インターンシップのエントリー後にやるべきこと

インターンにエントリーしてみたものの、今後の流れやすべきことがわからず、戸惑っている学生も少なく無いでしょう。ここではエントリー後の流れ、やるべきこと、注意すべきポイントなどについて解説します。

エントリー後の流れ

一般的に、インターンに参加するには次のようなステップを経る必要があります。

プレエントリー → 本エントリー → 説明会 → 選考 → インターン参加

プレエントリーと本エントリーの違いに注意

インターンのエントリーには、プレエントリーと本エントリーがあります。プレエントリーだけでは選考への申し込みとならないこともあるので注意してください。企業の申し込みサイトや、利用するナビサイトによって申し込み方法は異なるので、使い方をしっかり確認しておきましょう。

申し込みから参加までの流れは、ほとんどの場合インターンシップ募集要項に記載されています。参加までに必要なステップや提出書類などは、事前にチェックしておくと安心です。

説明会への参加

エントリー後に企業の説明会への参加を求められるケースが多いですが、説明会がないこともあります。

選考

インターン選考の内容は企業やプログラムにより異なりますが、次のような流れが一般的です。

ES（エントリーシート）による書類選考 → 筆記試験（webテスト） → 面接

筆記試験の種類は企業により異なりますし、試験の対策は1〜2日でできるものではありません。どんな試験内容なのか事前に確認し時間をかけて対策をしておく必要があります。

エントリー後にやるべきこと

連絡の確認

エントリー後は携帯電話やメールボックスをこまめにチェックし、応募企業から連絡が入っていないか確認してください。企業の中には複数の電話番号がある場合や非通知でかけてくる場合もあるので、わからない宛先でも注意が必要です。

こまめにチェックしておくことで、採用の連絡にすぐ対応できます。すぐに返信をする学生と、数日経ってからようやく返信がくる学生では、印象がどのように変わるか想像できるでしょう。企業からの連絡になるべく早く返信することで、やる気や熱意をアピールできます。

企業研究

連絡を待っている間に、業界研究や企業研究を進めておきましょう。選考に進めば、ES（エントリーシート）作成をしたり、面接を受ける必要があります。業界研究や企業研究が志望動機作成や面接対策になるのはもちろんですが、その後の就活で役立つことも多いでしょう。

時間に余裕があれば、業界研究・企業研究と合わせて自己分析も行っておきます。

スーツを用意しておく

説明会やインターンでは、スーツ着用が義務付けられるケースも少なくありません。本格的な就活が始まると忙しくなるため、時間に余裕のあるうちに次のものを用意しておくのがおすすめです。

・リクルートスーツ
・ワイシャツ
・革靴かパンプス
・就活用カバン

髪の毛を染めている人は暗めの色に染めなおしたり、伸び放題になっている人は清潔感のある長さやスタイルに整えるようにしましょう。

エントリー後にやってはいけないNG行動

学生気分のままで参加する

まだ本格的な就活や就職ではないからと学生気分で参加するのはよくありません。インターンシップに参加するまでに、挨拶の仕方やメールの書き方など、基本的なビジネスマナーを身につけておきましょう。

インターン参加に備えて、ビジネスマナーについて一通り勉強している学生がほとんどのため、マナーを心得ていないと悪目立ちしてしまうことがあります。

放置する

選考結果やインターンシップの詳細について、企業から連絡があったら必ず返信をしましょう。企業の担当者がせっかく連絡をくれたのに、それを放置するのは失礼な行為です。

複数企業のインターン選考に通過したり、急な予定変更があったりして、インターンに参加できなくなることもあります。インターン参加のキャンセルや辞退は可能ですが、その際も必ず連絡をするのがマナーです。

「連絡なしに行かない」「直前になってキャンセル連絡をする」などは企業側に迷惑をかけることになります。行けないとわかった時点ですぐに企業の担当者に連絡をしてください。

遅刻する

選考中やインターン当日は、絶対に遅刻しないことです。時間にルーズだとそれだけで印象が悪くなり、選考でも不利になるでしょう。

集合場所の地図や会場までの行き方は、前日までにしっかり確認しておく必要があります。悪天候や電車の遅延なども考えられるので、早めに到着する予定を立てておくと安心です。

まとめ

エントリーをして満足してしまう人もいますが、大切なのはその後の行動です。企業研究や自己分析を行って、選考対策もしておかなければなりません。エントリー後も気を抜かずに、誠意ある行動を心がけましょう。