【企業研究】高収入?味の素の年収ってどれくらい?平均年収や働き方を徹底解説!

味の素は例年就活生に人気の大手食品メーカーです。人気企業である味の素ですが、年収はどれくらいなのでしょうか。ここでは平均年収や味の素での働き方について徹底解説します!

目次

味の素について

味の素株式会社とは

味の素株式会社は1909年創業の大手総合食品メーカーです。味の素グループは、世界一のアミノ酸メーカーとして事業領域を拡大し、国内外で「食品事業」、「アミノサイエンス事業」を柱とした幅広い事業を展開しています。

味の素は100年以上のアミノ酸研究の歴史を持ち、アミノ酸の幅広い機能をさまざまな分野に発展させてきたリアミノ酸研究のリーディングカンパニーです。調味料をはじめ、医薬品やアミノ酸を活用した甘味料、化粧品の原料などの研究を行っています。

また味の素は世界35の国・地域に拠点を持ち事業をグローバルに展開しています。例えば冷凍食品分野やメディカルフードの分野において、日本でのノウハウを生かした製品開発を強みに成長しています。

味の素で働く魅力・やりがい

標準労働時間 が「7時間15分」と一般的な企業に比べて短めに設定されているのが、味の素の特徴です。働き方改革に早い時期から取り組んでいて、有給や育休などが取得しやすい雰囲気も醸成されているので、自分のペースに合わせて働ける環境が整っています。

食品という身近な商品を扱っているので消費者の反応などもわかりやすく、仕事が楽しくやりがいを感じられる場面も多いといった口コミが目立ちます。

味の素は子会社も多数

味の素グループには、味の素株式会社以外にも次のような関連会社がたくさんあります。

味の素AGF株式会社
味の素エンジニアリング株式会社
味の素食品株式会社
味の素ファインテクノ株式会社
味の素冷凍食品株式会社
沖縄味の素株式会社

食品製造工場の建設を行っている「味の素エンジニアリング」、味の素グループのファインケミカル事業の中核を担っている「味の素ファインテクノ」などがあり、子会社の方がやりたいことが実現できる場合もあります。

関連会社での採用は別になるので、それぞれの会社の採用ページを確認してみるといいでしょう。できるだけ選択肢を増やして、自分によりマッチした職場を見つけてみてください。

味の素の年収について

平均年収、職種や役職ごとの年収の具体例、競合他社の年収の比較などを交えて味の素の年収について解説します。

平均年収と初任給

味の素が公開している2020年3月期の有価証券報告書によると、平均年間給与は9,557,640円と報告されています。つまり味の素の社員全体の平均年収は955万円ほどです。

初任給については採用サイトの募集要項にて公開されています。R&D(研究開発)職、セールス&マーケティング職、コーポレート職の初任給は共通で以下の通りです。

・博士卒 295,000円
・修士卒 246,000円
・学士卒 234,000円

具体的な役職と年収の例

転職サイト・オープンワークの口コミなどから具体的な役職と年収の例をいくつかご紹介します。

・国内営業 在籍3~5年 男性 年収約620万円ほど 
・R&D 在籍3年未満 男性 年収450万円ほど
・技術系 在籍5~10年 男性 年収750万円ほど
・営業 在籍5~10年 女性 年収650万円ほど

年功序列型で勤続年数や役職持ちになること基本給が上がります。同業界中でもトップクラスの水準で、給与に関して大きな不満はないという口コミもありました。

競合他社と比較

味の素と即席麵などの分野で競合している日清食品、調味料の分野で競合しているキューピー、味の素と同様に人気の高い食品メーカーである明治の3社と平均年収を比較します。 各社の有価証券報告書によると平均年間給与は以下の通りになります。

・日清食品 7,867,700円ほど
・キューピー 6,014,507円ほど
・明治 10,203,000円ほど

大手競合と比較してみると、中でも味の素はかなり年収が高いことが分かります。

食品業界の年収ランキング

【食品業界の年収ランキング】

1位 アサヒグループホールディングス
2位 サントリー食品インターナショナル
3位 明治ホールディングス
4位 不二製油グループ本社
5位 味の素
6位 キリンホールディングス
7位 コカ・コーラボトラーズジャパンホールディングス
8位 日清製粉グループ本社
9位 日本たばこ産業
10位 日本ハム

