インターンに参加したのにボコボコだった?失敗を避けるための準備とは

「インターンに参加したらボコボコにされた…」といった体験談を目にして、不安を感じている方もいるかもしれません。しかし、過剰な心配は不要です。事前にしっかりと準備を整えておけば、インターンを通じて周囲の社員に好印象を与えられます。

今回は、インターンで学生がボコボコにされる原因を解説したうえで、失敗を避けるための準備についてご紹介します。

目次

インターンに参加してボコボコにされるケース3選

インターンでボコボコにされる人には共通する3つの特徴があります。

社会人として最低限のマナーが身についていない

1つ目にご紹介するのは、社会人として最低限のマナーが身についていないケースです。

例えば、次のような状態が挙げられます。

・あいさつができない
・身だしなみが整っていない
・言葉遣いが乱れている

企業は、学生に完璧なマナーを求めているわけではありません。学んできたマナーを実践しようと努力している姿勢が見られれば、多少失敗しても大目に見てくれるでしょう。より良い対応について助言してくれる可能性もあります。

しかし、最低限のマナーを勉強した様子もなく、マナーをふまえて行動する姿勢も見られなければ、「ここはあなたの家じゃない!」と叱責されても仕方ありません。

業務に必要なスキルが不足している

2つ目にご紹介するのは、業務に必要なスキルが不足しているケースです。

高度な専門性が求められる技術職インターンでは、専門スキルが不足していれば厳しい指摘を受けるかもしれません。それ以外のインターンでも、「PCに入力する」「話を聞いてメモをとる」「資料にまとめる」など、業務遂行に必要な基本スキルがあります。

これらは社会人にとって当たり前の行動であるため、うまくできていなければ「学生気分が抜けていない」などと注意される可能性があります。

自分から動かない指示待ち状態になっている

最後にご紹介するのは、指示待ち状態になっているケースです。

インターンには多くの学生が参加するため、企業が学生1人1人に対して多くの時間や人員を割くことは困難です。そのため、学生には自ら積極的に学び、行動する姿勢が求められます。

自分から社員に質問ができず、ただ社員から声をかけられるのを待っている状態では、せっかくのインターンで何も得られません。「あなたは何をしに来たの?」と厳しい指摘を受けてしまうでしょう。

インターンでボコボコにされないための準備

ここからは、インターンでボコボコにされないための準備についてお話しします。

ビジネスマナーを身につけておこう

インターンに向かう前に、必ず押さえておきたいのがビジネスマナーです。ビジネスマナーの基本は「あいさつ」「身だしなみ」「言葉遣い」の3つです。

それぞれのポイントをご紹介します。

■あいさつ
笑顔をつくり、相手の目を見ながら、しっかり伝わる声量で行います。緊張して「表情や視線にまで気を回せない!」という場合は、声だけでも元気よく出すことを意識しましょう。

■身だしなみ
身だしなみとしては、「髪型」「顔」「服装」「小物」の4点を整える必要があります。

・髪型:寝癖をなくすことが最優先です。顔まわりに毛がかかると暗い印象になるため、適度にカットするか、まとめておきましょう。
・顔:眉毛を整え、ひげを剃ります。女性は薄くメイクすると良いでしょう。
・服装:企業から指定がない限り、スーツが基本です。事前にクリーニングに出し、シワや汚れのない状態にしておきましょう。
・小物:腕時計やバッグ、靴や傘などの小物はシンプルで落ち着いた色(ブラック・グレー・ネイビー・ブラウンなど)を選びます。派手な柄やキャラクターの入ったものはふさわしくありません。

■言葉遣い
ビジネスに適した言葉遣いは、書籍で学ぶだけではなかなか口から出てきません。キャリアセンターの講座などを利用し、実際に使って慣れておくのがおすすめです。

インターンで学びたいことを決めておこう

インターン参加前に、自分に不足しているマナーやスキルを理解したうえで、学びたいことを決めておくことも大事です。

例えば、「敬語表現を使いこなす」「PC操作をマスターする」と決めておけば、指摘を受ける前に「○○について勉強中なので教えてください」と自分から社員に声をかけられます。できないことに対して無自覚だと、「スキルのない学生」「やる気のない学生」と思われてしまうでしょう。

自分ができていないことを自覚し、自ら学ぼうとする姿勢を見せれば、たとえ現状ではスキルが不十分だとしても「成長意欲がある学生」とポジティブに評価されるのです。

わからないことを質問する練習もしておこう

「わからないことを質問する」というのは意外と難しいものです。そのため、いざ質問したいと思ってもうまく聞けずに、指示待ち状態に陥ることもあります。

インターンで質問するときは、次の流れを意識してみましょう。

1.相手の都合を尋ねる
(例)「○○さん、少し質問させていただきたいのですが、お時間よろしいですか?」
→「今は都合が悪い」と言われたら、「いつ頃なら大丈夫でしょうか?」と尋ね、アポイントをとっておくと安心です。

2.質問したい内容を簡潔に伝える
(例)「今日教えていただいた××の業務についてお伺いしたいです」

3.現状を具体的に伝える
(例)「手順3までは問題なく進めたのですが、手順4からうまくいきません」

4.自分でやってみたことを伝える
(例)「私は○○と考えて、××のように取り組んだのですが、エラーが出てしまいます」

5.相手への要望を伝える
(例)「お忙しいところすみませんが、手順4以降をもう一度教えていただけますか?」

スムーズに質問するには、事前のシミュレーションが不可欠です。相手の手間をとらせないよう、話のポイントを整理したうえで質問しましょう。

最後に

インターンで「ボコボコにされないように」と準備していても、自分の気づかないようなスキル不足から指摘を受ける可能性はあります。

しかし、インターンではダメ出しをされたからといって失敗というわけではありません。むしろ、選考の本番前に自分の足りない部分に気づけるのは、就活での大きなメリットになります。あまり恐れすぎず、主体的にインターンに臨みましょう。

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