【企業研究】PwCコンサルに就職するためには?選考フローや就活情報を解説

PwCコンサルはロンドンを本拠地としているコンサルティングファームの日本法人です。PwCコンサルに就職するためには徹底的な企業研究が必須です。この記事では企業情報から就職活動対策まで解説します。

目次

PwCコンサルとは

PwCコンサルは1983年に設立された企業で、本社を東京都千代田区大手町に置いています。グローバルなネットワークとそれを活かしたトータルサービスを強みとしています。

PwCコンサルの企業理念

PwCコンサルではPurpose(存在意義)グローバル戦略を掲げています。それぞれ紹介します。

Purpose(存在意義)
社会における信頼を構築し、重要な課題を解決する

グローバル戦略
「The New Equation」

今日の世界が直面する深刻で複合的な課題を背景に、企業や組織が対応を迫られている2つの重要なニーズ(「Trust」の構築と「Sustained Outcomes」の実現)に応えることを目指しています。

Sustained Outcomes :企業や組織が顧客やステークホルダー、社会、また自らのために、現在そ<して将来にわたって価値を生み出し続ける、すなわち持続的な成長を実現すること。
Trust         :信頼を構築すること

事業セグメント

PwCコンサルが提供するサービスは「サイバーセキュリティ」「データアナリティクス」「Value Creation in Deals」「リスク&ガバナンス」「サステナビリティ経営支援サービス」「Fit for Growth」の6つです。それぞれの概要は以下の通りです。

「サイバーセキュリティ」
サイバーセキュリティ、プライバシー、データ安全性、信頼性などさまざまな観点から顧客を支援

「データアナリティクス」
データ分析を通じての業務効率化やコスト削減

「Value Creation in Deals」
ターゲットの選定や統合サポートなどのM&Aを通じた価値創造

「リスク&ガバナンス」
ガバナンスに関するアドバイザリーサービスや内部監査サービス、リスクマネジメントに関するマネジメントサービスなど、リスクおよびガバナンスに関するサポート

「サステナビリティ経営支援サービス」
サステナビリティに関連した戦略からの新規ビジネス創出、SDGsや社会課題解決を支援

「Fit for Growth」
企業の存在価値、成長、競争といった面から企業成長の支援

従業員数・平均年収

PwCコンサルは上場していないため平均年収を公開していません。そこで就職転職情報サイトOpenWork(オープンワーク)(https://www.vorkers.com/company_answer.php?m_id=a0C30000003Llud&q_no=2)より推定年収を紹介します。2022年12月時点のデータを参考にしています。

PwCコンサルの推定平均年収は955万円です。国税庁の令和2年民間給与実態統計調査結果によると、正社員の平均年収は433万円のため一般的な企業に比べて極めて高い金額です。

PwCコンサルの就職活動情報

PwCコンサルの就活で役立つ応募コースと選考フローに関する情報を紹介します。

PwCコンサルの応募コース

PwCコンサルでは「戦略コンサルタント職(Strategy&)」「戦略コンサルタント職(TCS/TS/X-VT)」「ビジネスコンサルタント職」「デジタルコンサルタント職」「ITソリューションコンサルタント職」の5つの職種で採用を行っています。

PwCコンサルの選考フロー

就活本選考体験記(2020年卒,ビジネスコンサルタント職)(https://internshipguide.jp/columns/view/shukatsu-report-pwc)によると、選考フローは以下の通りです。

【ES(エントリーシート)・WEBテスト→GD(グループディスカッション)→面接2回】

ES(エントリーシート)の項目
PwCコンサルティング合同会社/PwCアドバイザリー合同会社を志望する理由を教えてください。(文字数自由) あなたのこれまでの人生の中で、最大のチャレンジについて教えてください。(文字数自由)

WEBテスト
玉手箱

GD(グループディスカッション)
2問出題、1問目のみ発表あり

面接
一次

ケースのお題発表→解く→自分の解答を発表→ケースについての質疑応答(前半)
志望動機、GDの感想や役割、なぜPwCか、研究内容など(後半)

二次
・志望動機
・なぜコンサルか
・なぜPwCか
・他社選考状況
・PwCに入って何をしたいか
・どのインダストリーやソリューションに興味があるのか
・どんなことに興味があるか
・それはなぜか
・研究内容
・学生時代のチーム経験とその時の自分の役割

PwCコンサルの就職活動対策

人気企業であるPwCコンサルの就職はかなり難易度が高いです。そんなPwCコンサルで内定を得るために実践すべきおすすめの就活対策をご紹介します。

自然体で協調性を示す

PwCコンサルティング【内定者のES(エントリーシート)&本選考レポート】(https://internshipguide.jp/columns/view/ES-pwc)によると、他のコンサルティングファームに比べて協調性を見られているとのことでした。面接やGDでは、自分の意見を突き通そうとするのではなく、周りの意見を引き出したり一旦受け止めるといった姿勢を示すようにしましょう。

ケース面接は前提条件の設定が重要

就活本選考体験記(2022年卒,ITソリューションコンサルティング)(https://internshipguide.jp/Columns/view/shukatsu-report-pwc8)によると、ケース面接では前提条件をしっかり定め、自分の意見が論理的に矛盾しないように気をつけたとのことです。約30分間とケース面接としては短い時間設定であるため、前提条件を複雑にしすぎず矛盾のない受け答えを行いましょう。

最後に

PwCコンサルはロンドンを本拠地としているコンサルティングファームの日本法人です。選考はコンサルらしく論理性が求められる一方、他のコンサルティングファームに比べると熱意や協調性が重視されます。具体と抽象のバランスを意識して自分らしさを伝えられるようにしましょう。


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