みずほ証券はみずほフィナンシャルグループ傘下の証券会社です。証券会社の大手5社に数えられます。みずほ証券に就職するためには徹底的な企業研究が必須です。この記事では企業情報から就職活動対策まで解説します。
- ・みずほ証券とは
- ├みずほ証券の企業理念
- ├事業セグメント
- └従業員数・平均年収
- ・みずほ証券の就職活動情報
- ├みずほ証券の応募コース
- └みずほ証券の選考フロー
- ・みずほ証券の就職活動対策
- ├業界研究、5大証券の企業研究を行う
- └インターンからリクルーター面談を目指す
- ・最後に
みずほ証券とは
みずほ証券は1917年に設立された証券会社です。本社を東京都千代田区においています。国内230拠点、海外19拠点のネットワークを有しています。
野村證券(野村HD)、大和証券(大和証券グループ本社)、SMBC日興証券(SMFG)、三菱UFJモルガン・スタンレー証券(MUFG)とともに、日本の総合証券会社大手5社に数えられており、特に社債市場に強みをもっています。
みずほ証券の企業理念
みずほフィナンシャルグループでは「基本理念」「ビジョン」「みずほValue」からなる「<みずほ>の企業理念」を定めています。
<みずほ>の企業理念
「基本理念」
<みずほ>は、『日本を代表する、グローバルで開かれた総合金融グループ』として、
常にフェアでオープンな立場から、時代の先を読む視点とお客さまの未来に貢献できる知見を磨き最高水準の金融サービスをグローバルに提供することで、
幅広いお客さまとともに持続的かつ安定的に成長し、内外の経済・社会の健全な発展にグループ一体となって貢献していく。
これらを通じ、<みずほ>は、いかなる時代にあっても変わることのない価値を創造し、お客さま、経済・社会に<豊かな実り>を提供する、かけがえのない存在であり続ける。
「ビジョン」
日本、そして、アジアと世界の発展に貢献し、お客さまから最も信頼される、グローバルで開かれた総合金融グループ
1. 信頼No.1の<みずほ>
2. サービス提供力No.1の<みずほ>
3. グループ力No.1の<みずほ>
「みずほValue」
1. お客さま第一 ~未来に向けた中長期的なパートナー~
2. 変革への挑戦 ~先進的な視点と柔軟な発想~
3. チームワーク ~多様な個性とグループ総合力~
4. スピード ~鋭敏な感性と迅速な対応~
5. 情熱 ~コミュニケーションと未来を切り拓く力~
事業セグメント
みずほ証券の事業セグメントは「国内ミドル・リテールビジネス」「グローバル投資銀行ビジネス」「グローバルマーケッツビジネス」の3つです。それぞれの概要は以下の通りです。
「国内ミドル・リテールビジネス」
総合資産コンサルティングを通じて、顧客の中長期的な金融資産の増大実現を目指します。顧客は個人だけでなく法人も含まれており、株式公開支援、資金調達、事業承認等の業務を行います。
「グローバル投資銀行ビジネス」
市場の状況や顧客のニーズを捉えて投資提案を行う債権引受業務や、株式上場を望む顧客をサポートする株式引受業務、経営戦略に応じたアドバイスを行うM&Aアドバイザリー業務、不動産や金融債権などの資産を取り扱うストラクチャードファイナンス業務を行います。
「グローバルマーケッツビジネス」
国内外の顧客に対して、株式をはじめとした金融商品・サービスの提供を行います。
従業員数・平均年収
みずほ証券の会社概要(https://www.mizuho-sc.com/company/info/profile/index.html)によると、2022年9月30日時点のみずほ証券の従業員数は7,096名です。
みずほ証券は2013年度から平均年収を公開していないため、転職口コミサイトオープンワーク(https://www.vorkers.com/company_answer.php?m_id=a0910000000G2Oz&q_no=2)より2022年12月現在の推定平均年収を紹介します。
みずほ証券の推定平均年収は729万円です。国税庁の令和2年民間給与実態統計調査結果によると、正社員の平均年収は433万円のため一般的な企業に比べて極めて高い金額です。
みずほ証券の就職活動情報
みずほ証券の就活で役立つ応募コースと選考フローに関する情報を紹介します。
みずほ証券の応募コース
みずほ証券株式会社では日本全国、海外への転勤がある「M職」と住居の変更を伴う転勤がない「A職」があります。また「M職」では総合コース、グローバルマーケッツコース、グローバルインベストメントバンキングコース、リサーチコース IT・システムコースを、「A職」ではエリア総合コースを募集しています。
みずほ証券の選考フロー
みずほ証券の就活本選考体験記(2022年卒,総合職)(https://internshipguide.jp/columns/view/shukatsu-report-mizuho-sc2)によると、選考フローは以下の通りです。
【ES(エントリーシート)・WEBテスト→面接4回】
ES(エントリーシート)の項目
・「学生時代に力を入れたこと」①(400文字)
・「学生時代に力を入れたこと」②(400文字)
・当社を志望する理由を入力してください。(300文字)
WEBテスト
玉手箱
面接
一次
・学生時代に力を入れたこと
→なぜ始めたのか、 何を学んだのか
・挫折経験
・志望動機
二次
・自己紹介
・研究内容
・学生時代に力を入れたこと
・周りからの反対の中で頑張った経験
・なぜ証券業界に興味を持ったのか
・なぜその中でもみずほを志望しているのか
・他社選考状況
・逆質問
・最後に一言
三次
・自己紹介
・コロナ禍のサークル活動で大変だったこと
・どのような役割を果たしたのか
・今までで1番苦しかった経験と乗り越えた理由
・他社選考状況
・証券業界を志望する理由
・その中でもみずほを志望する理由
・キャリアプラン
・逆質問
四次
・自己紹介
・今の大学に進学した理由
・学生時代に力を入れたこと
・サークル内での役割
・コロナ下で大変だったこと
・辛かったことを乗り越えた経験
・他社選考状況
・証券業界を志望する理由
・5大証券各社の印象
・志望順位とその理由
みずほ証券の就職活動対策
人気企業であるみずほ証券の就職はかなり難易度が高いです。そんなみずほ証券で内定を得るために実践すべきおすすめの就活対策をご紹介します。
業界研究、5大証券の企業研究を行う
内定者によると面接ではくり返し、「どうしてみずほ証券なのか」を問われるとのことです。「5大証券(野村證券、大和証券、SMBC日興証券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券)それぞれの特徴」や「なぜ金融業界のなかでも証券会社なのか」など段階を踏んで志望理由を聞かれるので必ず準備しておきましょう。
インターンからリクルーター面談を目指す
みずほ証券 2019卒,総合職内定者エントリーシート(https://internshipguide.jp/columns/view/ES2016-mizuho-sc1?flid=315)によると、人によってはインターンシップ参加後にリクルーターが付いて早期選考に進めるとのことです。早めにインターンに参加して優遇をもらえるようにしましょう。
最後に
みずほ証券はみずほフィナンシャルグループ傘下の証券会社で、5大証券のうちの1社です。選考では論理的に志望理由を伝える必要があります。「なぜ金融業界なのか」→「なぜ証券会社なのか」→「なぜみずほ証券なのか」と段階を踏んで志望理由を整理しましょう。
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