インターンがつらい、やめたい。その原因と対処法を解説

就活のために参加したものの「インターンがつらい」「もうやめたい」と思う学生は少なくありません。インターン中についていけないと感じたらどうすればいいのでしょう?

そんな時は理由を明確にし、改善策を考えてみましょう。ここではインターンがつらいと感じる原因とその対処法について解説します。

インターンシップがつらい、疲れる…そんな時の対処法
目次

つらいままインターンを続けるのはよくない

つらいのはなぜ?

「インターンがつらい」と感じているのに、無理矢理続けるのはよくありません。しかし、「合わない」「なんとなくいやだ」とインターンに参加してもすぐやめるようでは、別のインターンでも同じようにつらい思いをすることになる可能性が高いです。

まずはつらいと感じる理由・原因を明確にし、現状を改善する方法を考えてみましょう。

「ただなんとなく思ってたのと違う」「あまりにも理不尽な激務が続いている」「単純作業ばかりでつまらない」など、つらい、辞めたいと思う理由は人それぞれ違います。「何が嫌なのか」「どんな時につらいと感じるか」を思い出してみてください。

インターンがつらい理由

「インターンがつらい」「もうやめたい」と感じる原因としては、次のようなものが多いです。

・仕事がつまらない
・やりたい仕事をさせてもらえない
・やる気が出ない
・仕事がない
・同期についていけない
・任される仕事のレベルが高すぎる
・仕事が多すぎる
・拘束時間が長すぎる
・ハードワークで体力的にきつい
・社員に怒られた
・社員が怖い
・社風が合わない
・同期や上司と合わない

インターンをつらいと感じるのは、仕事に問題があるか、人間関係や社風が合わないというミスマッチの問題である場合が多いです。ケース別の対処法を紹介するので試してみてください。

仕事に原因がある場合の対処法

仕事がおもしろくなるよう工夫してみる

イメージしていた憧れの仕事と実際の業務にギャップがあることは多いです。仕事には地味で大変な作業もありますし、一見無意味に見える作業が大きな成果につながることもあります。

「つまらない作業」だと思って行うのか、「成果を出すために必要な作業」だと思って行うかで、仕事のやりがいは変わってきます。自分で仕事に意義を見出したり、作業がおもしろくなるよう工夫してみることも大切です。

全力で取り組んでみる

これまで仕事を全力でやっていたでしょうか?ただ漫然とこなしていればどんな仕事もつまらないものです。しかし、その先の成果や成長に目を向けて全力で取り組めば、やりがいや達成感はまったく変わってきます。

仕事において自分なりの目標を設定したり、チャレンジを増やして自ら仕事のハードルをあげたりするのもいいでしょう。

条件や働き方の問題なら相談してみる

正社員以上にハードな働き方を求められる、拘束時間が提示された条件と異なるなど、条件や働き方に問題がある場合は、先輩社員や人事担当者にすぐに相談してください。ハードワークで勉強や就活に支障があったり、体調を崩すほど頑張りすぎるのはよくありません。

激務で悩んでいる場合には、具体的な勤務時間とともに、それが上司や先輩などの指示によるものなのか、自身の要領が悪くて長時間勤務が続いているのかなども明確にして説明することが大切です。

人や社風とのミスマッチの対処法

先輩社員や人事に相談する

「先輩社員が怖い」「同期と合わない」など、社員や他のインターンシップ生との人間関係で悩みを抱える学生も多いです。

まずは自分の直属の先輩や人事担当者に相談をしてみましょう。「なんとなく合わない」ではなく、できるだけ具体的に何が問題なのか、どういう状態を望むのかまで説明できると良いでしょう。

家族や友人に相談する

上司や同僚との人間関係で悩んでいる場合、会社の人には話しづらい状況もあると思います。そんな時は家族や友人など、身近な人に相談してみるのもいいでしょう。

経験豊富な両親や兄弟はアドバイスや助言をくれるでしょうし、インターンをしている友達や就活仲間なら同じような問題をどのように乗り越えたか話してくれるかもしれません。

あまりにも理不尽なら辞めるのもあり

理不尽すぎる扱いが続く場合、相談しても状況が改善されない場合、先輩または同僚からいじめや嫌がらせを受けている場合には、そのインターンシップを辞めるという選択肢もあります。

インターンシップができるのはその会社だけではありません。1つの会社だけでなく複数の会社のインターンを経験すれば、「あの会社は理不尽だったんだ」と知ることができたり、「自分にはこういう会社が合っている」と知ることができたりします。

インターンがつらいときのNG行動

無断でやめる

正社員でないとはいえ、無断でインターンをやめたり、連絡なしに行かなくなったりするのは絶対にやめましょう。

どうしてもつらい場合は、「インターンをやめる」という決断も間違いではありません。しかしやめるときは、事前に上司にその旨を伝えなければなりません。メールや電話ではなく、できれば直接伝えましょう。

突然やめる

インターンをやめる際には、期間に余裕を持たせるようにしましょう。できればやめる日の2週間から1ヶ月前に伝えるのが望ましいです。

会社の仕事を担当するということは、その仕事の責任を負うということです。最後まで、責任感ある誠実な行動を心がけましょう。

不満や愚痴を言いふらす

インターンをしているとつらいことや大変なこともあるでしょう。しかし、仕事の愚痴や不平不満をインターン仲間などに言いふらすのはやめましょう。社内の噂話となって上司の耳に入ったりすると印象が悪くなります。

間違ってもSNSで職場の不満を投稿することなどないようにしてください。会社や個人名を書かないとしても、誠実な行動とは言えません。

最後に

あなたが今「インターンシップがつらい、疲れる」と感じるのはなぜでしょうか?理由が明らかになれば、解決策や対策を考えることも可能です。まずは理由を明確にして、どうすれば改善できるのか考えてみましょう。


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