インターンシップの期間はどのくらい?
近年多くの学生の間で話題になっている“インターンシップ”。
2019卒の場合、3年生の7月の段階でインターンシップ参加率は70%を超えています。
今回はそんなインターンシップに参加しようと考えている人に、インターンシップの開催期間ごとの特徴について解説していきます。

- ・インターンシップの種類
- ・短期インターンシップ
- ├夏季(3年生の夏)
- ├秋季(3年生の秋)
- ├冬季(3年生の冬)
- └春季(4年生の春)
- ・長期インターンシップ
- ├長期インターンシップの期間
- ├長期インターンシップの開催時期
- └長期インターンシップの勤務時間
- ・最後に
インターンシップの種類
インターンシップは期間ごとに1か月以内に終わる短期インターンシップ、1か月以上の長期インターンシップに分けることができます。
短期インターンシップはほとんどの場合、大学3~4年生を主な参加対象にしており、長期インターンシップは対象が特に細かく指定されていません。
2017年に短期インターンシップについて大きな変化がありました。
就職活動の決まりを作っているのは日本経済団体連合会(通称:経団連/各種メーカーや商社、銀行など約1300社が会員として所属している)という組織です。
この組織に属している企業は短期インターンシップの開催日程は最低5日以上という規定がありました。
しかし、2017年からは、短期インターンシップの開催日程の規定が最低1日以上となり、正式に1dayインターンシップの開催が解禁になりました。
これによって今までよりも多くの企業がインターンシップを開催することができるようになり、就活生はインターンシップに参加するのは当たり前になることが予想されます。
短期インターンシップ
主な対象となっているのは大学3年生~4年生です。
インターンシップが実施される期間は1ヶ月以内であることが多く、時間は9時~19時の間で終わります。
大体この時期から募集がある、という目安の期間をこれから提示していきます。
ちなみに短期インターンシップの募集が特に増えるのは3年生の夏ごろから4年生の春ごろまでです。
夏季(3年生の夏)
もしかしたら、皆さんが一番最初にイメージするインターンシップはこちらかもしれません。
学生は夏季休暇で比較的時間があるため、5daysや3daysと言った短期インターンシップの中では比較的長めのインターンシップが多くなっています。
企業も無人島でインターンシップや軽井沢で優雅にインターンなど学生の興味を引くようなものもあり、お金も多くかけています。
早期から行動する優秀な学生を集め接触をすることで、企業の本選考を受ける潜在的な母集団を形成することが企業の主な目的になっています。
インターンシップの募集件数は比較的多いです。
秋季(3年生の秋)
大学の講義が始まっていることを考慮し1dayや2daysが多め、長いと5daysのものもあります。
基本的には平日に開催されますが、企業によっては土日に行うこともあります。
インターンシップの募集件数は夏や冬ほどは多くはないですが、夏の短期インターンシップに参加した人も、できなかった人もふるって参加しましょう。
外資系金融・コンサルティング企業や一部のITベンチャー企業は秋季インターンシップが本選考の参加条件になっている場合や本選考で有利になる場合があるので、そういった企業に興味がある人は必ず参加するようにしましょう。
冬季(3年生の冬)
開催されるインターンシップは1dayが中心です。
3月1日に解禁される説明会よりも早めに行われる、インターンシップの名前を借りた説明会です。
そのため、業界・企業研究をするには最適です。
夏や秋のインターンシップですでに接触をしたことがある学生に対して、本選考を受けるための動機付けを強化する企業が多い、という印象を受けるかもしれません。
冬からインターンシップの募集を始める企業もあるため、インターンシップの募集件数が最も多いです。
春季(4年生の春)
開催されるインターンシップは1dayが中心です。
開催時期が3月以降に行われるインターンシップです。
内容は冬季のものとほとんど変わりません。
グループワークを軽く行う説明会兼選考会、というイメージを持っていただければ問題ないでしょう。
業界研究がまだ終わっていない学生や企業研究の最後のひと押しがしたい学生におすすめです。
長期インターンシップ
企業が長期インターンシップを受け入れている目的としては、企業が自社の仕事に興味のある学生に実際の仕事を体験させることで学生の将来やりたいことをより具体的に、明確にする手助けをすることです。
形態は実務を行うため労働とあまり変わりません。
長期インターンシップの期間
長期インターンシップの期間は明確に決まっておらず、企業によって異なっているため、一概にどのくらいの期間と提示することはできませんが、勤務期間は最低でも1ヶ月で、3か月以上勤務することが望ましいとされています。
というのも、一般的に覚えが早い人の目安として、3か月ぐらい勤務するとその企業での業務上のスキルを一定レベルまで確実に身につけることができ、その企業について社員と同じくらいの認識を持てます。
長期インターンシップの開催時期
開催時期は特に決まっておらず、受け入れが可能になり次第、1年を通じ常に募集が行われています。
なお、学業の優先や学生としてのサークルの合宿などのイベントの参加について理解してくれる傾向にあるため、勉強できないやまったく遊べないということはなく、学生生活を充実させることができます。
長期インターンシップの勤務時間
勤務時間や日時はある程度会社の都合で決まります、多くの場合平日の昼間に行われ週3日以上1日最低5時間以上の勤務になります。
就活を意識している3,4年生はもちろん歓迎されますが、それ以上に長期間にわたって勤務してくれそうな1,2年生も歓迎されます。
最後に
今回はインターンシップの期間について解説してきました。
インターンシップの期間には様々なケースがありますが、それぞれに参加する意味があるので、自分の目的やスケジュールに合わせて参加しましょう。
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