【企業研究】みずほ証券の年収はどれくらい?平均年収や就活対策を解説

みずほ証券はみずほフィナンシャルグループ傘下の証券会社で、証券会社の大手5社に数えられています。この記事ではみずほ証券の平均年収や就活対策について解説します。

目次

みずほ証券とは

みずほ証券は1917年に設立された証券会社です。本社を東京都千代田区においています。国内230拠点、海外19拠点のネットワークを有しています。

野村證券(野村HD)、大和証券(大和証券グループ本社)、SMBC日興証券(SMFG)、三菱UFJモルガン・スタンレー証券(MUFG)とともに、日本の総合証券会社大手5社に数えられており、特に社債市場に強みをもっています。

そもそも証券会社とは、株式を発行している企業と投資家もしくは投資家同士の間に立って、株式の売買などを行う会社のことです。投資家や企業を顧客とする店舗証券がメインですが、最近では金額の小さい個人を顧客にしたネット証券も増えてきました。

みずほ証券の年収について

総合証券会社大手5社の1つであるみずほ証券の年収はどれくらいなのでしょうか。平均年収や具体的な職種と年収の例、競合他社との比較を交えて解説します。

平均年収、初任給

みずほ証券は2013年度から平均年収を公開していないため、転職口コミサイトオープンワーク(https://www.vorkers.com/)より2022年8月現在の推定平均年収を紹介します。

2022年8月現在 推定平均年収 722万円

国税庁の令和2年民間給与実態統計調査結果によると、正社員の平均年収は433万円のため一般的な企業に比べて極めて高い金額です。

みずほ証券株式会社では日本全国、海外への転勤がある「M職」と住居の変更を伴う転勤がない「A職」があります。また「M職」では総合コース、グローバルマーケッツコース、グローバルインベストメントバンキングコース、リサーチコース IT・システムコースを、「A職」ではエリア総合コースを募集しています。

全ての職種、募集コースで初任給は共通しており、2023年9月卒業までの新卒初任給は以下のようになっています。

・275,000円(院卒)
・255,000円(大卒)

令和元年賃金構造基本統計調査結果(初任給)の概況によると大学卒の初任給は男女平均21万200円、大学院修士課程修了の初任給は男女平均23万8,900円となっているため、みずほ証券の任給は修士卒、大学卒共に40,000円ほど高くなっています。

具体的な役職と年収の例

転職サイトオープンワークの口コミから具体的な職種と年収の具体例をご紹介します。

・営業 在籍10~15年 新卒 男性 500万円
・営業 在籍10~15年 中途 男性 1,400万円
・投資法人営業 在籍10~15年 新卒 男性 1,650万
・リテール 1年目 新卒 男性 400万円
・営業 在籍5~10年 新卒 男性 800万円

口コミによるとボーナスは基本給何ヶ月分ではなく、営業成績の評価と現在の基本給により決定されるようです。30代になってからボーナスが急激に増えるという口コミもありました。

他の企業と比較

ブンナビ!2024(https://bunnabi.jp/2024/)によると証券会社の業界平均年収は764万円です。みずほ証券の2022年8月現在の推定平均年収は722万円であったため平均年収よりも低い水準となっています。

2022年8月時点のブンナビ!2024で確認できた競合他社の平均年収を紹介します。証券会社単体で平均年収を公開していない企業はグループの平均年収を掲載しています。

・野村證券(野村HD) 1,013万円
・大和証券グループ(大和証券)  1,007万円
・三井住友フィナンシャルグループ(SMBC日興証券) 842万円
・三菱UFJフィナンシャル・グループ(三菱UFJモルガン・スタンレー証券) 773万円

グループの平均年収を参考にしている企業もあるため一概にはいえませんが、みずほ証券に平均年収は他社に比べると低いことがわかりました。

人気企業で働きたい!みずほ証券の就活対策

人気企業であるみずほ証券の就職はかなり難易度が高いです。そんなみずほ証券で内定を得るために実践すべきおすすめの就活対策をご紹介します。

なぜみずほなのかを明確にする

みずほ証券に限らず金融業界は総じて事業内容が似ており、同じような業務を行う企業も少なくありません。そのため選考では志望度、その企業を選んだ理由も重視されます。ホームページで公開されている事業内容や職種だけでは限界があるためインターンシップやOBOG訪問を利用して実際に社員の方と話す機会を設けましょう。

プレッシャーに負けずやり遂げた経験を志望理由に

証券会社は扱う金額が大きくプレッシャーも大きい仕事です。そのため面接ではプレッシャーに打ち勝った経験やストレスがあるなかでやり遂げた経験を聞かれます。過去の経験からそのような経験を思い出しておくことも必要ですが、どうしてやり遂げることができたのか、どのように対処したかは論理的に話せるようにしておきましょう。

最後に

みずほ証券の2022年8月現在の推定平均年収は722万円でした。選考では強い志望理由が求められます。インターンシップやイベントを通して企業研究を進めましょう。

【各社平均年収データ参考(2022年8月時点)】
証券会社業界平均年収
https://bunnabi.jp/2024/cn_data.php?ccd2=68178

野村證券(野村HD)
https://bunnabi.jp/2024/cn_data.php?ccd=74634&ccd2=74634&corp_flg=0

大和証券グループ(大和証券)
https://bunnabi.jp/2024/cn_data.php?ccd=68175&ccd2=68175&corp_flg=0

三井住友フィナンシャルグループ(SMBC日興証券)
https://bunnabi.jp/2024/cn_data.php?ccd2=68037

三菱UFJフィナンシャル・グループ(三菱UFJモルガン・スタンレー証券) https://bunnabi.jp/2024/cn_data.php?ccd2=68034


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