インターンに受からない人の特徴とすぐやるべき対策

「インターン選考に受からない」と悩んでいる就活生は少なくありません。多くの企業がインターンを実施していますが、参加希望者が増え選考の倍率も高くなっているからです。

インターンに受からない理由は人によって異なりますが、受からない人に見られる共通点がいくつかあります。ここではインターンに受からない人の特徴を解説し、今すぐに取り組むべき対策をご紹介します。

インターンに受からない!選考に落ちる人の特徴と見直すべきポイントを解説
目次

インターン選考に受からない理由

インターン選考は倍率が高い

インターンの選考は倍率が高いことが多いので、選考に受からないのはめずらしいことではありません。受けたインターン選考のほとんどに落ちてしまう就活生も少なくないのです。

募集人数が少ないインターンだと、本選考より倍率が高くなることもあります。「本選考じゃないし」「インターンなら簡単に受かるだろう」と気を抜いていると、どの企業のインターンにも参加できないことになります。

選考の対策不足が原因の人がほとんど

インターン選考は本選考ほど厳しくないと、インターンの選考を軽く考えてはいないでしょうか?実際に十分な対策をしないでインターン選考を受ける人は多いです。

特に学歴・経歴・経験などに自信がある人ほど、対策が不十分で選考に落ちてしまうようです。インターン選考は十分な対策をすることで選考に受かる確率をあげられるので、きちんと対策をしていきましょう。

インターン選考に受からない人の特徴5つ

業界研究や企業研究が不十分

インターン選考に受からない人の特徴の1つが「業界・企業研究が不十分」であることです。インターン選考の時点では、「なんとなくこの業界を見てみたい」「この企業は有名だから」といった漠然とした理由で選考に参加してしまうことがあります。

しかし、企業は「ぜひこの企業で活躍したい!」と熱意をもった就活生に来てほしいと考えています。エントリーシートの志望動機や面接での回答から、しっかりと時間をかけて丁寧に研究した痕跡が見えれば、採用担当者に本気度が伝わり、選考を通過する可能性が高まります。

ES(エントリーシート)の質が低い

採用担当者にとって、就活生の第一印象は「エントリーシート」で決まります。「志望動機があいまい」「誤字脱字が多い」「書いている内容が分かりづらい」など、質の低いエントリーシートを出してしまうと、採用担当者の印象は悪くなるため、「面接で会ってみたい」と思ってもらえる可能性はきわめて低くなります。

面接対策ができていない

「面接で緊張してうまく話せない」「言いたいことが言えない」という人も少なくないでしょう。書類選考は通過できるのに面接を通過できない人は、面接対策が不十分な可能性が高いです。

面接では自分をアピールするだけでなく、採用担当者との「対話」を意識しなければなりません。「質問とずれた回答をしている」「回答のテンポが悪い」などが原因でスムーズなコミュニケーションができていない場合、面接を通過するのは難しくなります。

身だしなみやマナーに問題がある

インターン選考の面接で落ちてしまうのは「身だしなみやマナー」が原因かもしれません。次の中に思い当たることはないでしょうか?

・髪に寝ぐせがついている
・スーツやシャツにシワがある
・靴が汚れている
・挨拶ができていない
・正しい敬語が使えていない

面接では、ビジネスシーンにふさわしいふるまいができるかどうかもチェックされていることを忘れないでください。

大手企業しか応募していない

「インターンに受からない」と嘆く就活生の中には、大手企業のインターンにばかり応募している人がいます。そもそもインターン選考には、志望度の低い就活生でも「面白そう」と思って応募するため、本選考よりもたくさんの応募者が集まります。

就活生から人気の高い大手企業や有名企業のインターンでは、その傾向はさらに強くなります。就活生に人気の高い企業のインターン選考はかなりの倍率になると覚悟しておきましょう。

