ゲーム業界のインターンって何するの?時期や選考、業務内容について

ゲームが大好きで、「ゲーム会社で働いてみたい」「ゲームをつくってみたい」と思ったことはありませんか?「ゲーム会社って楽しそう」というイメージを持つ人も少なくないでしょう。

ゲーム会社での仕事を体験してみたいならインターンがおすすめです。ここではゲーム会社のインターン内容、募集のある職種、開催時期、選考対策について解説します。

ゲーム会社のインターン
目次

ゲーム会社について

ゲーム会社とは

ゲームを開発し販売する会社です。ゲームのハードとソフトを作っている会社、スマートフォンなどのモバイルゲーム開発に特化している会社、パソコンゲームに特化している会社などがあります。

大手企業からベンチャーまで様々な規模の会社が存在します。主なゲーム会社としては、任天堂、セガ、ソニーエンターテイメント、バンダイナムコ、スクエアエニックス、ガンホーなどがあります。

ゲーム業界にはどんな職種がある?

ゲーム会社の代表的な職種としては次のようなものがあります。

ディレクター
プランナー
デザイナー
エンジニア
営業
事務

ゲーム会社がインターンを募集している職種で多いのは、エンジニア、デザイナー、営業です。

力を入れている分野が企業により違うため、どの職種でインターン募集をしているかは企業により異なります。興味のある職種からインターン募集を探してみるのもいいでしょう。

ゲーム会社インターンでよくある形式と内容

会社説明

会社説明型のインターンは、半日〜1日で完結する1Dayインターンが多いです。

【内容】
・業界についての講義
・会社説明
・業務内容の説明
・社内見学
・質疑応答

業界について学べる講義、会社や業務についての詳しい説明、社内の見学などがメインになります。社員の方に直接質問できる、質疑応答の時間が設けられいることも多いです。

ワークショップ

ワークショップ型のインターンは1Dayや2〜3日、長いと1週間程度のものがあります。

・会社案内
・業界や業務についての講義
・グループワーク(ゲームの企画案作りなど)
・ゲーム案のプレゼン
・社員からのフィードバック
・社員との座談会

企画や宣伝方法を考えるワークショップ形式のインターンは大手企業に多いです。グループワークの時間をどれくらい多くとるかによって、インターンの期間が決まってきます。

初心者に向けた、プログラミングやグラフィックに関して学ぶ講義形式のインターン、ゲーム開発関連の公演を聞ける形式のものなどもあります。

職業体験

職業体験型のインターンシップは長期インターンがほとんどです。2〜3日の短期インターンで職業体験ができることもありますが、ロールプレイングなど簡易的なものになります。

・会社案内
・職業体験
・社員からのフィードバック

ゲームのキャラクター案やデザイン案の作成で先輩のサポートをしたり、実際に会議や作品づくりのプロセスに参加できることもあります。

就業型のエンジニアインターンは、主に学校や独学でプログラミングを学んだ方、プログラミングが実際に組める方を募集していることが多いですが、未経験者が応募できるエンジニアインターン募集もたくさんあるので探してみるといいでしょう。

経験者に向けたインターンの内容としては、実際に開発しているゲームのプログラミング補助、ゲームプログラム作成体験、デバッグなどがあります。ゲーム開発ハッカソンといった、短期間でゲームを作りあげるインターンもあります。

ゲーム業界インターンの実施時期や選考時期は?

インターンの実施時期

短期や中期インターンは、大学生の長期休暇に合わせた夏休み、冬休みに開催されることが多いです。休み中が一番多いですが、その前後1ヶ月程度の間も実施されています。

長期インターンは、通年で募集されていることがほとんどです。学年不問の募集も多いので、時間に余裕のある1・2年生のうちからチャレンジしてみるのもいいでしょう。

インターンの選考時期

インターンの選考時期は長期インターンや短期インターンによって異なってきます。短期インターンの応募締め切りはインターンの2、3か月前であることが多いです。テスト期間と被っていることが多いので気を付けましょう。

長期インターンは随時選考が行われることが多いです。サイトや会社ホームページなどで応募し、早ければ1週間程度で選考が終了し、すぐにインターンを開始することも少なくありません。

ゲーム業界のインターンに参加するメリット

就活で有利になる

インターンに参加して高い評価を受けた学生は、本選考の書類選考や筆記試験が免除されたり、働きぶりが認められてそのまま早期内定をもらえるケースもあります。

インターンシップに参加するだけでも、業界や企業に熱意があることのアピールにつながります。ESや面接での自己PR材料が増え、就活でも有利になるでしょう。

ゲーム開発にかかわる現場を体験できる

ゲーム開発がされているところを実際に見られる機会は滅多にありません。ゲームづくりの現場がどのような雰囲気なのか就職活動をする前に見れるのは、大きなアドバンテージとなるでしょう。

