【就活生要チェック!】学校指定の履歴書を使う際のポイントを解説します!

就活で使う履歴書には学校指定のものと市販のものがありますが、どちらを使ったら良いのでしょうか。一見すると同じように見える両者もよく見比べると細かな違いがあります。

今回は、学校指定のものと市販のものそれぞれの特徴やメリットと共にどちらを使った方が良いかを解説していきます。

目次

履歴書は学校指定のものと市販のものどちらを使う?

学校指定の履歴書は学内の書店や生協などで販売されており、市販のものも一般の書店で購入できます。どちらも氏名や住所、連絡先や学歴といった項目があり、履歴書としての役割を果たすことができます。では、両者にはどんな違いがあるのでしょうか。

そもそもふたつの違いは?

市販の履歴書が転職や再就職など新卒以外でも使えるよう汎用性が高い一方、学校指定のものは新卒就活に特化しており、学生が書きやすいように工夫されています。

具体的には、学んでいる学問について詳しく書く項目があったり、学校名や校章が印刷されていたりといった点が違いとして挙げられます。また、市販の履歴書にある職務経歴についての項目がない代わりに志望動機や自己PRなどの項目のスペースが広く取られているものも多いです。

どちらを使うかで合否を左右することは無い

基本的にはどちらを使っても合否に影響することはありません。ただし、企業によっては学校指定の履歴書を使うように指示される場合もありますので、注意しましょう。

先述の通り、どちらの履歴書であっても基本的な項目は同じで大きな違いはなく、きちんと履歴書としての役割を果たします。

それぞれのメリットは?

市販のものは書店や文房具店以外にもコンビニエンスストアやスーパー、ホームセンター、100円ショップなどでも販売されているため手に入れやすいことがメリットです。また、いろんなタイプのものがあるため、自分がたくさん書きたい項目のスペースが大きく取られているものを選ぶなど自分に合ったものを使えます。

対して学校指定のものは先に述べた通り、学生が書きやすいように工夫が凝らされていますので、どちらを使うか迷った場合は学校指定のものを使用した方が良いと言えます。

学校指定の履歴書を使う際のメリット3つ

ここからは、学校指定の履歴書を使った際のメリットについて解説していきます。学生に書きやすい工夫とはどういうところなのか、学校名や校章が印字されているとどんな効果があるのかなど詳しく説明します。

メリット1:学校名や校章が印字されている

学校名や校章が印字されていることで採用担当者がすぐにどの学校かわかるメリットがあります。また、学校名が印字されている箇所によっては自分で学校名を書く手間が省けるという良さもあります。

メリット2:学生就活に合わせた内容になっている

新卒就活は、自己PRや学生時代に力を入れたこと、研究・卒論内容についてが面接などでの定番の質問事項です。学校指定の履歴書はそれらの項目に多くスペースを設けてあることが多く、書きやすいようになっています。

メリット3:不要な項目がない

新卒就活の場合、職務経歴や扶養する家族の有無についての項目は基本的に必要ないため、学校指定の履歴書にはそれらがありません。その分、メリット2で挙げたような定番の質問項目のスペースが広く取られています。

書類選考がある場合、履歴書の内容が次の選考に進めるかを左右するため、不要な項目が省かれた履歴書の方が1枚をフルに使って自分をアピールできます。

学校指定の履歴書がなかったときの対処法

学校指定の履歴書を使う方が無難とは言っても、うっかり買い忘れてしまったり売り切れていたりすることもあるでしょう。書類提出には期限がありますので、学校指定の履歴書を準備する時間がないというときの対処法もご紹介します。

市販の履歴書を使う

学校指定の履歴書がない場合は市販の履歴書を使いましょう。市販の履歴書を使ったからといって不合格になるわけではありませんし、どこでも手に入るので時間に余裕がない時でもすぐに購入できるでしょう。

