【企業研究】集英社の年収はどれくらい？平均年収や働き方について徹底解説！

集英社は少年ジャンプを筆頭に少年マンガから少女マンガまで幅広い雑誌を出版している企業です。集英社の平均年収や勤務環境、働き方について解説します。

集英社とは

集英社は1926年に創業された総合出版社です。漫画誌から文庫、辞典まで幅広く扱っており、本社を東京都千代田区に置いています。昨今では「鬼滅の刃」が歴史的大ヒットを記録しました。「創意・自信・協調」を企業の方針としており、人々が夢中になれるコンテンツ・サービス作りを目指す企業です。

集英社の年収について

総合出版社集英社の年収はどれくらいなのでしょうか。平均年収や具体的な職種と年収の例、競合他社との比較を交えて集英社の年収について解説します。

平均年収、初任給

集英社は平均年収を公開していません。参考に転職サイトオープンワークの口コミによる年収を見てみると在籍3～5年目で400万円、在籍10年目で1,000万円と幅がありました。ただし口コミの数が少なかったため参考程度です。ちなみに国税庁の令和元年民間給与実態統計調査結果によると、正社員の平均年収は503万円となっています。

集英社の初任給は262,300円(2020年度実績）となっています。令和元年賃金構造基本統計調査結果（初任給）の概況によると大学卒の初任給は男女平均21万200円、大学院修士課程修了の初任給は男女平均23万8,900円となっているため、集英社の初任給は大学卒、院卒共に平均よりも非常に高くなっています。

具体的な役職と年収の例

転職サイトオープンワークの口コミなどから具体的な職種と年収の具体例をご紹介します。

・編集　在籍3年未満　　新卒　男性　550万円
・編集　在籍3年未満　　新卒　男性　500万円
・編集　在籍10～15年　新卒　女性　1,000万円
・営業　在籍3～5年　　 中途　男性　400万円

口コミによると福利厚生が充実しており、部署によって忙しさや給与に差があるようです。

他の企業と比較

出版業界の業界平均は699万円です。参考程度ですが、口コミによると集英社の年収は業界内でも高水準であるようです。

参考に同業他社の平均年収を確認しておきましょう。

・講談社　1,085万円（口コミ平均）
・KADOKAWA　　833万円
・ゼンリン　　　 568万円

集英社の働き方

集英社への就職を考えるなら、年収以外に働き方も知っておきたいところです。ここでは集英社の働く環境や制度について紹介します。

自由でクリエイティブな環境

集英社は「講談社」「小学館」と共に三大出版社と呼ばれています。そのなかでも集英社は娯楽にルーツがあるため比較的自由で伸び伸びやるという社風があります。遊び心があり賑やかに仕事を進めるという環境が特徴です。

若手から作品に関われる

編集の仕事では若手のうちから作家、作品と関わることができるためやりがいがある仕事といえるでしょう。裁量権があり自由度が高いぶん、どう作品を盛り上げるか、どうすれば売れる作品ができるかといった視点が若手のうちから求められます。

人気企業で働きたい！集英社の就活対策

人気企業である集英社の就職はかなり難易度が高いです。そんな集英社で内定を得るために実践すべきおすすめの就活対策をご紹介します。

ビジネス目線で「好き」を分析

集英社の選考ではもちろん自社の作品が好きという気持ちは大事ですが、それに加えてなぜそれが好きなのか、また売れているのかという視点が必要です。ただのファンになってしまっては採用の決定打に欠けるため、どうすればもっと売上が伸びるのかというところまで考えておきましょう。ビジネス視点でターゲットや企画、アプローチ方法を分析しましょう。

筆記試験対策を行う

出版社の選考では独自の筆記試験が行われるという特徴があります。集英社は一般常識はエンタメに関する出題が多く、英語・数学はSPIに似た問題が出題されます。また作文は題に沿って書く一般的なものや与えられた3つの単語を使って物語を書く三大噺が過去に出題されています。特に作文は準備無しに書くのは難しいため構成や時間内に書く練習をしておきましょう。

最後に

集英社の平均年収は公開されていませんが、口コミによる年収は400万円から1,000万円と幅がありました。集英社はエンタメに強みがある企業です。企業研究はもちろん企業独自の筆記試験対策もしっかり行っておきましょう。