いろいろなゲーム会社のインターンに参加すれば、会社ごとの特徴や強みがどういったものなのかよくわかると思います。自分に合う会社を選びやすくなり、ミスマッチを防げます。

長期インターンならスキルを身につけられる

長期インターンは1ヶ月以上のインターンです。1Dayインターンや短期インターンだと、簡単な職業体験で終わってしまうことが多いですが、長期インターンでは本格的な仕事に携われるケースがほとんどです。

チームの一員として社員の方と実務をこなすことになるため、ゲーム業界で使える知識やスキルを身につけることができます。

インターンシップ募集情報の探し方

企業のホームページをチェックする

働いてみたいゲーム会社や興味のあるゲーム会社がある場合は、企業のホームページを確認してみてください。採用ページに、インターンシップ募集情報の記載があることが多いです。

ホームページにインターンの募集情報がなくても、インターンを募集している場合もあるので、メールや電話で企業に直接問いあわせてみるのもいいでしょう。

インターンシップ専門のサービスを利用する

ゲーム会社のインターンシップに参加したいと思っていても、特定の志望企業が決まっていない方も多いと思います。

その場合は、インターンシップ専門のサービスを利用するのがおすすめです。興味のある業界や職種、希望勤務地などで情報を絞り込めるので、効率的に自分の希望に合ったインターン募集の情報を探すことができます。

インターンシップを探す

インターンシップガイド会員登録の特典

  • 検索

    厳選インターン情報

    短期、長期、学年不問などの全国のインターン募集情報を探せる!

  • カレンダー

    締め切りカレンダー

    人気インターン締め切りや就活イベントをカレンダーでチェック!

  • テキスト

    先輩の体験記

    企業毎のインターン体験談や内定者のエントリーシートが読める!

  • メール

    企業からの特別招待

    企業から交通費や選考免除等の嬉しい特典の招待が届くことも!

ゲーム業界のインターン選考

インターンシップ選考のフロー

ゲーム会社のインターンシップ選考フローは企業により多少異なりますが、書類選考と面接という流れの企業が多いです。

まずはエントリーシートを提出して書類選考が行われ、書類選考の通過者のみ面接に進めます。人気のあるゲーム会社のインターンシップは倍率が高いので、しっかりと選考対策を行う必要があります。

書類選考と面接の対策

エントリーシートや面接で聞かれることが多いのは、次のような質問です。

・学生時代に力を注いだこと
・応募する企業に興味を持ったきっかけ
・インターンシップに応募した理由
・インターンシップでどんなことを学びたいか

面接では身だしなみやマナーなどもチェックされています。清潔感のある身だしなみを心がけて、面接のマナーについて学ぶことも忘れないでください。

ゲーム業界のインターン選考の注意点!

ESでの注意

ESでは、多くのゲーム会社の中でどうしてこの会社なのか、を聞いてくることがよくあります。その会社のゲームが好きなことを書いてもよいですが、その会社自身のメリットについても触れてみましょう。

ゲーム愛を語りすぎないようにする

ゲームが好きなのはもちろんいいことですが、面接ではゲーム会社への愛を語りすぎないよう注意してください。ゲーム会社の仕事に興味がある人なら、ゲームが好きであったり、ゲームに詳しいのは当たり前とも言えます。

仕事としてゲームに取り組むには、開発側の客観的な視点が必要です。仕事であることを忘れずに、程よい熱意でゲームに対する想いをアピールしましょう。

服装は自由だけど自由ではない!

ゲーム会社は服装が自由であることが多いですが、あまりにもラフな恰好で行くべきではありません。ジーンズではない素材のパンツにしたり、きちんとして見えるサイズ感の服を選ぶことが大切です。インターン生として会社にお世話になる立場なので、好印象を与える清潔感のある身だしなみを心がけましょう。

最後に

ゲーム業界のインターンシップに参加することで、働き方や仕事を具体的にイメージすることができるようになります。自分の弱点や不足しているスキルに気が付くことができるので、就活までに準備しておくことも可能です。

ゲーム会社は就活生に人気の業界なので、興味がある方はインターンに参加し、早めから対策しておきくことをおすすめします。


大学生・就活生イベントランキング


業界研究の方法の記事一覧
大学生おすすめコンテンツ