【企業研究】ベネッセに就職するには?役立つ就活情報を徹底解説!

ベネッセは幅広い世代を対象に、教育や生活関連の事業を展開している大手企業です。業界を代表する企業であり、就活生からの人気も非常に高いです。選考倍率の高いベネッセへの就職を目指すなら、念入りな企業研究と就活対策が欠かせません。ここではベネッセの企業概要や選考プロセスなどまとめているので、就活対策にお役立てください。

目次

ベネッセとは

企業概要

会社名:株式会社ベネッセコーポレーション
本社所在地:岡山県岡山市北区南方 3−7−17
創業:1955年1月28日
資本金:30億円

ベネッセコーポレーションは通信教育や出版などの事業を行っている教育業界の大手企業です。本社は岡山県岡山市にあり、「ちゃれんじ」など一部の通信教育サービスは海外でも展開されています。

ベネッセグループで教育・生活に関わる分野を担う企業

ベネッセコーポレーションの親会社であるベネッセホールディングスはベネッセグループを統括する会社です。「Benesse=よく生きる(well-being)」という企業理念のもと、通信教育をはじめとする教育、育児、生活、語学・グローバル人材教育、またシニア・介護の領域など幅広い分野で事業を展開しています。

ベネッセにはどんな職種がある?勤務地や平均年収は?

職種

配属は、入社前に様々なコミュニケーションを取り、本人の希望と適性を元に決定していきます。以下に、ベネッセの商品やサービスを生み出す主な5つの仕事(配属イメージ)を紹介します。

営業
営業の仕事では、学校営業や法人営業などがあります。学校向けの営業では、学校教育に対してコンサル的な営業を行うなどします。法人営業で担当するのは、ベネッセが発行している雑誌の広告営業や地域でのイベント企画の営業などです。

編集・商品企画
ベネッセは「こどもちゃれんじ」「進研ゼミ」など、雑誌や情報誌を発行しています。通信教育教材なども多数あるので、企画や編集作業は重要なポジションです。教育サービスのデジタル化が進められているので、ITに強い人材が特に求められています。

マーケティング
多様な教育サービスを提供しているベネッセでは、マーケティング職も重要な役目を担っています。マスマーケティング、ネットマーケティング、エリアマーケティングなどを担当します。

スタッフ
企業の管理や運営を担う、人事・総務・経理・法務調達・物流・ITなどの職種もあります。会社運営に関わる事務的な仕事がメインとなります。

組織マネジメント
ベネッセのサービスである「赤ペン先生組織」のマネジメントや「模試採点組織」のマネジメントを担当し、勉強会や研修の運営などを担当するポジションです。

勤務地は?

新卒の採用ページでは「勤務地は全国の各拠点」と記載されていますが、多くが新宿から約30分の「多摩センター」駅にある東京本部勤務となります。21卒の配属先勤務地実績は、東京本部が51名、岡山本社が3名、その他各拠点が1~3名でした。

勤務地は基本的にポジションによって決まるとのことです。進研ゼミなど家庭教育なら主に東京本部、学校向け商品開発なら新宿か岡山本社、学校コンサルティングの場合は9拠点の支社のどれかに配属されます。

初任給・平均年収

新卒向けの採用ページを見るとベネッセの大学院修了と大学卒の初任給は、基本給 215,000円となっています。ボーナスの支給は年2回です。

条件に当てはまれば賃貸住宅手当が支給されるのも特徴的です。1・2年目は月に28,000円、3年目は月に18,000円と、入社後3年目まで支給されます。

ベネッセコーポレーションは平均年収を公開していません。正確な平均年収ではありませんが、転職サイト・オープンワークのサイト口コミでは、ベネッセコーポレーションの回答者の平均年収は695万円となっていました。

オープンワークの口コミで職種ごとの具体例を見てみると、営業 在籍3~5年 女性 年収700万円ほど、教材編集 在籍5~10年 男性 年収750万円ほど、などの口コミがあります。

ベネッセの就職活動情報

採用サイトで公開されている情報やインターンシップガイド掲載の就活本選考体験記の投稿などを基に、ベネッセの選考フローや求める人物像など就活関係の情報をご紹介します。

選考フロー

ベネッセコーポレーションの新卒採用サイトで公開されている選考フローは以下のようになっています。

エントリーシート・適性テスト → 一次面接 → 二次面接 → 三次面

一次と二次の面接は面接官1名の個人面接、三次は面接官2名の個人面接となります。

ES・面接の質問の特徴

就活本選考体験記によるとESや面接でされる質問は、志望動機や学生時代の経験など基本的な質問が多いです。加えて学校や授業に関する設問があるのが特徴です。

エントリーシートや面接どちらでも、学生時代に最も打ち込んだこといわゆる学チカについて深掘りする質問があります。面接官からの深掘りに対応できるよう、原体験を基にしっかり内容をまとめておく必要があります。

【質問例】
・あなたが、これまでに受けた「授業※」で、「自分のためになった」と思う授業内容と、その理由を述べてください。
※授業は「小学校・中学校・高校・大学・大学院」いずれの授業か明確にしたうえで、論じてください。
・あなたが学生時代に、「最大限『頭』を使って解決、もしくは達成したこと」および、そこから学んだことについて、具体的に教えてください。
・あなたが学生時代に、「最大限【体】を使って解決、もしくは達成したこと」および、そこから学んだことについて、具体的に教えてください。

求められる人物像

採用サイトQ&Aでベネッセが示している、求める人物像の基準は以下の3つです。

①困難に立ち向かう「バイタリティ」がある
②教育に貢献するという「本気さ」がある
③その願いを実現するために「挑戦」し続けることができる

困難な状況であっても顧客ために最後まで挑戦し続けられる人材を求めています。選考では粘り強く取り組み困難を乗り越えたエピソードや、教育に強い関心を持ったきっかけなどをこれまでの経験を基に話せるよう対策しましょう。

大手企業に就職したい!ベネッセの就職活動対策

ベネッセは就活生に毎年人気が高く、内定を得るのも難易度が高いです。ベネッセに就職するために実践すべき選考対策をご紹介します。

企画力をアピール

ベネッセコーポレーションでメインとなっているのは教育事業ですが、教育に関する知識や経験は選考で重視されないとあります。もちろん教育学部出身者が有利になるということもありません。

それもよりも重視されているのは「企画力」です。全従業員がお客様の課題を解決する「企画職」であるという認識を持つことが求められています。ESや面接では、これまでに独自の考えで課題を解決した具体的な経験や、何かを企画して実行した経験などをアピールするのがいいでしょう。

インターンシップに参加する

ベネッセはインターンシップを実施しているので、企業理解を深めるために積極的に参加してみてください。インターンシップの内容はグループワークとプレゼンを行うもので、内容の充実度から教育について学ぶことが多く、参加してよかったと感じる学生が多いようです。

ベネッセのインターンシップの魅力は、教育業界でもトップクラスの人気を誇るベネッセだけあり全国から優秀な学生が集まる点です。そうした優秀な学生とのグループワークでは刺激をもらえ、就活のモチベーションを高めることにもつながります。

プログラムでは「徹底した議論」と「社員からのフィードバック」がポイントとなっているため、ワークを通じて多くのことが学べます。

最後に

ベネッセに就職するには志望動機や学チカなどのエピソードをしっかり練り、選考対策を行うことが必須です。「なぜ教育業界なのか」「なぜベネッセなのか」教育に関する体験を基に志望動機を練ると説得力が上がります。選考前にOB訪問やインターンシップを活用してベネッセの企業研究を進めましょう。

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