営業の長期インターンが大学生におすすめの理由。就活でアピールする際のポイントは?

「長期インターンを始めてみたいけど、職種選びに迷う...」そんな学生の方におすすめしたいのが、営業の長期インターンです。営業の長期インターンでは、幅広いビジネススキルを身につけることができます。営業に必要なビジネススキルは今やどの職種でも必須です。そのため、将来営業職として企業に就職することを考えていない学生の方にも、長期インターンではおすすめの職種です。

営業の主な業務内容から営業の長期インターンで身に付くスキル、就活でアピールする際のポイント、注意点まで詳しく解説します。

目次

営業の主な業務内容

①アプローチ先の情報収集

まずは、アプローチする顧客のリストを作成し、顧客についての情報収集を行います。営業では、一方的に自社の商品やサービスをアピールすればよいのではなく、顧客のニーズを把握した上で、ニーズに合った提案をすることが重要です。

例えば、商品の「価格」「機能性」「デザイン」どれを重視するのかは顧客によって異なります。自社の商品に魅力を感じてもらうためには、事前に情報収集をして顧客のニーズを把握しておくことが必須です。

アプローチ先についての情報だけではなく、競合他社についての情報収集も重要です。競合他社がどのような営業戦略をとっているのか、何をアピールポイントにしているのかを把握した上で、他社との差別化を図る自社の戦略を練ります。

②電話・メールでのアポイント

電話やメールで、顧客を訪問する日時を約束します。顧客のもとへ突然訪問しても不在の場合がありますし、何より失礼な印象を与えかねません。顧客との信頼関係を構築するためにも、アポイントの電話やメールは欠かせません。

メールよりも電話の方がスムーズなため、アポイントは電話で取ることが多いです。電話をかける際は、相手が忙しい時間は避けます。相手が貴重な時間を割いてくれていることを忘れず、丁寧な言葉使いと感謝の言葉、要件を手短に話すことが重要です。

③営業活動

アポイントに成功した顧客に、実際に営業に伺います。長期インターンの場合は、社員に同伴してもらうことが多いです。

まずは事前に収集した情報をもとに作成した資料を用いて、顧客に合った自社の商品やサービスについての情報提供をします。その際に、こちらが一方的に話すのではなく、顧客に丁寧にヒアリングをします。事前に調べた情報をもとに仮説を立て、仮説検証を行うと、顧客のニーズをうまく引き出すことができます。

直接ヒアリングをしたら、顧客の課題を解決するための提案をします。自社の商品やサービスにはどのような特徴があって、顧客がどのように活用することでどんなメリットがあるのか、具体的に提案することで魅力を感じてもらいやすくなります。

その場で契約に至らなかった場合はクロージングを行い、顧客にその後の意志を確認します。クロージングでいかに顧客を契約に前向きな気持ちにさせるかは重要ですが、その際にあまりしつこくアピールすると会社のイメージを下げることにもつながります。そのため、あくまでも相手の意志を尊重します。

④受注・納品・請求

契約まで辿り着いたら、受注、納品、請求までを行います。この際、発注書や見積書に誤りがないか、丁寧にチェックします。少しのミスでも、顧客に迷惑をかけてしまうと信頼関係に傷がつく可能性があります。

⑤アフターフォロー

納品後も顧客と定期的にコミュニケーションをとり、アフターフォローをすることで顧客との信頼関係を構築することができ、リピートしてもらえたり、他の商品やサービスにも興味を持ってもらえる可能性が上がります。顧客との信頼関係の構築は、営業において最も重要なことの一つです。

営業の長期インターンで身に付くスキル

①コミュニケーション能力

営業ではトーク力が重要だと思っている方は多いかもしれません。しかし、話が上手いというだけではコミュニケーション能力が高いとは言えません。営業をはじめ、ビジネスでは、「相手の話を聞く」ことが非常に重要です。

営業の長期インターンでは、顧客にヒアリングをしてニーズを把握する傾聴力、ニーズに合った自社の商品やサービスの魅力を的確に伝える力の両方を身につけることができます。

②情報収集力

実際に営業をかける前の情報収集を毎回行うことで、情報収集力を身につけることができます。仕事ができる人は、事前準備を欠かさず行います。Webサイトや本、新聞など時と場合によって様々な手段を使い分けながら情報を集め、信用できる情報と信用できない情報を取捨選択することは営業職だけではなく、情報社会に生きる私たちにとって必要な能力です。

③課題発見力

ただ顧客に関する情報を集めて終わりではなく、情報を分析し、顧客の課題やニーズを考察することで課題発見力を身につけることができます。すでに明らかになっている課題だけでなく、集めた情報や顧客へのヒアリングを通して潜在的な課題やニーズを見つけることはどの職種にも必要な能力です。