インターン選考に落ちてしまったら

原因を分析する

まずは、インターン選考のどの段階で落ちてしまうのか分析してみてください。インターンの選考は、履歴書やES(エントリーシート)の提出が求められる書類選考からスタートすることが多いです。書類選考で落ちてしまうなら、まずは書類作成の対策からはじめましょう。

書類選考と同じタイミングかその後に、webテストや筆記試験が実施されることも多いです。筆記試験やテストで落ちてしまうようなら、テキストなどを使って試験の対策をする必要があります。インターンの試験は本選考と同じものが多いので本選考の対策もかねて早い段階から準備しておくと安心です。

面接で落ちてしまうなら、身だしなみのチェック、受け答えの内容の見直し、面接の練習などの対策が効果的です。

落ち込まない・引きずらない

インターン選考に落ちることの大きなデメリットは自信をなくしてしまうことです。選考に落ちるとショックを受けるものですし、自分を否定されたような気持ちになることもあるでしょう。

インターンシップの選考に落ちたからといって、本選考を受けることができないわけではありません。インターンに参加した学生が多少有利になることはあっても、今後の頑張り次第で挽回することは十分可能です。

「インターン選考は倍率が高いから仕方ない」と割り切って、気持ちを切り替えるようにしましょう。嫌な気分を引きずらないようにするのも就活をしていく上では重要なことです。

インターン選考に受からない人がすべき対策

視野を広げて企業を探す

まずは視野を広げて、インターンに応募する企業を見直してみましょう。知名度や年収にこだわりがある人は少しハードルを下げてみてください。第一志望の企業だけでなく、「少し興味がある」「ちょっと企業の雰囲気を見てみたい」くらいの気持ちがあれば、インターン選考を受けてみることをおすすめします。

どんなに熱意や能力があっても、企業が求める人物像とマッチしていなければ選考で落ちてしまうことはあります。対策は完璧にできているのに選考に落ちてしまう人は、受ける業界・企業・職種が自分に合っているか、一度よく考えてみるといいでしょう。

企業研究を深める

業界や企業研究が不十分でインターン選考に受からない方は、会社説明会やOB・OG訪問で理解を深めてみましょう。自分自身で業界研究本や企業ホームページを調べる方法もありますが、自分だけで調べていくと知識が偏ってしまうことがあります。

会社説明会で用意されている資料は、その企業だけでなく業界全体の構造が分かりやすくまとめられており、業界・企業研究をサポートしてくれます。OB・OG訪問では社内の人しか分からない社風や働き方を知ることができるでしょう。

ESの書き方を習得する

ES(エントリーシート)では次のような、多くの企業で問われる定番の質問があります。

・インターンに参加したい理由
・学生時代に力を入れたこと
・自己PR
・あなたの長所

インターン選考を通過したいなら、少なくともこれらの質問にしっかり答えられるように書き方を習得する必要があります。先輩や内定者が身近にいれば書き方を教えてもらうと良いでしょう。

面接対策に力を入れる

面接に苦手意識がある方は、面接対策に力を入れましょう。エントリーシートではしっかり答えられるのに、面接ではうまくいかないという人は、面接の形式に慣れていない可能性が高いです。

面接に慣れるまでは、過剰に緊張してしまったり、言動がぎこちなくなったり、回答をど忘れしてしまったりします。キャリアセンターで繰り返し模擬面接を受け、面接の雰囲気に慣れておきましょう。

第三者目線で印象をチェックしてもらう

身だしなみやマナーは自分では「大丈夫」と思っても、ふと気を抜いたときにボロが出てしまったり、自分では気にならない部分が他者からすると目立ったりすることがあります。

面接と同じ格好を家族や友人にチェックしてもらいましょう。面接に行く前にもトイレに立ち寄って、身だしなみが乱れていないかを再度確認しておくと安心です。

まとめ

インターン選考になかなか受からないなら、なぜ受からないかを分析し、対策をとる必要があります。この分析と対策は本選考対策にも役立つはずです。気持ちを切り替えて、今すぐにできることから始めてみましょう。

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