外資系の証券会社はどんな企業があるの?仕事内容や就職活動対策を解説!

外資系証券会社は「高収入が見込める」「実力主義」など様々なイメージがありますが、本当に正しい情報を知っている方はそこまで多くないのではないでしょうか。

そこで今回は、外資系証券会社の特徴や仕事内容について解説します。また、外資系証券会社の就職活動で取り組みたい対策もご紹介しますので、ぜひ目を通してみてくださいね。

外資系の証券会社はどんな企業があるの?仕事内容や就職活動対策を解説!
目次

外資系証券会社とは?

外資系の証券会社の特徴

外資系証券会社の特徴は「実力主義」であることです。日系の企業ではまだまだ年功序列制度が根強く、若い内は成果と給与が見合わないこともあります。しかし、外資系証券会社では入社から日が浅くても、成果を上げていれば評価され、給与にも反映されます。

しかし、外資系の証券会社はより成果を上げるために残業が増えてしまう傾向もあります。日系の証券会社の残業時間が月30~40時間程度なのに対し、外資系証券会社では月70~80時間になってしまうこともあり、「実力が伴わない」と判断されれば解雇になってしまうリスクもあります。

代表的な外資系証券会社

外資系証券会社の多くは、アメリカとヨーロッパに拠点を置いています。アメリカに本社を置く世界的な外資系証券会社としては、ゴールドマン・サックス、モルガン・スタンレー、JPモルガン、メリルリンチ、シティグループなどが挙げられます。

ヨーロッパに拠点を置く外資系証券会社としては、スイスに本社を構えるUSBグループや、フランスのBNPパリバ、イギリスのバークレイズ銀行、ドイツのドイツ銀行などがあります。

外資系証券会社の魅力

外資系証券会社の魅力は高収入が期待できることです。外資系証券会社はベース給とインセンティブ給があります。インセンティブ給は成果に応じて増えるため、頑張った分だけ年収を増やすことができます。

外資系証券会社は昇進スピードも早く、ベース級は昇進するごとにアップします。スピーディーな昇進や給与アップはモチベーションの維持にもつながるでしょう。

外資系証券会社の仕事内容とは?

リテール部門

リテール(retail)とは「個人に向けた小売り」という意味を持つ言葉で、外資系証券会社では個人投資家や中小企業を対象とした小口の営業・取引のことを指します。

証券会社で取り扱う株式や債券などの金融商品はどれも大きな差はありません。そのため、リテール部門では「この人から買いたい」「この人なら安心」と感じてもらえる人間性が求められます。

完全に個人の力が試される仕事であるため、「自分の力を試したい」という意欲のある方におすすめです。

リサーチ部門

外資系証券会社では、世界の経済動向を調査・分析する「リサーチ部門」も設置されています。リサーチ部門での調査・分析結果はレポートにまとめられ、リテール部門の社員が顧客に金融商品を提案する際の根拠として用いられます。

レポートは社外にも公表されるため、投資家が金融商品の価格変動などを予想するための材料としても活用されます。レポートには書いた人の名前が記されるため、正確で質の高いレポートを書いていれば、より責任のある仕事を任されるようになります。

インベストメントバンキング部門(IBD)

インベストメントバンキング部門(IBD)は、個人投資家を顧客とするリテール部門やリサーチ部門とは異なり、企業や法人を顧客とする部門です。証券の買い取りによる資金調達のサポートや、企業の合併や買収の進め方についてのアドバイスなど、企業の経営や運営を支えることをメインの業務としています。

これまでご紹介してきた2部門が個人の裁量を重視しているのに対し、インベストメントバンキング部門では、1つのチームで連携しながら業務に取り組むため、個人の能力だけでなく、コミュニケーション能力や協調性などが求められます。

外資系証券会社で求められる人材

ハイレベルな学歴

これまでご紹介してきた通り、外資系証券会社は「実力主義」の世界です。そのため、新卒就活でも「一定水準の知的能力」が担保されている高学歴の人材が有利になります。

外資系証券会社には東京大学や京都大学などの旧帝大、慶應義塾大学や早稲田大学などの難関大学出身の就活生が多く就職しています。また、海外の大学への留学経験がある就活生を求める企業もあります。

高い語学力

外資系証券会社では、上司や同僚との日常会話を英語でスムーズにこなせることはもちろん、金融に関わる専門用語を正確に理解できる高い語学力が求められます。

外資系証券会社に就職する際の英語力の目安としては、TOEIC860~900点と言われています。英語力は一朝一夕で伸ばすことはできないため、英語力に自信のない場合は、早めに対策を始めることが必要です。

ストレス耐性や体力も重要

外資系証券会社では、激務をこなし続けなければなりません。また、実力主義だからこそ、うまくいかない時のプレッシャーは大きいもの。そんなプレッシャーにも負けず、気持ちを立て直し、冷静に最善の策を見つけ出すことが求められます。

そのため、ストレス耐性や体力は重視されるポイントとなります。苦しい場面やつらい場面を乗り越えたエピソードがあれば、アピール材料となりますので、ぜひこれまでの自分を振り返ってみましょう。

外資系証券会社を志望する時の就職活動対策

金融の知識を身につけておく

専門的な知識がなければ採用されないというわけではありませんが、基本的な知識や証券業界の動向、最新のニュースなどは知っておく必要があります。

面接で証券業界のニュースについて意見を求められることもありますし、基礎的な用語の理解ができていないとインターンなどでも苦労することになります。

基本的な用語や業務については理解しておくこと、そして最新のニュースもこまめにチェックしておくのがいいでしょう。

GD(グループディスカッション)対策をしておく

外資系証券会社はインターンシップ選考や本選考で、GDがあることが多いのでしっかり対策をしておきましょう。

証券会社のIBD部門などでは、チームワークができるかどうかが重視されます。GDで周囲への配慮ができないスタンドプレーが目立ったり、協力的な姿勢が見られないと低評価となる可能性が高いです。

外資系証券会社は実力主義ではありますが、チームワークも重要だということを忘れないでください。

インターンシップに参加する

外資系証券会社を目指すなら、インターンシップに参加しましょう。外資系証券会社のインターンは人気があり倍率も高いですが、レベルの高い学生が集まるグループワークに参加できるため大きく成長できる機会となります。

非常に倍率が高いため、外資系証券会社のインターンに参加した経験だけでも、就活でのアピール材料となります。

外資系企業のインターンは日系企業と募集時期が異なるため、インターンシップの募集情報はこまめにチェックするようにしてください。

最後に

外資系証券会社には「実力主義」で「給与が高い」といったメリットがありますが、「激務」で「雇用が安定しない」というデメリットもあります。まずは目先のメリットに囚われずに、自分自身がどのような働き方を理想としているかをよく考えてみてください。

「やっぱり自分は外資系証券会社で働きたい!」という思いが明確になったら、各社の社風や求められている人物像を調べ、早めに対策を始めるようにしましょう。


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