【企業研究】NTTドコモに就職するためには?選考フローや就活情報を解説

NTTドコモは通信サービスを提供する日本最大手の通信事業者です。NTTドコモに就職するためには徹底的な企業研究が必須です。この記事では企業情報から就職活動対策まで解説します。

目次

NTTドコモとは

NTTドコモは、1968年に設立された企業で本社は東京都千代田区にあります。NTTの完全子会社で、NTTグループ内のモバイル・長距離通信事業を管理しています。

NTTドコモの企業理念

NTTドコモでは企業理念とブランドスローガンを立てています。それぞれ紹介します。

企業理念
『私たちは新しいコミュニケーション文化の世界を創造します。
私たちはお客さまに満足していただきます。
私たちは個人の能力を生かします。』

ブランドスローガン
『あなたと世界を変えていく。』

すべてのお客さまにより便利で快適な生活を提供するために作ってきた土台の上に、より新しい生活、社会を創り上げていきたいという考えから、あらゆる「あなた」と共に考え、ドコモのテクノロジーをオープンにして挑戦したいという想いをこのブランドスローガンに込めています。

事業セグメント

NTTドコモの事業セグメントは「通信事業」「スマートライフ事業」「R&D」「法人ソリューション事業」の4つです。それぞれの事業内容と職種は以下の通りです。

「通信事業」
事業内容
ドコモのモバイル・サービスを顧客に提供する。モバイル通信ビジネスにおける全体方針策定・戦略立案、モバイルネットワークを日本全国に展開、新技術導入の戦略策定を行う。

職種
・コンサルティング営業
・ビジネスプランナー
・ネットワークデザイン

「スマートライフ事業」
事業内容
新サービスの企画開発、デジタルマーケティング戦略の立案と実行、アプリの保守運用、セキュリティの企画開発や導入

職種
・ビジネスクリエーション(新サービスの企画開発 等)
・システム・クラウドアプリ企画開発

「R&D」
事業内容
AIを中心とした最先端の実用化研究/開発、ビッグデータを活用したデータ分析とサービスへの活用、ネットワークのソフトウェア・ハードウェアの開発

職種
・先端研究開発(サービス)
・先端研究開発(ネットワーク)

「法人ソリューション事業」
事業内容
NTTドコモ社員として入社後、NTTコミュニケーションズに配属、中長期的に将来を見据えた経営方針や戦略・財務/法務戦略を立案(コーポレート)

職種
・セールス
・マーケティング
・ICTエンジニア
・スタッフ
・コーポレート

従業員数・平均年収

NTTドコモの基本情報(https://www.docomo.ne.jp/corporate/about/outline/index.html)によると、2022年3月31日時点のNTTドコモの従業員数は以下の通りです。

8,847名(グループ46,506名)

有価証券報告書(2019年4月1日-2020年3月31日)(https://www.docomo.ne.jp/corporate/ir/binary/pdf/library/report/fy2019/yuho_fy2019.pdf)によるとNTTドコモの2020年3月31日時点での平均年間給与は870.4万円(賞与及び基準外賃金を含む)となっています。国税庁の令和2年民間給与実態統計調査結果によると、正社員の平均年収は433万円のため一般的な企業に比べて極めて高い金額です。

NTTドコモの就職活動情報

NTTドコモの就活で役立つ応募コースと選考フローに関する情報を紹介します。

NTTドコモの応募コース

NTTドコモの23卒新卒採用は、NTTコミュニケーションズと共同で「新ドコモグループ新卒採用プロジェクト」として実施されています。応募コースは事業セグメントと同じく、「通信事業」「スマートライフ事業」「R&D」「法人ソリューション事業」の4コースで、「通信事業」「スマートライフ事業」「R&D」コースはNTTドコモが採用を担当、「法人ソリューション事業」はNTTコミュニケーションズが採用を担当します。

NTTドコモの選考フロー

2020年卒の事務系総合職就活本選考体験記(https://internshipguide.jp/columns/view/shukatsu-report-nttdocomo4)によると、選考フローは以下の通りです。

【ES(エントリーシート)・WEBテスト→面接2回】

ES(エントリーシート)の項目
学生時代にチャレンジしたこと(400字以内)
ドコモで叶えたい夢(300字以内)

WEBテスト
SPI

面接
一次

学生時代に最も頑張ったこと→志望動機→ なぜ通信業界→なぜドコモ→ドコモでやりたいこと→逆質問5分間
二次
志望動機→ドコモ以外じゃダメな理由→学生時代にチャレンジしたこと→逆質問→他社選考状況→ドコモから内定を貰ったら来るか?

NTTドコモの就活本選考体験記(2020卒,技術系総合職)(https://internshipguide.jp/columns/view/shukatsu-report-nttdocomo?flid=315)によると、選考フローは以下の通りです。

【夏季インターンシップ→1次面接→エントリーシート・Webテスト→最終面接】

ES(エントリーシート)の項目
学生時代にチャレンジしたエピソードを語ってください[成功・失敗問わず] (400字以内) ドコモで叶えたい夢を教えてください(300字以内)

WEBテスト
SPI、TAL

面接
一次

自己PRと企業でやりたいことについて(2分程度)→ 人事からの質問→逆質問
・やりたいことについてのきっかけは?
・研究内容は?
・得意な技術は?
・競合他社じゃなくてドコモを選ぶ理由は?
・キャリアプランは?
・インターンシップはどのくらい参加した?
・希望する部署は?

二次
エントリーシートの内容に沿って質問される。
・学生時代頑張ったことは?
・ドコモでどのようなキャリアプランを描いて働き、何を実現したいか?
・集団で何かを行う際の自分の役割は?
・議論がうまくいかなかった時にどう対応して乗り切るか?
・サークルは何をしていてその役割は?
・尊敬する人はいるか?
これらに関して2段階ほど深掘りされた。

NTTドコモの就職活動対策

人気企業であるNTTドコモの就職はかなり難易度が高いです。そんなNTTドコモで内定を得るために実践すべきおすすめの就活対策をご紹介します。

インターンシップで優遇を目指す

NTTドコモ【内定者のES(エントリーシート)&本選考レポート】(https://internshipguide.jp/columns/view/ES2016-nttdocomo1)によると、インターンシップ参加による早期選考があるようです。早期選考は面接の回数も少なく有利に進められるため、志望度が高い学生はぜひインターンシップに参加しましょう。

グループディスカッションは事前準備が重要

NTTドコモの就活本選考体験記(2022年卒,事務系総合職(法人コース))(https://internshipguide.jp/columns/view/shukatsu-report-nttdocomo12)によると、面接の前段階でグループディスカッションが行われたようです。ドコモ討論会という名のもと、「ドコモが生み出す10年後の当たり前になっているビジネスを創造せよ」というお題だったとのことでした。お題は事前に知らされており、当日チームで1つにまとめるという形式のため、企業研究を事前にしっかり行って自分の意見を用意していきましょう。

最後に

NTTドコモは通信事業を中心に、スマートライフ、R&D、法人ソリューションといった事業を行っています。事業の安定性や知名度から就活生からの人気も高い企業です。インターンやイベントの参加で企業研究を深めましょう。


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