会社の平均年齢を就活生はどう読むべきか

会社の平均年齢はポイントを押さえながら見れば、会社の働きやすさをある程度知ることができ、就活生なら気になる「ブラック企業」を避ける1つの指標になります。しかし「どうやって見ればいいかわからない」と悩んでいる就活生も多いですよね。今回は会社の平均年齢を就活生がどう見ればいいかをお話しします。

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目次

会社の平均年齢は働きやすさの指標になる

会社の平均年齢が高ければ、長く安定して働くことができる会社だと考えられます。例えば会社の平均年齢が40歳程度であれば、22歳の新卒から入社してから20年ほど働いている人が多いと推測できます。一方、平均年齢が25歳程度であれば、入社してすぐに離職している人が多いことになるので「もしかしたら働きづらい会社なのかな?」と考えてみることができるのです。

会社の平均年齢と一緒に見るポイント

平均年齢が働きやすさの1つの指標になることをお話ししましたが、平均年齢だけで判断するのは早すぎます。次のポイントも合わせて押さえてみましょう。

会社の設立年から安定して働けているかチェック

会社の設立年が最近であれば、あまり平均年齢は参考にならないかもしれません。設立して1年という会社の平均年齢は、創業した時のメンバーの平均年齢でしかありません。ベンチャー企業のような若い会社では、平均年齢を長く働けるかどうかを考える指標として捉えるのは難しいでしょう。
一方で、設立してから長い会社であれば、22歳で入社して65歳の定年退職まで働くことを考えると、安定して働き続けることができる会社であれば、平均年齢は40歳前後になっているものが多く見られます。しかし設立年が古いにも関わらず、平均年齢が極端に低い場合は早い段階で離職する社員が多い会社かもしれません。「どうしてこの平均年齢になっているのか」を別の情報から探ってみましょう。

新卒採用はちゃんと行われているか確認

平均年齢と合わせて新卒採用が毎年行われているかを確認しましょう。平均年齢が極端に低く、毎年大量の新卒採用を行っている会社は、会社自体が急成長しており人手を求めていることもありますが、激務により、新卒で雇用された社員がすぐに離職してしまっている可能性もあります。逆に平均年齢が極端に高い会社の場合は、業績悪化などの理由により新卒採用を控えていた時期があるかもしれません。
長く働くことのできる会社を探すには、会社が成長しているかを見ておく必要があります。新卒採用の状況も確認しておきましょう。

離職率を調べる

会社の平均年齢と合わせて確認したいのが離職率です。
離職率とは一定の期間に、採用した人数のうち何人が離職したかの割合です。どの期間中に離職した人を対象とするかに定義はないのですが1~3年程度で考えることが多いようです。例えば新卒で100人を採用して、1年後に20人が辞めていれば離職率は20%になります。
離職率は公開されていないことが多いですが、就職四季報に「3年後離職率」が掲載されており参考にすることができます。またOBやOGに話を聞いてみることもできます。また株主に対して会社の経営状況を説明するIR資料をインターネットで閲覧して四半期ごとの従業員数を確認することもできます。春に従業員数が大量に増えているにも関わらず、夏や秋に従業員数が急激に減少しているような会社は離職率が高いと推測できます。

離職理由も確認しよう

また離職理由も必ず確認しましょう。会社の平均年齢が低く離職率が高くても、必ずしもその理由が「働きにくさ」から来ているわけではないからです。例えばIT業界ではスキルアップやキャリアアップのために転職したり、美容業界などはスキルを高めた後に独立・開業するため離職したりことがあります。離職の理由も、口コミサイトなどで見ることができます。あまりうのみにするのも良くありませんが、情報の1つとして活用するのは良いでしょう。

平均年齢の調べ方

会社の平均年齢は、公式ホームページや就職支援サイトの採用情報、もしくは有価証券報告書にも載っています。また就職四季報を参考にしたり、OB・OG訪問で質問してみたりといった方法でも調べることができますのでぜひ情報を集めてみましょう。

最後に

就職は内定をもらった瞬間が終わりではありません。むしろ内定はスタートなのです。社会人としてのスタートが「働きにくい」と感じる会社だと心も身体も疲れ切ってしまいますし、時間も無駄になってしまいかねません。長い社会人生活をスムーズに気持ちよく始めるためにも就活の間に、平均年齢や離職率など、会社の情報をしっかりとリサーチしましょう。就活では会社が一方的にあなたを選んでいるように感じるかもしれませんが、あなたも会社を選ぶことができますし、場合によっては会社にNOと言ってもいいのです。ぜひ後悔のない就活に取り組んでくださいね。


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