食品業界の年収ランキングで味の素は4位となっており、業界内でもトップクラスの年収の高さです。

味の素の働き方

実際に働くとしたら年収以外にも、その企業での働き方や社員をどのように支援しているのかを知っておきたいところです。味の素ではどのような働き方なのか、どのような制度があるのかご紹介します。

社員の活躍を支援する味の素流働き方改革

生産性と社員の働きがい向上を目標に様々な働き方改革の施策を行っています。多様な働き方が実現できるように、コアタイムなしのスーパーフレックスや時間単位の有給休制度、在宅勤務制度などを取り入れています。他にも始業時刻を大幅に前倒しするなど、残業なしで早めに従業員が退勤する仕組みづくりなどを行っています。

その結果全社で1人当たりの平均総実労働時間は2017年度には1,842時間になりました。前年度1,916時間から74時間も削減に成功しています。このような取り組みもあり、働きがいを実感している社員の割合は2017年度に76%に達しました。

社員の成長を支援する「人財育成」

味の素では社長自らが主体者となり、成長の3段階「気づき」「充実」「さらなるステップアップ」に合わせた育成プログラムを基に人材育成を行っています。階層別研修で基礎力を学び、選択型プログラムで自分のキャリアに合わせた育成プログラムを選択します。

更なるステップアップとして海外トレーニー制度や研究派遣、グローバル研修など海外でのプログラムが豊富に用意されています。

味の素の福利厚生

育児休職・看護休職・リフレッシュ休暇・ワークバランス休暇など休暇制度は充実しており、支援制度なども平均的ですが十分な内容なので、福利厚生には概ね満足している社員が多いようです。

人気企業に就職したい!味の素の就職活動対策

味の素の内定を得るためにはどのような就職活動を行えばいいのでしょうか。おすすめの選考対策をご紹介します。

ES・面接対策に徹底的に自己分析をする

味の素の選考は人物重視で、面接やESでも学生がどのような人物であるかを見るため質問が多くされます。特に学生時代の活動について深掘りされることも多く、徹底的に自己分析を行い面接対策をする必要があります。

特に「味の素グループWay」を体現できたエピソードは必ず質問されます。チームで結果を出した経験、リーダーシップを発揮した経験などを中心に自分のアピールポイントを整理しましょう。

OB訪問を活用し会社理解を進める

自己分析と同様に企業研究も必須です。味の素の価値観をより明確に理解するには実際に社員の人から話を聞くのがとても有効的です。OB訪問や社員交流会など社員に直接質問できる機会を活用しましょう。

味の素のインターンシップに参加する

味の素のインターンシップは、「社会課題解決を目的としたワークショップ・発表」「先輩社員との座談会」がメインとなっています。食品業界の仕事の理解を深めることができ、学ぶことも多いと評判の高いインターンシップとなっています。

書類選考と研究レポート、書類選考・webテスト・面接など、コースによって選考方法は異なります。人気企業ということもあって倍率の高いインターンシップなので、選考に向けて事前にしっかり準備をしておく必要があります。

企業の特徴をつかむには、志望企業だけでなく同じ食品業界のライバル企業や、特徴の異なる企業のインターンシップに参加してみるのも有効です。時間に余裕があれば、できるだけたくさんの企業のインターンシップに参加してみてください。

最後に

味の素の平均年収は955万円ほどでした。同業他社と比較してもかなり高い水準です。味の素のような年収が高く待遇がいい企業の就職難易度はかなり高いです。内定を得るためには企業研究が必要不可欠です。

味の素ではどんな人が働いているのか、どのような働き方なのか、実際に社員の人から話を聞くとより良い企業研究に繋がります。インターンシップやOB訪問を積極的に活用しましょう!

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