就活時に知りたかった!社会人1,2年目ですぐ会社を辞める原因

就職活動を誰よりも頑張り、「就職偏差値」の高い理想の企業からついに内定獲得。
福利厚生も良く、仕事内容にも興味をもてる、自分にとって理想の会社に入社できた、、、はずだった。
ただ、実際、入社してみると、仕事内容は全く面白くない。
残業が当たり前。
上司も最悪。
せっかく大企業に入社できたと思ったのに、こんなはずじゃなかった、、、。

この文章を読んでみて、どう思ったでしょうか?自分には関係がないと思ったでしょうか?ただ、残念なことに、このようなことは事実、多々生じているのです。
自身の先輩や、友人の兄姉に聞いてみてください。
周りに社会人1,2年目で辞めている人はいないかと。

恐らく、かなりの確率で「YES」と返事が返ってくると思います。
厚生労働省が発行しているデータによれば、平成26年度3月卒で、かつ1000人規模以上の企業に就職した学生のうち、3年以内に離職する割合は「24.3%」としています。
おおよそ、3,4人に1人が3年以内に辞めているのです。

「転職は悪いことではない」という声もあるかと思います。
ただ、それはあくまで「ポジティブ」な転職の場合です。
職場の業務内容、人間関係により、肉体的にも、精神的にもボロボロになって、転職することを、誰が「それは悪い転職ではない」と言えるのでしょうか? また、ネガティブな転職は、その後の人生にも悪影響をもたらします。
入社して1,2年以内にすぐ辞めるような人を採用してくれる企業の数は、新卒の時と比べ、段違いに減ります。
以上、長くなりましたが、ここでは就活生に役立つ、入社してすぐに「ネガティブ」な転職をしない方法について述べていきたいと思います。

辞表
目次

なぜ入社してすぐに辞めるのか?

そもそも就職して1,2年以内に辞めてしまう理由は何なのでしょうか?残業がないと聞いていたのに、残業が毎日あったとか、海外で働けると聞いていたのに、国内勤務であったなど、様々な理由が考えられます。
ただ、辞める原因の多くは、次の一言に要約できると思います。
それは「入社前と、入社後のギャップ」によるものです。
すなわち、「思っていたのと違うから」ということです。

「そこまで辛くない」と思っていたのに、現実は残業が当たり前で帰社時間が遅い場合や、「自分のやりたいこと」ができると思っていたのに、それとは全く関係がない部署に配属される場合などです。

これはあくまで私の感覚なので、特に明確な根拠はありませんが、若手社員が辞める多くの原因は、「仕事が辛いから」というよりも、「自分のやりたいことではない(≒成長につながらない)から」という理由が多い気がします。
これは特に、いわゆる「意識高い系」の学生に多く、就職活動も他の学生より力を入れて取り組んできた学生が直面しやすいものと思われます。

どうすれば辞めずに済むのか?

この章では、入社してすぐに「思っていたのと違う」という理由で辞めてしまわないように、対策方法につき述べていきたいと思います。
どうすれば、入社してすぐに退職しないで済むかと言えば、方法は1つです。「入社前と入社後のギャップを限りなく、少なくする努力をすること」、これだと思います。
あえて私はギャップを「ゼロ」にするではなく、「限りなく少なくする」としました。
というのも、残念ながら、実際会社に入ってみないと分からないことが多いからです。
したがって入社前のギャップと入社後のギャップをゼロにする必要はありません。
限りなく、ゼロに近づける努力を就活生の皆さんはしてください。

「やりたいこと」を複数見つけよう

恐らく、就活をしている皆さんは企業分析や、先輩の話をきくことで「自分のやりたいこと」を一生懸命探しているかと思います。
様々な業界の説明会に参加し、「業界地図」や「四季報」などのさまざまな就職対策本を読み、それでもどの仕事が自分に合うのか分からず、悩んで、悩んで、悩まれていると思います。
ただ、ここではっきりと言わせていただきます。
悩んで当たり前です。
自分のやりたいことが見つけられなくて当然なのです。

