就活早期化の傾向は年々強まり、インターンシップへの参加は必須になってきています。そのため、興味のある企業のインターンシップの募集締め切りは予め確認し、応募しそびれることがないようにする必要があります。
今回は、インターンシップの応募締め切りについて、インターンシップの主な開催時期や応募に必要な準備と併せて詳しく解説します。
- ・インターンシップの応募締め切りはいつ?
- ├①企業によって異なる
- └②ESやWebテストには早めに取り組もう
- ・インターンシップの主な開催時期
- ├①大学3年7〜9月:夏インターン
- ├②大学3年10〜12月:秋インターン
- ├③大学3年12〜2月:冬インターン
- └④大学3年2月〜大学4年4月:春インターン
- ・インターンシップ応募に必要な準備
- ├①就活サイトへの登録
- ├②就活用メールアドレスの作成
- ├③スーツの購入
- ├④証明写真撮影
- ├⑤ES頻出質問の回答作成・添削
- └⑥Webテスト対策
- ・【まとめ】インターン準備は早めに始めて、締め切りに余裕を持って応募しよう!
インターンシップの応募締め切りはいつ?
①企業によって異なる
インターンシップの応募締め切り日は、企業によって異なりますが、特にインターンの募集が解禁される大学3年の6月〜7月は、夏インターンの応募締め切り日が集中します。そのため、大学3年の4月〜5月の間にインターンに参加してみたい企業を決めておくことをおすすめします。
サマーインターン後も、秋インターン、冬インターンとインターンの募集は続きます、特に秋冬インターンは本選考に直結するものが多いため、志望企業のインターン情報は見逃さないようマイページや企業からのメールでチェックしておくことをおすすめします。
②ESやWebテストには早めに取り組もう
志望企業のインターンの募集が開始されたらすぐにESやWebテストの内容を確認し、準備や対策に取り組みましょう。つい先延ばしにしてしまい、いつも提出が締め切りギリギリになってしまうという方も多いかもしれません。しかし、選考は提出順に行われますし、早めにESやWebテストに取り組み、応募を完了することで志望度の高さをアピールすることができます。
ESは締め切りギリギリに取り組んでも企業研究が足りず、説得力のある志望動機が書けなかったり、誤字脱字などのミスの原因にもつながります。早めに書き始め、添削を受けてブラッシュアップしてから質の高いものを余裕を持って提出しましょう。
Webテストは、企業によって種類やかかる時間が異なります。特に、テストセンターに受験しに行かなければならない場合は、締め切りに余裕を持って取り組まないと間に合いません。Webテストは自分の志望企業ではどんなものが出題されるのか予めチェックして対策しておくことをおすすめします。
インターンシップの主な開催時期
①大学3年7〜9月:夏インターン
大学3年の7月〜9月の夏休みの時期には、夏インターンが開催されます。夏インターンは1day〜2週間程度など、企業によって日数は様々ですが、短期のものが中心です。企業説明やグループワークを行う企業が多く、就活生に、自分の企業に興味を持ってもらう目的で開催されます。夏インターンの時期は、幅広い業界のインターンに応募し、自分に合った業界を見つけることが重要です。
夏インターンの応募は、多くの企業で6月から開始されます。この時期は1年の中でも特にインターンの応募締め切りが集中するため、各企業のインターン応募締め切り日をカレンダーやスプレッドシートにまとめ、応募しそびれることがないように注意しましょう。
②大学3年10〜12月:秋インターン
大学3年の10月〜12月には、秋インターンが開催されます。秋インターンは、夏インターンとは異なり、企業が優秀な学生を囲いこむ目的で実施されます。そのため、早期選考に繋がるものや、本選考での優遇があるものなど、本選考に直接影響するインターンが増えます。 夏インターンを通して興味を持った業界をさらに研究し、秋インターンからは志望業界を絞っていくことをおすすめします。
秋インターンの応募期間は8月〜10月ごろです。夏インターンに比べて倍率が低いため、夏インターンでの反省を生かしてESや面接などの選考対策をしておくと、通過率がアップし、自信を持つことができます。
③大学3年12〜2月:冬インターン
