経営学部の学生におすすめの就職先9選!

経営学部に進学した学生は、どんな就職先に進むのでしょう?経営学部の学生はどんなことが学べるのか?経営学部で学んだことをいかせる業界や職種が気になる就活生も多いと思います。あとから「別の業界に行けばよかった」なんて後悔ししたくありませんよね。

今回は経営学部で学べることや経営学部におすすめの就職先をご紹介します。受験生や就活を控えた経営学部の就活生は、事前によく学んでおきましょう。

経営学部の学生におすすめの就職先9選!
目次

経営学部とは

経営学部で学べること

経営学部はその名の通り、「経営」について学ぶ学部です。企業や組織経営についての、基礎知識や理論を学んでいきます。

「経営」について必要な知識は、組織論や経営戦略、会計、財務、人事管理などです。より実践的な知識として、マーケティングや製造・生産などについても学ぶこともあります。

大学で学んだ知識を活かせる現場も多い

一般企業だけでなく学校や行政、病院と、あらゆる組織で「経営」は必要になるため、経営に関する知識をいかせる業界は幅広いです。経営に関する知識があれば、就職活動でも有効なアピールができるでしょう。

経営学部の特徴

経営学部で学ぶ知識は、さまざまな企業や組織で団体でいかせるため、就職先や職種が幅広いのが特徴です。

経営学部の学生に人気の就職先や職種は?

経営学部の学生に人気のある業界

経営学部の学生が多く就職しているのは、次のような業界です。

・金融
・保険
・製造
・小売
・サービス
・情報通信

以上のような業界では、経営学部で学んだことがいかせる場面も多いです。

経営学部の学生におすすめの職種

経営学部で学べる知識をいかして、経営企画やマーケティングなどの職種に就く人が多いです。その他にも、経営学部で学べるマネジメントやリーダーシップなどの知識は、人事や管理職としていかすことができます。

公務員も経営学部出身の学生に人気が高いです。また、経営やマネジメントの知識をいかして、起業を目指す人も少なくありません。経営のスペシャリストとして、コンサルタントを目指すという道もあります。

経営学部の学生に人気なのは「金融・保険業界」

数字に強い経営学部の学生には、金融や保険業界はおすすめです。

銀行

経営学部のメジャーな就職先といえば、やはり銀行です。三菱UFJフィナンシャル・グループ、三井住友フィナンシャルグループ、みずほフィナンシャルグループの3つが大手です。

Uターン就職やIターンを就職をするなら、地方銀行への就職もおすすめ。法人営業やマーケティング、コンサルティングなど、様々な職種があります。

保険会社

保険会社もおすすめの業界です。死亡保険やがん保険などを扱う生命保険と、自動車事故や災害に備える損害保険の2種類にわかれます。

保険会社から保険代理店や保険ショップを通して販売する場合と、個人や法人へ直接販売する形があります。MS&ADインシュアランスホールディングス、東京海上ホールディングス、SOMPOホールディングスが大手企業です。

証券会社

大手としては野村ホールディングス、大和証券グループ本社、三井住友フィナンシャルグループなどが挙げられます。インセンティブが高いため、自分の実力で勝負したい人におすすめです。

投資家と株式会社の仲介をする証券会社では、大きく分けてトレーディング業務、セリング業務、ディーラー業務、アンダーライター業務の4つの仕事があります。

各種メーカー

経営学部からメーカーへと進む人も多いですね。

自動車メーカー

メーカーの花形といえば、自動車メーカー。トヨタ自動車やホンダ、日産自動車などが有名です。若者の車離れやカーシェアリングにより売り上げ台数は減少傾向にありますが、海外での需要はまだ高まっています。

アジアやヨーロッパでは日本車へのあこがれを持っている人も少なくありません。経営学部出身者はエンジニアとして実際に作るというより、営業や販売促進などの業務に携わることが多いでしょう。

電機・電子メーカー

日立製作所や三菱電機、東芝など日本を代表するメーカーの多くは電機・電子メーカーです。家電やAV機器の他、スマートフォンなどの最先端技術を使った機械も扱います。

AIなど技術を駆使して、人々の生活が便利になるものを作るのがこの業界の魅力です。自動車メーカー同様、エンジニアよりも営業などでの採用がメインとなるでしょう。

ガラス・ゴム・メーカー

生活に密着しているものを作るメーカーを希望するなら、ガラスやゴム、セメントメーカーがおすすめです。ガラスとゴムのどちらも、大手の2~3社で業界のほとんどの需要を占めています。

ガラスは自動車用やタッチパネル用、薄型ディスプレイ用など、ゴムメーカーはタイヤ用ゴムがメインで、環境を考えたエコなタイプの人気が高まっていす。

セメントメーカー

少し前まで縮小傾向にあったセメントメーカーですが、最近ではだんだんと回復しています。国内だけではなく海外にも目線を向けており、アジアを中心に進出しています。東京オリンピックまでは公共工事が増え、さらに需要が拡大していくとみられています。

IT・通信・マスコミ系

IT・通信・マスコミ系も経営学部の学生に人気の高い就職先です。

ITサービス

富士通やNEC、日本IBMなどが提供するITサービスは、今や私たちの暮らしと切っても切り離せません。情報通信システムやアプリケーションの開発などを行っています。

プログラマーは理系の学生を募集しているところも多いですが、新卒であれば未経験かつ文系を採用している企業もあります。

出版社

講談社や小学館、集英社といった出版社で活躍する経営学部生もいます。企画から納品までを担当する編集や、誤字脱字を見つける校正、取材に行く記者など、職種は様々。デザイナーなどは専門的なスキルが必要です。

テレビ局

テレビ業界は、日本放送協会と民放各社が大手だといえるでしょう。比較的高学歴の人が多く、ディレクターなど制作にまわる人もいれば、営業を担当する人もいます。

アナウンサーは人気の高い花型の職種で、カメラマンや照明などの技術職も必要とされています。また、最近ではインターネットテレビも流行っており、そうした番組を作る会社に入る人も増えています。

気になった業界のインターンに行ってみよう

経営学部生の主な就職先である金融業界や保険会社をはじめ、多くの企業でインターンシップを実施しています。興味を持った業界のインターンに参加することで業界や職種についての理解を深めたり、自分の適性を確認することができます。また、有名企業のインターンはESや適性検査などを実施しているところも多く、本選考に向けてESを書く良い練習にもなります。
企業によっては特別選考などへの招待もあるので、気になった企業のインターンシップに積極的に参加してみてはいかがでしょうか。

最後に

今回は、経営学部の就職先をご紹介しました。経営学部で学ぶ知識はどの業界にも通ずるところがあり、就活の時に選択肢が狭まらないのが特徴です。その分自分が何に興味があるかわからないと、企業を絞るのが大変になってしまいます。ですから、早めのうちからどんなところで働きたいかを考えておくと賢明でしょう。就職先選びの手段として、インターンシップへの参加もぜひ検討してみてください!

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