製造業は扱う商品によって業務の内容が大きく異なる業種なので、就職前にインターンシップに参加して業務の実態を知りたいと思っている人も多いでしょう。この記事では製造系のインターンにフォーカスして、よくあるプログラム内容や参加のメリットについてまとめています。
- ・製造系インターンの内容
- ├社員からの業務説明
- ├製造過程の体験や見学
- ├既存商品への課題提案
- └プレゼンテーション
- ・製造系インターン参加のメリット
- ├業務理解が深められる
- ├製造の過程を体験できる
- ├社員との交流が出来る
- └他参加者と共に製造が出来る
- ・製造系インターン参加に必要な条件
- ├経験は不問な場合が多い
- ├4年制大学卒業予定はメジャーな条件
- └扱う分野によっては学部等の指定アリ
- ・最後に
製造系インターンの内容
製造業インターンのプログラム内容は扱う商品により異なりますが、ここではよく見られるプログラム内容について解説します。
社員からの業務説明
どんな商品を扱っている製造系企業でも、業務説明からインターンが始まるケースが多いです。インターンは学生に業務理解を深めてもらう目的で実施されることが多いため、この点はあまり扱う商品によって変わることは無いです。
募集によっては説明会と質疑応答の時間のみがプログラム内容とされていることもあります。こういったインターンはオンラインで開催されることが多く、参加資格等も問われないことがほとんどなので、インターン初心者や気軽に参加したい方にはお勧めです。
製造過程の体験や見学
商品製造の過程を参加者に見せたり体験させたりするプログラムもよく見られます。工場の機械が作業の多くを担っている場合は工場見学を開催する企業もあります。
扱う商品によっては製造に資格や免許がいる場合もあるので、製造体験は簡単なもの、未経験の参加者もできるものに限定されていることがほとんどです。インターン以外で製造現場を見る機会もなかなか無いので、積極的に活用しましょう。
既存商品への課題提案
企業によっては、インターン参加者に自社商品への課題提案をさせるところもあります。製造業の仕事は開発した商品を作るだけではなく商品を改善してより商業的価値を上げることも含まれます。
既存の商品に改善点を見出すことはインターンに参加せずとも可能ですが、インターンでは社員のフィードバックを聞けるというのがポイントです。他の参加者のアイデアを聞いて新しい視点を得ることもできるので、このプログラムがあるインターンは要チェックです。
プレゼンテーション
参加者がインターン参加を通して見つけた商品や製造過程の改善案をプレゼンテーションする場合もあります。実際に企業に就職して、自分のアイデアを実現させる際には必ずプレゼンテーションが必要なので、経験しておいて損はないです。
製造系インターン参加のメリット
製造業界は働く場所がオフィスではなく工場の場合も多いので、インターン参加のメリットに関しても製造業ならではのものがあります。もちろん一般的なインターン参加のメリットも同時に得られるので、この項目ではそれも含めて解説しています。
業務理解が深められる
ほとんどの場合説明会がプログラムに含まれているので、業務への理解を深めることが出来ます。自分でもある程度業務について調べることは可能ですが、やはり社員からの説明は自力では掘り下げられない部分も明らかにしてくれます。
製造する商品に込められている思いや企業理念も、口頭での説明を受けることでより深く理解できますし、社員に直接質問することも可能です。製造業に興味はあるけれど、志望すべきか判断しきれない方は、インターンでの経験を判断材料にしてはいかがでしょうか。
製造の過程を体験できる
製造体験があるインターンなら、実際に自分がものづくりの仕事をする際のイメージがぐっと付きやすくなります。どのように感じたか、どのくらいスムーズにできたか等を踏まえて適性を図ることも可能です。製造業の現場で作業を体験したいという方は、製造体験プログラムがある募集に参加してみましょう。
社員との交流が出来る
現役で働いている社員との交流ができるというのも、インターン参加の大きなメリットです。特にオフィスや工場などの仕事現場で開催されるインターンでは、職場の空気やどんな人が働いている企業なのかを肌で感じることができます。
就職して働いていくうえで、職場の雰囲気や対人関係はとても重要なポイントなので、インターンに参加して自分に合っているかどうか確認しておくことをお勧めします。
他参加者と共に製造が出来る
他の参加者がいる中で製造を体験できるというのもインターン以外ではなかなか得難いメリットです。実際の製造現場でも複数人で作業を進める場合が多いでしょうから、インターンで経験しておけば就職後もスムーズに作業を進行しやすいでしょう。
製造系インターン参加に必要な条件
インターンの形態やプログラム内容によって様々ですが、製造系インターンには参加に条件が課されているケースがあります。この項目でまとめているので、自分の満たせる条件でどんなインターンに参加可能か確認してみてください。
経験は不問な場合が多い
製造過程によっては資格や免許を要する場合もありますが、インターン参加の時点では経験は問われない場合が多いです。製造業では就職後に資格の取得に向けた活動を始めることも多いので、未経験の方も臆せずインターンに応募してみましょう。
中には指定された資格を持っていることが応募条件になっていることもあります。応募要項に必ず記載があるので、条件を満たしているか確認してから応募してください。
4年制大学卒業予定はメジャーな条件
インターンシップを開催している製造系企業の多くは採用の条件を4年制大学卒業者に絞っています。インターン参加者も4年制大学卒業予定者に設定していることが多いです。この条件を満たしていればかなり選択肢が広がるので、4年制大学に在籍していて製造業に興味がある方は積極的にインターンに参加してみましょう。
扱う分野によっては学部等の指定アリ
募集によっては、インターン参加者の大学での専攻が指定されている場合もあります。理系であれば細かい専攻は問わない企業も、工学部や理学部など特定の学部に在籍していることを求める企業もあります。
学部等の指定があるインターンの募集は参加者が限られますが、その分専門的な経験が積める内容が多い傾向にあります。自分の学部や専攻に合った募集には、意欲的に応募してみることをお勧めします。
最後に
製造系インターンは企業が扱う商品によってかなり内容が違っています。募集によって得られる経験やメリットも違うため、複数のインターンを比較して自分の希望に合いそうな募集を探すのがお勧めです。経験不問の募集もかなり割合が高くなっているので、製造業に興味があるという方はぜひインターンに応募してみましょう。
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