④論理的思考力

営業の仕事をする中で論理的思考力は必須であり、長期インターンを通してこの能力を身につけることができます。

顧客に良い提案をするためには、顧客の現状分析は欠かせません。その際、直感的に考えるのではなく、論理的に分析することが必要です。現状から原因を導き出し、それに対してどうアプローチするのかを順序立てて考えることで、自社の商品やサービスを使った的確な解決策を見つけることができます。

さらに、顧客に提案する際も、自社の商品やサービスの良さを一方的に伝えるのではなく、顧客の抱える課題、その原因、解決策を筋道立てて伝えることで説得力が生まれ、より商品やサービスに魅力を感じてもらうことができます。

ESや面接でアピールする際のポイント

①身につけたスキルをエピソードと合わせてアピール

ただ「私の強みはコミュニケーション能力です!」などとアピールするだけでは説得力に欠けます。営業の長期インターンのどんな経験を通じてそのスキルを身につけ、どのように発揮したのか、必ず具体的なエピソードを交えて話しましょう。そうすることで、自分のことをよく知らない企業の人事にも納得してもらえるような自己PRになります。

②数字を使って成果を示す

ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)で営業の長期インターンについて話す場合は、具体的な数字を用いて成果を示すようにしましょう。

「営業の長期インターンで、成約率を上げました!」と言っても、どのくらいの成果なのかがいまいち伝わりません。「何ヶ月で」「何%上げたのか」「当初の成果は何%だったのか」など、明確な数字を用いることで説得力が増します。

③取り組みの過程を詳しく話す

ガクチカでは、成果だけでなく取り組みの過程を詳しく話すことが重要です。なぜなら、企業側が重視しているのは成果ではなく、学生の人間性だからです。企業はガクチカを聞くことで、取り組みの中で学生がどのような人間性を発揮したのかを知り、自社にマッチした人材かどうかを判断しています。

「なぜ取り組んだのか」「どのように取り組んだのか」を自分の人間性がわかるように詳しく伝えることで、営業の長期インターンでの経験を上手くアピールすることができます。

④身につけた営業スキルで自分を売り込む

よく、「就活は営業と同じだ」と言われます。まずは企業の情報を集め、企業研究を行います。企業研究の内容をもとに、自分のどんなところをどのように企業で活かせるのか、それによって企業にどんなメリットがあるのかを考えます。ESや面接では、営業をするのと同じように、企業が自分を採用するメリットを伝えましょう。

⑤即戦力になれることをアピール

特に営業職志望の学生は、即戦力になれることを具体的なエピソードを根拠にアピールしましょう。新卒採用は「ポテンシャル採用」と言われ、企業は学生のポテンシャルを買って採用します。そのため、即戦力になる学生は企業にとって貴重な人材です。長期インターンでの経験と身につけたスキルを上手くアピールすることで、他の就活生と差をつけることができます。

営業の長期インターンの注意点

①精神的にハードだと感じる人も

営業の長期インターンでは「1日に◯件アポイントを取る」といったノルマが設定され、高い成果が求められることがあります。営業に慣れていない学生の中には、ノルマと自分の能力が見合わず、きついと感じる方もいます。未経験の方は、長期インターン生の教育体制が整っている企業を慎重に選ぶことをおすすめします。

②イメージとのギャップ

「思っていたよりきつい」「営業活動より社内の雑用の方が多い」など、イメージとのギャップを感じて長期インターンを辞めてしまう学生は少なくありません。長期インターンに応募する際は事前に企業研究をし、自分に合っているかどうか慎重に考えることをおすすめします。

③学業との両立が難しい場合がある

長期インターンを実施する企業では、就業時間が大学の授業時間と被ったり、一回のシフトの時間がアルバイトよりも長い場合が多いです。そのため、学業やサークルとの両立が難しいと感じる学生も多いかもしれません。

長期インターンを探す際は、勤務日数や1日の最低勤務時間などを確認し、学業や他の活動と両立できそうなものを選びましょう。

【まとめ】営業の長期インターンに参加して就活を有利に進めよう!

営業の長期インターンでは、コミュニケーション能力や論理的思考力など、社会人に必要なスキルを身につけることができます。身につけたスキルを、長期インターンでの具体的なエピソードを交えてアピールすることで、就活でも有利になる場合があります。営業職は、長期インターンの職種選びに迷っている学生の方にはおすすめの職種です。



このコラムを読んだ人はこんなコラムも読んでいます
大学生おすすめコンテンツ