オンラインで行われるインターンはどんなプログラム?参加するメリット、デメリットも紹介!

昨今新型コロナウイルスの影響によりインターンもオンラインのものが増えてきています。基本的には対面のインターンとプログラムの内容は変わらないものの、新しい形態は身構えてしまうものです。オンラインのインターンのメリット・デメリットとオンラインを乗り切るコツをご紹介します。

目次

オンラインインターンのプログラムの例

はじめにオンラインインターンシップのよくあるプログラムの例とその特徴を紹介します。

企業説明とグループディスカッション

ワンデーのインターンシップでは企業説明が午前中に行われて、午後はグループディスカッションというプログラムが多くなっています。メーカーによるインターンのグループディスカッションでは現状商品の改良、金融系であれば事業に対する最適な融資などが課題となることが多いです。

企業からの講義形式

ワンデーでもう一つの多いパターンは業界説明や社会人スキルを題材とした講義形式です。その企業を知るというより業界全体を理解してその企業の立ち位置を知る、社会人としてどのようなスキルが求められるのか知ることが目的です。講義形式の場合は学生ははじめと終わりだけカメラをオンにしてその他はオフで聞くのに専念という形もあります。

グループワークと個人ワークの組み合わせ

1週間程度の比較的長いインターンシップでは、数日に渡るグループワークや個人ワークの形式で行われます。商品開発系やコンサル系の企業に比較的多い形式です。やることは対面と変わりませんが、社員の方に相談する際にブレイクアウトルームを用いたり、グループワークのツールとしてGoogleスライドやGoogleドキュメントを使用することがあります。

オンラインインターンのメリット

オンラインインターンシップのメリットを紹介します。

拘束時間が短い

オンラインインターン1番のメリットはやはり拘束時間が短いことです。自宅から即参加できるため現地に行く時間がかかりません。また懇親会なども減るため全体の拘束時間が対面よりも短くなります。また休憩時間も自分の部屋で過ごすことができるため比較的負担なくインターンシップに参加できます。

遠方の企業にも参加できる

地方に住んでいて都心の企業を志望している学生や、Uターン就職を志望している学生にとって嬉しいのは日本各地のインターンシップに参加できることです。これまで交通費や宿泊費またそれ往復にかかる時間がネックになっていた就活ですが、オンラインになったことで自宅から交通費を気にせずに参加できるようになりました。

オンラインインターンのデメリット

次にオンラインインターンシップのデメリットを紹介します。

グループワークが難しい

色々なツールがあって便利になったとはいえまだまだ対面に比べると、オンラインのグループワークは難しいです。同じタイミングで話しはじめて聞き取れなかったり、誰かの電波が調子が悪く雑音が入ったりと不便さは拭えません。

1対1での会話が難しい

インターンの目的の一つとしてHPやパンフレットではわからないその企業の雰囲気を知ることがあります。対面であれば休憩時間やプログラム前後のちょっとした時間の雑談からなんとなく雰囲気を掴むことができますが、オンラインだと個人的な会話が難しくなってしまいます。手を挙げて質問するほどではないけど…というものはなかなかオンラインのインターンシップでは聞きづらくなってしまうでしょう。

オンラインインターンで注意すべきポイント

オンラインインターンは学生も企業も慣れていないためトラブルがつきものです。少しでも不安を減らすために気をつけるポイントを解説します。

電波は重要!テザリングやポケットwifiは要注意

オンラインインターンにおいて一番の心配ポイントはやはり電波です。よく使用されるZoomやTeamsは使用する容量がとても大きいです。普段のレポートや授業では問題なくてもインターンシップでは重くて上手くつながらないこともよくあります。

特に普段スマホのテザリングやポケットwifiを使用している人は接続が不安的になりやすいため要注意です。自分のネット接続環境でZoomなどのオンラインツールが問題なく動作するか事前に確認し、不安があれば安定した回線への乗り換えやポケットWifiのプラン変更を検討しましょう。

リアクションを大きくする

オンラインでは見えている範囲が狭いこと、対面に比べて伝わる情報が少ないことからリアクションは大きくとる必要があります。不自然な相づちなどは必要ありませんが、自分の考えをきちんと伝えるためにも普段より大きくリアクションをとるようにしましょう。

オンラインならではのツールを活用

プログラムの例の章でも出てきましたが、GoogleスライドやGoogleドキュメントはオンラインのグループワークを円滑に進めるのに便利なツールです。全員で編集したり、プレゼン資料を作ることが可能なため上手く活用しましょう。

オンラインインターンについてよくある疑問

オンラインインターンに参加するときの服装は?

服装に関しては企業から指定があることが多いので、メールなど確認してみてください。「スーツ着用」「私服で参加してください」など指定があればそれに従います。

服装について記載がなければ、スーツもしくはビジネスカジュアルで参加するのがいいでしょう。オンラインとはいえ基本的には通常のインターンシップと同じと考え、服装や髪型も企業を訪問するときと同じようにします。

どんなオンラインインターンを選ぶべき?

まずはインターンに参加する目的を明確にすることです。目的を明確にするのとしないのとでは、やる気や得られるものが変わってきます。「業界研究に役立てたい」「仕事内容について知りたい」「疑問を解消したい」など目的によって、選ぶプログラムも変わるでしょう。

業界研究に役立てたい → 講義形式のプログラムがおすすめ
企業について知りたい → 説明会型のプログラムがおすすめ
疑問を解消したい → 質疑応答の時間が確保されているプログラムがおすすめ
仕事内容が知りたい → 就業体験やワークショップのあるプログラムがおすすめ
社員の雰囲気が知りたい → 社員との座談会があるプログラムがおすすめ
企業の雰囲気が知りたい → 長期インターンがおすすめ
仕事のスキルを身につけたい → 課題型や長期インターンがおすすめ

まずは目的を明確にして、インターンの内容をしっかりと吟味し目的に合ったインターンプログラムを選ぶようにしましょう。

どんな準備をしておくべき?

オンラインインターンでも質疑応答の時間が設けられていることが多いので、質問事項をまとめておくといいです。仕事内容や働き方などを事前にしっかりリサーチしておき、疑問点や不安に思う点について整理しておくといいでしょう。

どんな場所から参加してもいい?

オンラインでインターンシップに参加するなら、雑音などが少ないできるだけ静かな場所から参加するようにしましょう。雑音が多い場所だと他の人に迷惑をかけることになりますし、あまり印象がよくありません。

自宅から参加するのでもいいですし、コワーキングサービスの個室やレンタルスペースの個室などを借りて利用するのもいいでしょう。

カフェやファーストフード店などは周囲の音が入りやすいので避けたほうが無難です。近くに人がいなく静かだと思っても、屋外だと風の音が入って雑音となることがあります。カラオケボックスなども隣室の音が入る可能性があるのでおすすめできません。

オンラインインターンは有給?

オンラインでもオフラインでも、1〜2日程度の短期インターンシップは無給のことがほとんどです。数週間や1ヶ月以上の長期インターンシップの多くは有給なので、有給のインターンがしたい場合は長期インターンで探してみてください。

最後に

オンラインインターンシップについて解説していきました。デメリットもありますが、オンラインならではの利点もたくさんあります。この機会に積極的にインターンシップに参加しましょう。

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