中学1年生の頃を思い出してください。
部活動を選ぶ際に、仮入部期間というものがあったと思います。
部活動を正式に決める前に、一度、部活の練習に短期間参加することで、先輩の雰囲気や、活動内容について理解を深めるために設けられているものです。
ただ、中学の「仮入部」は実際に練習にも参加でき、かつメンバーも数が企業よりずっと少ないことから、ある程度その部活を理解することができますが、就職活動では「仮入部」という、「お試し期間」がありません。

就職活動中に、「完全に」企業を理解することなど不可能であり、「自分のやりたいこと」を明確にするのは本当に難しいことなのです。
ただ、だからこそ言わせてください。
自分のやりたいことを無理やり1つに絞り込むのではなく、「何となく」という理由で、複数やりたいことを見つけてください。

もちろん、面接時にはそれがあたかも唯一、自分のやりたいことだと思われるように、カモフラージュをしなくてはなりませんが、就職活動では、自身のやりたいことを完全に明確にするのではなく、自分がやりたいことを「何となく」そして「複数」見つけ出すぐらいの感覚をもっているだけで問題ありません。
私の周りにも入社し、実際に仕事をしたことで「やりたいこと」を見つけられたという方がおります。
この感覚をもちながら、就職活動をし、企業に入社することで、業務内容がやりたいことではないからという理由で辞めることはありません。
何故ならば、そもそもそれが、どうしてもやりたくて入社しているわけではないのですから。

インターンシップを活用しよう

中学生の時の「仮入部」の話をしましたが、、それに代わるものとして「インターンシップ」というものがあります。
長期のインターンシップでは実際に企業の一員として仕事を経験することができ、入社前と入社後のギャップをなくすことに繋がります。
短期のインターンシップでも社内の雰囲気や仕事への考え方などを知ることができます。

私も就活をしていた頃は、短期・長期含め10社以上インターンシップに参加しました。
そのおかげで、当時私が全く知らなかった様々な業界のビジネスモデルについても理解することができましたし、何よりその会社のビジネスマンや、他の優秀な学生と関わることで、かなり刺激を受けることができました。

インターンシップに参加することで、その会社の業務内容を完全に理解し、入社後のギャップをゼロにすることはできません。
ただ、少なくとも、たとえ1日間のインターンシップであったとしても、その業界の知識を深めるのに役立ちますので、可能な限り参加しましょう。

「夢(≒希望)」よりも「覚悟(≒絶望)」を持とう

先述の通りですが、インターンシップや先輩方のお話しを多くきき、入社前と入社後のギャップを埋めるための最善の努力をしてください。
ただ、その後、もう1つ重要なことがあります。
それは、社会人になるという「覚悟」をもってください。
極論ですが、「絶望」してください。
自分のやりたいことなど、入社して早々できるわけがありませんし、肉体的にも、精神的にも辛いです。
職場の上司が最悪というケースもあり得ます。

就活生は、「学生に自社をPRすること」を仕事としている採用担当者や、採用担当者が用意した「現場の社員」しか会わないから「社員」や「仕事」が魅力的に見えるのです。

冷静に考えてみてください、そんなわけないじゃないですか。
朝の満員電車や、夜、電車に乗っているサラリーマンの顔を見てください。「アレ」が現実なのです。

自分のやりたいことを絞り込み、期待に胸を膨らませながら入社するのはもちろんいけないことではないですが、実際、仕事はきついものだということを忘れないでください。
覚悟をもってください。「どうせ仕事はつまらない」、「毎日怒られる」、「肉体的にきつい」と絶望(≒希望を絶つ)した状態で入社すれば、その先には間違いなく、思っていたより、マシだと思える「希望」しかないのですから。


この記事を書いた人
就活案内人画像
就活案内人
好奇心が人一倍強かったことから、就活時には、いわゆる多くの学生が受ける金融、商社のみならず、コンビニや塾の先生含め様々な業界の説明会に参加。インターンシップに関しては長期、短期含め10社以上参加経験あり。
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