エントリーシートの健康状態はどう書くべき?よい場合と悪い場合を例文つきで紹介

エントリーシートでは、健康状態について聞かれることがあります。どのように答えたらよいのか迷った経験のある方も多いかもしれません。

今回は、エントリーシートで健康状態について聞かれた際の答え方のポイントを、健康状態が良い場合と悪い場合に分けて解説します。具体的な回答例もあわせて紹介するので、エントリーシート作成の際にぜひ参考にしてみてください。

目次

企業がエントリーシートで健康状態を質問する理由

①採用の際の参考にするため

健康状態がよほど悪くなければ、それだけで選考に不利になることはほとんどありません。 しかし、あと1人しか選考に通過させられないという状況において、ほとんど同じスペックの応募者で迷っている場合、健康状態の良い人が有利になることはあるでしょう。

このように、企業は健康状態を採用の際に参考にすることがあります。

②業務に支障がないかを確認するため

特に力仕事や立ち仕事が多い職種では、体力がなければ続けられない可能性があります。そのため、エントリーシートの段階で健康状態を確認し、業務に支障がないかを確認します。

その他の職種であっても、体調不良により長期間休んだり、休みがちになって重要な業務がストップしたりすることがないよう、応募者の健康状態を確認しておく必要があります。

③すぐにトラブルに対応するため

入社後、職場で持病の発作が起きてしまうなどのトラブルも考えられます。このような場合にすぐに対応するためにも、事前に健康状態を把握しておく必要があります。また、健康状態に問題がある応募者に対して、選考中に配慮が必要な場合もあるため、企業はエントリーシートの段階で健康状態を確認しています。

健康状態が良い場合のエントリーシート回答のポイント

①シンプルに「良好」と記載すればOK

健康状態が良い場合は、「良好」とだけ記載すればOKです。

健康状態は企業が確実に把握したい重要項目であるため、空欄にするのはNGです。不調な部分があっても、一時的かつ業務に支障がない程度の軽いものであれば「良好」と記載しておきましょう。

②特に自信がある場合はアピールポイントを加える

健康状態に特に自信がある場合は、アピールポイントとして「毎朝ランニングをしています」「小学校から高校まで皆勤賞でした」などの一言を加えても良いでしょう。

しかし、あくまで現在の健康状態を把握するための項目であるため、長々と書かないようにしましょう。

健康状態が悪い場合のエントリーシート回答のポイント

①正直に回答する

企業が応募者の持病を内定後や入社後に知ることになると、トラブルになりかねません。また、持病があることを知らせないまま入社して、体力的にきつい仕事を任されると仕事を続けることが難しくなってしまう場合があります。エントリーシートの健康状態の項目で嘘をつくと、双方にとってよくないことが起きてしまうため、必ず正直に回答しましょう。

②業務に支障がなければ「良好」でOK

健康状態に不調があっても、軽いアレルギーなど、業務に支障がないものであれば「良好」で構いません。また、過去に大きな怪我や病気をしていても、完治しているものであれば記載する必要はありません。

③具体的に回答する

病名だけを記載しても、採用担当者がイメージしづらい場合があります。また、同じ病名でも人それぞれ程度が異なります。

そのため、病気や怪我について記載する場合は「どのような症状があるのか」「どのような治療をどのくらいの頻度で行っているのか」など、採用担当者がイメージできるように具体的に説明しましょう。

④マイナスな印象にならないように一言添える

健康状態が悪いことだけを書くとマイナスな印象になりかねないため、「治療を続ければ完治できるものです。」「治療により、快方に向かっています。」など、ポジティブな一言を添えましょう。

エントリーシート通過後に面接で持病について聞かれた場合にも、このようにポジティブな印象につながる一言を付け加えておきましょう。

健康状態が良い場合のエントリーシート回答例

良好
※特にアピールしたいことがある場合は、ここで一言添えましょう。

健康状態が悪い場合のエントリーシート回答例

◯歳の時に、(病名)を発症しました。
現在も月に1回通院をし、病院から処方された薬を服用しています。しかし、治療によって症状は改善されており、発作等が起きることもほとんどありません。

【まとめ】健康状態は正直に伝えよう

健康状態に特に問題がない場合は、「良好」と記載すればOKです。

持病がある場合は、入社後にトラブルが起きないよう正直に伝えましょう。健康状態に問題があることだけで不合格になることはほとんどありません。


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