【例文あり】就活の自己PRで「責任感」をアピールする方法とは?

就活のES(エントリーシート)や面接の自己PRで、「責任感」をうまくアピールするコツと注意すべきポイントについて解説します。

部活、バイト、ゼミなど学生時代に頑張ったエピソードを用いた「責任感」のアピール例文もご紹介しますの自己PR作成の参考にしてください。

責任感
目次

就活の自己PRで「責任感」をアピールするのはあり?

責任感は社会人に必須の要素

企業は責任感のある人材を求めています。仕事を最後までやり通すには責任感がなければなりません。仕事を途中で投げ出してしまうような人には、大事な仕事を頼みたくありませんよね。

主将やリーダーなど責任感が求められる経験をした大学生を企業が欲しがるのは、こういった理由があります。就活の自己PRでは責任感を積極的にアピールしていきましょう。

企業ごとに効果的なアピールを

責任感は社会人に必須の要素ですが、より効果的なアピールをするには企業ごとにアピール方法を工夫する必要があります。企業研究を行って志望企業の社風や文化を理解し、どのようにアピールするのが最も効果的か考えてみてください。

OBOG訪問を行ってどのような責任感が求められているか聞いてみたり、インターンシップに参加して企業の雰囲気をつかむのもいいでしょう。

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自己PRで「責任感」を効果的にアピールするコツ

具体的なエピソードを盛り込む

ES(エントリーシート)の書き方や面接全般に言えることですが、どんな主張にも必ず根拠が必要となります。自己PRで「責任感」をアピールするなら、必ず根拠を示しましょう。

説得力のある根拠として最も使いやすいのが、具体的なエピソードです。「困難にめげず何かを成し遂げた経験」や「自分の役割を果たした経験」など、責任感を発揮したエピソードを盛り込みましょう。

「責任感」 を言い換え表現で印象付ける

自己PRで「責任感」をアピールする就活生は少なくありません。採用担当者や面接官の印象に残るアピールをするには、「責任感」を別の表現にしたり、自分なりの言い回しで伝えるなどの工夫が必要になります。「責任感」はどんな言葉で言い換えられるのかをみていきましょう。

最後までやり遂げる
途中で投げ出したりせず、何かを最後までやり遂げた経験は「責任感」をアピールすることができます。

自分の役割を果たす
「責任感」が必要なのは、リーダーだけではありません。マネージャーや書記など、どんな立場でも自分のすべきことを常に意識して役割を果たした経験があればアピールしましょう。

困難を乗り越える
うまくいかないからといって簡単に諦めてしまう人は、「責任感」がないとみなされます。自分のすべきことや決めたことは、何があってもやりとげるという姿勢をアピールしてみてください。

仕事で「責任感」をどういかすのかを伝える

就活の自己PRで大切なのは、「仕事」と結びつけることです。ただ「責任感」があることをアピールするのではなく、仕事の場面でどういかせるかを伝えるようにします。

新卒採用の場合は配属先や職種が決まっていないことも多いので、具体的に仕事でどういかすかを説明するのは難しいと思います。責任感があることを仕事でもいかせそうだとイメージできるようなエピソードを選ぶといいでしょう。

責任感をアピールするときの注意点

当たり前のことをアピールしない

社会人として仕事をするなら、責任感があるのは当たり前だと考える人もいます。「与えられて課題をこなした」「自分の役割を果たした」など、当然だと思われることをアピールしてレベルが低いと思われないよう注意してください。

「困難に挫けそうになったが責任感を発揮してやり遂げた」というような、困難を乗り越えたエピソードがあればいいでしょう。

一人で抱え込む印象を与えない

責任感が強いことは良いことですが、強すぎると課題に直面したときに誰にも相談せずに抱え込んで事態が悪化してしまう懸念があります。自分の力で頑張ったことをアピールをするときは、こうした印象を与えないよう注意が必要です。

困った時は上司や先輩に頼ったり、アドバイスを求めることも社会人として大切なことです。「社会人の基本である報告・連絡・相談ができること」「周りとコミュニケーションを取って課題に取り組めること」もアピールするといいでしょう。

自己中心的な印象を与えない

責任感が強い人は、目標を達成するために相手に価値観を押し付けてしまうことがあります。我が強い印象を与えることのないよう、エピソードの話し方や伝え方には注意が必要です。

臨機応変に対応したエピソードや、価値観の違うメンバーと十分な対話をしたなど、責任感と柔軟性を両方持ち合わせているとアピールできるといいでしょう。

部活のエピソードで「責任感」をアピールするには

部活で責任感を発揮する場面は?

部活で責任感を発揮する場面はたくさんあります。主将として部をまとめたり、代表選手として試合で活躍した経験は積極的にアピールしましょう。役職や特別な実績がなくても、自分の立場や役割を自覚して果たすことも立派な責任感です。

自己PR例文

私は責任感があります。大学ではサッカー部に所属し、キャプテンとして部員をまとめました。

中高でもサッカー部でしたが、キャプテン経験はなく自分に務まるか不安でした。しかし、部員の助けやOBの先輩方からの助言もあり、1年間キャプテンをやり通すことができました。その過程でキャプテンとしてチームをまとめる重要性を肌で感じるようになり、自分が徐々に成長していく感覚もありました。

引退式では部員たちから「お前は歴代の誰よりも責任感のあるキャプテンだった」と言ってもらうことができ、今後の自分の自信に繋がりました。部活で培った責任感をもって御社の仕事も粘り強く取り組んでいきたいと思います。

バイトのエピソードで「責任感」をアピールするには

バイトで責任感を発揮する場面は?

アルバイトでは責任感を発揮するシーンが多いため、自己PRのエピソードに適しています。無遅刻無欠勤で勤務した経験、バイトリーダーとして活躍した経験などで責任感をアピールできるでしょう。

自己PR文の具体例

私はチームの一員として責任感を持って働き、最後まで役割を果たすことができます。

私は3年間居酒屋でアルバイトをしており、去年からバイトリーダーとしてメンバーをまとめています。当初は不安もありましたが、メンバーに指示を出したり、教育をしたり、忙しいメンバーのヘルプをしたりしました。徐々に周囲からもバイトリーダーとして認められるようになり、自分の中で責任感が生まれるのを感じました。

御社の営業として働くということは会社の顔となることですので、強い責任感をもって仕事に励んでいきたいです。

ゼミ・研究のエピソードで「責任感」をアピールするには

ゼミや研究で責任感を発揮する場面は?

ゼミや研究の活動はメンバーと協力して行うため、責任感が求められます。ゼミリーダーや研究室のリーダーとしての経験はもちろん、役割分担で自分の責任を発揮する場面もあるでしょう。

自己PR例文

私は結果がなかなか出なくても、最後までやり遂げる責任感があります。

大学のゼミでは民間企業と提携して新しいサービスを生み出すプロジェクトで、メンバーと調査・議論に明け暮れています。リーダーである私の役目はゼミメンバーをまとめて、新サービスのアイデアを企業に提案することです。

当初、私の提案が企業の方に響かずなかなか結果が出ませんでしたが、3ヶ月前にようやく企業の方から「期待できるサービスなので社内で検討します」との言葉をもらうことができました。

企業の方々やゼミメンバーの期待に応えることができ、リーダーとして取り組んできてよかったと心から思えました。御社に入ってからも責任感を持って仕事に取り組み、周囲からの期待に応えたいです。

どうアピールする?ESの自己PR・ガクチカ例文集

最後に

自己PRで責任感をアピールする際に大切なのは、エピソードを用いて具体的に説明することです。責任感はどんな職場でも求められるので、積極的にアピールしていきましょう。


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