会社です。

三井住友海上火災保険のインターンシップ体験談(21卒, 8月)
プレゼンテーション・グループワーク・フィードバックを繰り返す機会が多く、様々な面で成長できた気がします。またほとんどの仕事をワークとして体験できたため、仕事内容の向き不向きや三井住友海上に入社したいかを考えるのには適していると思っています。 また人柄重視の企業らしく、人事の方々も内定者の方々も優しい人が多かったと感じました。

そしてインターンシップ中にほとんどの業務内容をワークを通じて知ることができ、三井住友海上の良さそしてインターンシップ内容の完成度を感じました。結果的に志望度が上がりました。

②メーカー:ロッテ

「お口の恋人」という馴染みのあるキャッチフレーズでガムやチョコレートを中心に多くの人に長く親しまれる商品を生み出す、大手食品メーカーです。

ロッテのインターンシップ体験談(20卒, 8月)
2日間のプログラムの中で、営業、企画、マーケティングリサーチ、研究・開発職、生産と主な職種についてそれぞれ簡単な体験プログラムがありました。例えば開発職ではイチゴ味のガムを食べ比べて、イメージに近いものはどれか当てるゲームをしました。また、営業・マーケの体験では2時間ほどかけてGWを行い、商品企画~販売企画までをチームに分かれて行いました。GWではメンターはいなかったと記憶していますが、優勝チームが発表され、発表内容は審査されていました。実際にマーケティングをされている社員の方々からフィードバックを頂け、貴重な経験となりました。座談会と称し何度か社員さんへの質問の機会を設けてくださるだけでなく、各日の昼食時には、学生5人につき1人ほどの社員さんが来てくださり、ざっくばらんにいろいろと質問する機会を設けてくださいました。福利厚生や給与等、人事にはなかなか聞きにくいことも積極的に答えてくださいました。

③建設・不動産・住宅:三菱地所

住まいからホテル、ショッピングセンターといった私たちの身近にある様々なサービスを提供している会社です。賃貸オフィスや資産運用といった、法人向けのビジネスニーズにも幅広く寄り添っています。

三菱地所のインターンシップ体験談(21卒, 9月)
2日間のインターシップでした。1日目はまず、あらかじめ決められた3人のグループで簡単なアイスブレイクを行い、事前課題の発表を相互に行います。そのあと、人事部の方から簡単な企業紹介が行われます。それが終わると、班のメンバーとともに日本橋の散策を行い、日本橋の課題だと感じるところにかんして、調べます。その後、オフィスへ戻ると、社員の方がオープンイノベーション概論の講義を行ってくれます。午前中の日本橋散策、オープンイノベーション概論の講義を通じて、今度はグループのメンバーが変わり、オープンイノベーションを活用した新規事業の立案を行い、1日目は終了しました。2日目は、1日目の続きとして、新規事業の立案を発表できる段階にまで、完成度を高める作業を行います。その間、社員の方はいつでも相談に乗ってくれたり、アドバイスをくれたりしました。午後はそれぞれのグループが、社員さんの目の前でオープンイノベーションを活用した新規事業をプレゼン形式で発表します。グループごとにフィードバックがもらえます。優秀だった2つのグループは社員の方と食事に行けるという特典つきです。プレゼンテーションを終え、最後軽く打ち上げのようなものをおこない、終了です。

④コンサルティング:アビームコンサルティング

「日本発、アジア発のNo.1グローバルコンサルティングファーム」を目指し、日本企業の海外進出を支援する総合コンサルティングファームです。世界73拠点にネットワークを有し、日本企業のプロジェクトを支えています。

アビームコンサルティングのインターンシップ体験談(22卒, 8月)
1dayのインターンシップで、10:00~18:00(途中1時間昼休憩あり)だった。また、新型コロナウイルスの影響を受けて、Microsoft Teamsを使ったオンラインインターンシップだった。

流れとしては次の通り
10:00~11:00 アビームコンサルティングについての説明
11:00~17:00 ケースワークに関する講義&演習(3セット)
17:00~18:00 座談会
講義については、ケース問題に関して大きく3つのステップを踏んでアプローチしていくというアビーム独自のフレームワークに関するものであった。各ステップの説明があり、その後そのステップの事項を理解できているのかどうかを確かめるための演習が設けられていた。演習については、架空の製造会社に関する様々な資料が与えられ、収益を改善させていくためにはどうすれば良いのかを問うような内容であった。完全に個人ワークであり、制限時間が過ぎた後は各々が考えた事項について発表をするといった流れであった。その後、現役のコンサルタントから個別でフィードバックをいただくことができた。

⑤小売:ニトリ

「お、ねだん以上。」のキャッチコピーのもと、安さや品質、コーディネーションにこだわった商品を提供しています。ES不要で4つのコースから選ぶことができるニトリのインターンは、毎年多くの就活生に人気です。

ニトリのインターンシップ体験談(23卒, 8月)
BASICコースは、貿易改革部・広報宣伝部・法人事業部・商品部の4つの部署の中から好きなだけ参加できる。私は、広報宣伝部と法人事業部に参加した。どちらも最初に簡単な事業説明とグループワークを体験した。グループワークの様子が見られていて、採用担当の方にもよるが1人ずつフィードバックがもらえることもあった。広報宣伝部では、広告の種類と広告枠の選定と、広告の内容の企画を行った。法人事業部では、模擬商談でヒアリングを行い、家具の配置をプランニングした。最後にプレゼンテーションをおこなった。私は参加していないが、商品部では商品の企画やプロモーション、貿易改革部ではニトリのサプライチェーンやビジネスモデルの強みを体感出来る。4部署全てに参加した人限定で、EXTRAコースというニトリの配転教育制度について学べるコースに参加できる。1部署以上に参加すると、BASICコースの次のインターンシップに参加できる。これに参加すると早期選考の案内がくる。

⑥IT・通信:楽天グループ

インターネット関連サービスを中心としたビジネスを世界30ヵ国・地域で展開する会社です。楽天の従業員の出身国・地域は70超で、多様性という面で他企業と一線を画しています。

楽天グループのインターンシップ体験談(23卒, 9月)
7~9人くらいのチームに別れ、訪問営業ワークとECコンサルタントの二種類のワークを行う。訪問営業ワークは、クライアント役を人事が演じ、実際の訪問営業のような振る舞い、口調を徹底して行う本格的なものであった。そこで最初に自己紹介がないことや、しょっぱなから聞きたいことをヒアリングするようなことをすると不合格とされ、やり直しにされる。そこでどれだけの数の顧客から案件を獲得することができるかという点でチーム間で勝負する形式だ。ECコンサルタントのワークは、資料が与えられ、それに対して楽天のアセットを活用してどのような課題解決を図ることができるかを議論して発表するというものだ。正解がそれなりに楽天側が決めており、それに沿った回答が創れると評価が高い感じだ。どちらもワークにおいても、ちょくちょく社員が入ってくるので、そこで学生を評価しているらしい。社員に高評価された学生は次のインターンに招待される。
インターンシップガイドでは、各企業のインターンシップ体験談を多数掲載しています。
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【まとめ】インターンシップでの経験を自己分析・企業研究に役立てよう

これから就活が本格化するにあたって、まだどんなインターンに参加するか決めていないという方や、そもそもインターンへの参加自体を迷っているという方もいるかもしれません。今後の就活は、さらなる早期化が予想されています。就活を有利に進めるために、インターンへの参加は必須です。インターンに参加して、そこで得た経験を自己分析や業界・企業研究などその後の就活に活かすことをおすすめします。
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