冬インターンは秋インターンに引き続き、本選考に影響するインターンが多くあります。 さらに、冬インターンの時期には、早期選考を実施する企業もあります。本選考を意識して企業研究を入念に行い、ESや面接などでは、説得力のある志望動機を言えるようにしましょう。
冬インターンの応募期間は9月〜11月ごろです。それまでに、志望企業をある程度固め、OB訪問を通じて深く企業研究を行うことをおすすめします。
④大学3年2月〜大学4年4月:春インターン
春インターンは、就活解禁の時期と被るため、多くの人は本選考の対策に力を入れている時期ですが、春インターンへの参加は多くのメリットがあります。
企業側は本選考を見据えたプログラムを用意しており、説明会やグループワークではなく、実際に現場で業務を体験できるものも多くあります。本選考前に企業の業務を深く理解することができます。
春インターンに参加する学生は優秀者層が多く、その業界や企業を志望しているという学生がほとんどであるため、本選考前にインターンで出会った学生と情報交換をすることができます。
春インターンの募集時期は、12月〜1月ごろです。意外と締め切りが早いため、志望企業のインターン情報はこまめにチェックしましょう。
インターンシップ応募に必要な準備
①就活サイトへの登録
マイナビやリクナビはもちろん、それ以外の就活サイトにも登録しておくことをおすすめします。各ナビサイト限定での募集があったり、面接対策やグループディスカッション対策ができるセミナーの情報を公開しているナビサイトもあります。
就活はとにかく情報戦ですから、「知らない」ことが不利になる場面が多々あります。予め就活サイトやアプリに登録して、有効な情報を自分からキャッチしにいくことが重要です。
②就活用メールアドレスの作成
いつも同一のメールアドレスを使っている方や、大学のメールアドレスを持っている方は、新しく就活用のメールアドレスを作成しておくことをおすすめします。就活中は、様々な企業からインターン募集開始のメールや選考結果のメール、説明会やセミナーの案内など、たくさんのメールが届きます。他のメールと混ざって見逃してしまったということがないよう、メールアドレスはうまく使い分けましょう。
特に、インターンシップ参加日時や面接の日時予約は早いもの勝ちのため、メールが来たらすぐに予約しないと、都合の良い日程が埋まってしまうということもあります。就活関係のメールはすぐにチェックできるようにしておきましょう。
③スーツの購入
スーツを持っていない人は、本格的にインターン選考が始まる前の4月〜5月までに用意しておくのがおすすめです。面接やインターンの服装がスーツ指定の企業は多くあります。裾上げに数日かかる場合もあるため、直前になって慌てることがないよう、余裕を持って準備しておきましょう。
④証明写真撮影
インターン応募の際には顔写真の添付が必要になるため、証明写真を用意しておきましょう。注意事項を守っていれば自宅で撮った写真でも問題ありませんが、写真館などで高画質の写真を撮ってもらう方が顔が明るく見え、印象が良くなります。証明写真も、インターンの応募が始まる6月までに用意しておくことをおすすめします。
⑤ES頻出質問の回答作成・添削
インターンのESでは、学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)や自己PRの設問が頻出です。このような頻出質問の回答は予め作成して、先輩や友達、親など、様々な人に添削してもらいましょう。言葉や言い回しのミスや、自分では気づかなかったことに気づき、より質の高い回答が仕上がります。
⑥Webテスト対策
Webテスト対策は早めに始めましょう。自分の志望業界・企業ではどんな種類のWebテストが出題されるのかを把握しておき、問題集を使って対策するのがおすすめです。
特に、多くの企業で出題されるSPI、難しい問題や特殊な問題が出題される玉手箱やTG-WEBは早めに対策して慣れておくことをおすすめします。
【まとめ】インターン準備は早めに始めて、締め切りに余裕を持って応募しよう!
インターンの応募締め切り日は企業によって異なりますが、夏〜冬インターンの時期にはインターンの募集が集中します。ESやWebテストなどのインターンの応募に準備は締め切り日に余裕を持って始めて、直前に慌てないようにしましょう。
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