また、市販の履歴書を買う際には一般用のものを選ぶようにしましょう。他には、転職用やパート・アルバイト用のものがあり、それらは職務経歴欄やシフト希望欄があるため新卒には不向きです。間違えないように注意しましょう。

学校指定の履歴書を書く際の注意点

履歴書は企業とあなたとのファーストコンタクトですから、できる限り好印象を持たれるようにしたいものです。また、その後の選考に繋がるかを握る鍵となるものでもあり、面接などでも参考資料として扱われる重要なものです。

ここからは履歴書を書く際の注意点を5つご紹介します。難しい内容でなく、すぐに実践できることばかりなので、ぜひやってみてください。

注意点1:丁寧な字で書く

丁寧な字で書くことで、真面目さや真摯な姿勢が伝わります。字が綺麗ではないという人でも、丁寧に買いたかどうかは企業にも一目でわかるので心配は無用です。一生懸命書くことで企業への志望度の高さもアピールすることができ、逆に雑に書いた印象を受けるものだとマイナス印象につながります。

気をつけたいのは、履歴書だけではなく封筒の宛名も丁寧な字で書くのを忘れないことです。つい気を抜きがちな部分ですが、企業名や担当者名を書きますので、失礼にならないように丁寧な字で書きましょう。

注意点2:要点を簡潔に書く

市販の履歴書よりも書きやすい工夫がされているとはいえ、スペースには限りがあるため、要点を押さえて簡潔に書かなければいけません。わかりやすく書くコツは結論から書き出すことです。

結論を冒頭に持ってくることで、全体の内容を把握しやすく、内容が読み手の頭に入りやすい構成になります。同じ内容を書いていても結論を最後にすると読みにくくなるため長たらしく書いているような印象になります。

注意点3:修正液は使わない

書き損じても修正液や修正テープは使わないようにしましょう。入社後も正式な資料として残されるものですので、それらを使うのはマナー違反とされています。潔く新しい履歴書に書き直しましょう。

書き損じを防ぐためには鉛筆などで下書きした後、ボールペンなどで清書するのがおすすめです。消せるボールペンも公的な書類ではマナー違反なので使わないようにしましょう。

注意点4:印鑑は最初に押す

履歴書を全て書き終えた後に印鑑を押すのに失敗してしまうと、せっかく書いた履歴書と時間が無駄になってしまうので、印鑑は最初に押すようにすると良いでしょう。簡単に思えるかもしれませんが、押し慣れてない学生にとって、まっすぐ擦れなく印鑑を押すのはなかなか難しいものです。

朱肉が乾いていると当然印鑑は擦れてしまうので、朱肉が乾いていないか確認し、押すときは下に捺印マットを敷くようにしましょう。履歴書に押す前に別の紙に試し押し試し押しするのも良いでしょう。

注意点5:提出前にコピーを取る

面接の前にどんなことを書いたか見返せるように提出前にコピーを取っておくと良いでしょう。面接は履歴書を参考資料にして行われることが多く、書いた内容に沿って質問をされることもあります。そのため、どんな内容を書いたかを確認できるようにしておけば面接前に見返してシミュレーションすることができます。

面接で書いた内容と全く違う答えをしてしまうと相手に不信感を持たれてしまう可能性もあります。しかし、複数の企業に履歴書を出していた場合、書いた内容を忘れてしまうことも少なくありません。コピーを取っておけばそういった事態にも備えられて安心です。

まとめ

就活はスケジュールが過密になってしまうこともあり、履歴書の作成を急がないといけない場面も時として発生します。そんな時でもすぐに対応できるよう使いたい履歴書は余裕を持ってストックしておくと良いでしょう。

履歴書が学校指定かどうかは合否に影響はなく、肝心なのは内容です。自己PRや志望動機はしっかりとした自己分析や企業研究が必要で、時間をかけて行う必要があるので、早い段階から進めておき、余裕を持って就職活動に臨みましょう。


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