インターンシップ参加までの流れや必要な準備について解説

インターンシップに興味があるものの、「どう探したら良いかわからない」「参加までの具体的な流れがイメージできない」という方もいるのでは?参加当日までの流れ、選考フロー、しておくべき準備などについて解説します。

インターンシップ参加までの流れを解説!
目次

インターンシップについて

インターンとは?

インターンは期間によって区別されることが多く、1日で完結するものは1Dayインターン、2〜3日から1週間程度のものは短期インターン、数週間または1ヶ月以上のものは長期インターンと呼ばれています。

1Dayインターンは半日もしくは1日だけのプログラムで、講義形式のものが多いです。内容は業界や事業内容についての説明がメインで、会社説明会と変わらないようなものも多いです。

短期インターンの大半は、グループワークやロールプレイングなどで仕事のイメージを掴める内容となっています。数日のワークを経て、最終日に発表やプレゼンがあったりもします。

長期インターンシップでは、本格的な業務体験ができます。社員と一緒にオフィスで働きながら仕事をするため、知識やスキルを身につけることも可能です。給料が出るのでアルバイト代わりに長期インターンをする学生も増えています。

いつから探し始めるべき?

1Dayインターンや短期インターンは、夏休みや冬休みなど、学生の長期休みの時期に合わせて開催されることが多いです。募集は開催の1ヶ月くらい前には締め切ってしまうので、できるだけ早く情報収集を開始しましょう。

数ヶ月以上の長期インターンシップは、期間を定めずに通年で募集している企業が大半です。学年不問の募集もあるので、時間に余裕のある大学1・2年生のうちに参加する人も増えています。

インターンシップ参加までの流れ

インターンに参加するまでには大きく4つのステップがあります。

①企業を選ぶ
②エントリー(応募)する
③選考を受ける
④参加する

インターン参加までの流れ①企業を選ぶ

まずは募集情報をチェックして、応募する企業を決めることから始めます。インターンシップガイドを使って、自分に合ったインターンを探してみましょう。

都道府県別に探す
「全国のインターンシップ」で都道府県別にインターンシップを探せるので、まずは自分の住んでいる地域のインターンシップをチェックしてみましょう。

ランキングで探す
サイトにログインすれば、「今週の人気ランキング」から探すことができます。「やりたい仕事がわからない」「何を基準に探したらいいかわからない」という人は、ランキングを参考に探してみてください。

希望条件で探す
会員登録をしてサイトにログインすれば、「検索ボックス」で業種や勤務地などの条件を指定して探すこともできます。

インターン参加までの流れ②エントリー(応募)する

気になるインターンシップが見つかったら、さっそくエントリーしてみましょう。「今すぐ応募する」ボタンを押すと、企業にあなたの氏名、大学名、連絡先が送信されます。

後日、インターンシップガイドに登録されているあなたのメールアドレスか電話番号に企業の担当者から連絡が来ます。知らないアドレスからメールが来ても確認できるよう設定しておきましょう。また、知らない電話番号から電話が来てもきちんと出て名乗るようにします。連絡が来たら、企業担当者の案内に従って面接などの選考に進みます。

インターン参加までの流れ③選考を受ける

選考フローは企業により異なりますが、志望動機や自己PRを書くES(エントリーシート)の提出や面接等の選考が行われることがあります。

ESや面接でよく聞かれるのは次のようなことです。

・どうしてインターンをしようと思ったのか
・なぜこの企業を選んだのか
・学生生活でがんばっていること
・あなたの長所や短所

これらの質問にはきちんと答えられるように準備しておきましょう。

インターン参加までの流れ④参加する

インターン当日は、オフィスに余裕をもって到着するようにします。道が混雑していたり、電車やバスが遅延する可能性も考えて早めに家を出るようにしましょう。道に迷ったり電車の乗り換えを間違えたりしないように、前日までにオフィスまでの道順や乗り換え方法を確認しておくと安心です。

インターンシップについてよくある疑問

参加企業やプログラムはどうやって選べばいい?

たくさんのインターン募集があるので、どれに参加すべきかなかなか決められない人は多いです。参加目的をはっきりさせておくと、自分に合ったインターンシップを見つけやすくなります。

「興味のある業界の仕事を体験してみたい」「こんなスキルを身につけたい」「就活でアピールできる経験を積みたい」など、いろいろあると思います。目的がはっきりしてきたら業界や希望条件で絞り、その中からとくに気になる企業や内容を探していきます。

何社くらい応募すべき?

5〜7社くらい同時にエントリーするのが一般的です。人気企業や有名企業のインターンには応募が殺到し、選考倍率は本選考より高くなることもめずらしくありません。

インターンシップにエントリーして実際に採用される確率は20%程度とも言われています。また採用が決まるまで平均2週間程度かかるため、1社ずつ受けていると採用が決まるまでに何ヶ月もかかってしまいます。

面接を数多くこなすことは就職活動のための練習にもなりますし、いろいろな企業の雰囲気を知ることができるという点でも意味があります。もし複数社の選考を通過して行けなくなってしまったときは、メール等で断りの連絡をすれば問題ありません。

面接の時の服装は?

面接には、特に服装の指定がなければスーツで行きましょう。私服でOKと言われた場合でも、カジュアルすぎる服装や露出の多い服装などは避けます。シャツにジャケットを合わせたオフィスカジュアルで行くのが無難です。

靴は男性なら革靴、女性はヒールの高すぎないパンプスにします。清潔感のある髪型やメイクを心がけましょう。

必要な持ち物は?

企業から持ち物について指示があった場合には、前日までに必要な物が揃っているか確認しましょう。必要な持ち物は特にないと言われた場合でも、ノートとペンなど筆記用具は持参するようにします。

交通費の精算に印鑑が必要であったり、学生証が必要な場合もあるので念のため準備しておくと安心です。

最後に

参加当日までの流れが把握できたら、すぐに行動を開始しましょう。様々なインターンプログラムがあるので、少しでも気になるインターン募集があれば積極的にエントリーしてみることをおすすめします。

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