【企業研究】ソニーの年収はどれくらい?平均年収や働き方について徹底解説!

ソニーは世界有数の大手電機メーカーで、毎年就職先として学生から人気の高い企業です。世界的に有名なソニーの年収はどれくらいなのでしょうか。平均年収やソニーでの働き方についてなど就活生が気になる情報を徹底解説します! 

目次

ソニー株式会社とは

ソニー株式会社はゲーム機などのハードウェア分野をはじめとして、家電や電子部品などを製造している世界有数の日本の大手電機メーカーです。他にも映画制作や音楽分野にも重点を置き多角的に事業展開をしているコングロマリット企業です。コングロマリット企業とはソニーのように異なる分野の事業や技術を持つ業種を多角的に展開している企業の事を指します。

ソニーの年収について

世界的に有名なソニーの年収はどれくらいなのでしょうか。東洋経済オンライン「平均年収全国トップ500社」のランキング(https://toyokeizai.net/articles/-/322342?page=2)ではソニーはトップ50位以内にランクインしています。平均年収や競合他社と比較してソニーの年収について詳しく解説していきます。

平均年収と初任給

2020年3月までの有価証券報告書によると、ソニーの平均年間給与は10,571,348円と報告されています。つまりソニーの平均年収は1057万円ほどです。

初任給はソニー採用サイトの募集要項によると以下のようになっています。

修士了 初任給280,000円~ (月給)
大学卒 初任給250,000円~ (月給)
※通勤交通費別途支給 (2019年7月実績)

大学卒の初任給の平均額は約210,000円といわれているので、ソニーの初任給は平均額より高いことが分かります。

具体的な役職と年収の例

転職サイトオープンワークの口コミなどから具体的な職種と年収の具体例をご紹介します。

・営業 課長クラス 30代 男性 年収900万円ほど
・管理部門 20代 男性 年収675万円ほど
・技術系 30代 男性 年収1000万円ほど

ソニーは給与を成果や役割で決定する、ジョブグレード制を採用しています。なので在籍年数が長ければ長いほど年収が高くなるというわけではありません。若手でも実績を残し、役割のグレードが上がれば年収1000万円越えを目指せるという口コミもありました。

競合他社との比較

ソニーの競合他社である電機メーカーの日立製作所、パナソニック、三菱電機3社の平均年収と比較します。各社の2019年度有価証券報告書から平均給与額は以下のように報告されています。

・日立製作所 8,943,244円
・パナソニック 7,546,379円
・三菱電機 8,069,144円

他の3社と比較するとソニーの平均年収は1000万円を越していて圧倒的に高いということが分かります。

人気企業ソニーの働き方

年収が高いということは仕事量は多く、ハードな場面も多いということです。特にソニーは成果主義であり、結果を出さなくては給与に反映されません。しかし厳しい分、社員の生活や成長を支援する制度は整っています。次にソニーの働き方の特徴をいくつかご紹介します。

グローバル標準の評価制度、ジョブグレード制度を導入

日本を代表するグローバル企業のソニーは日本型雇用の特徴の1つである、年功序列によって給与を決める制度から、グローバル標準の評価制度であるジョブグレード制に移行しました。

ジョブグレード制度とは年齢に関係なく、個人の実績と役割によって評価が決まるというものです。一般社員からチームリーダーや主任、更に管理職クラスに上がることで基本給が上がっていきます。そこに個人の成績に応じた賞与が加わり給与が決定します。

この役職は年齢関係なく個人の実績と能力や適性によって就くことができるので、若手でも活躍できればどんどん昇進することができる仕組みです。逆に結果が出せなければ年齢が上がったとしても大きく年収が上がるということはありません。

社員のキャリアを支援する制度が充実

ソニーには「自分のキャリアは自分で築く」をキーワードに、社員一人一人の主体的なキャリア形成を支援する様々な制度があります。例えば個人の意志により自ら手を挙げ、希望する部署やポストに応募できる社内公募制度や、海外で最先端技術・知識を学ぶ公募留学制度などがあります。社員が主体的にキャリアを開発し挑戦することを重視しているソニーには、仕事を通じて成長・挑戦できる環境があります。

高い評価を受けているソニーの家庭と仕事の両立支援

ソニーは社員それぞれのライフスタイルに応じて能力を最大限に発揮できるよう、仕事と家庭生活の両立を重視した柔軟な両立支援制度の導入と職場の環境づくりに取り組んでいます。育児や介護の場と職場が離れすぎないように、テレワークや短時間勤務制度、支援金や休暇制度を導入しています。

特に育児休暇取得の際「職場からの理解を得にくい」といった問題の改善に積極的に取り組んでいます。育児休業に入る前の社員とその上司を対象に様々なセミナーを開催しています。

また女性に限らず、男性社員にも育児休暇取得を推進しています。他にも企業主導型保育施設を開設するなど、様々な取り組みを実施し2017年度「イクメン企業アワード」のグランプリに選ばれています。また、"子育てサポート認定事業主マーク" (愛称「くるみん」) の認定も受けるなど高い評価を受けています。

人気の企業で働きたい!ソニーの就活対策

年収が高く、待遇のいい企業は就活生に人気で就職は難しいです。多くの就活生に人気のソニーに就職するにはどのような対策をすべきなのでしょうか。おすすめの対策法をご紹介します。

語学力や国際感覚を身につける

ソニーは世界的なブランドを持った企業です。ビジネスは世界中で展開されているため一緒に働く社員が海外の人材であったり、英語を使って仕事をする機会も多いです。語学力や国際感覚を身につけて、アピールするのがいいでしょう。

職種・コース別に研究する

ソニーは社員が主体的に自分のキャリアを選択するということを重視しています。そのため細かく分類された職種ごとの採用コースがあります。自分が将来何をやりたいのか、どのような経験が活かせるのかなど職種ごとに研究し理解を深める必要があります。可能であればOB訪問などを活用し、自分の目指す職種の社員の方に話を聞いてみることをお勧めします。

インターンに挑戦する

ソニーはインターンシップにも力を入れています。1dayのインターンシップだけでなく、技術職志望の学生向けに2週間の職場密着インターンシップを開催しています。職場に入り実際の業務を経験できるこのインターンシップは仕事の実態を知ることができると学生に人気です。本選考に向けて貴重な経験ができるので積極的に挑戦してみてください。

最後に

ソニーは平均年収が1000万円を超える企業です。成果主義の人事制度を取り入れていることもあり、若いうちから高収入を目指すことができます。ソニーのような人気企業の内定を得るためにはより詳しい選考情報を調べたり、インターンシップに参加して企業研究を進めましょう。

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