三井住友信託銀行は三井住友トラスト・ホールディングス傘下の大手信託銀行です。三井住友信託銀行に就職するためには徹底的な企業研究が必須です。この記事では企業情報から就職活動対策まで解説します。
- ・三井住友信託銀行とは
- ├三井住友信託銀行の企業理念
- └事業セグメント
- ・三井住友信託銀行の就職活動情報
- └三井住友信託銀行の選考フロー
- ・三井住友信託銀行の就職活動対策
- ├早めにエントリーする
- └リクルーター面談には逆質問を用意しておく
- ・最後に
三井住友信託銀行とは
三井住友信託銀行は1925年に設立された信託銀行です。本店は東京都千代田区丸の内にあります。国内に149か所の拠点を有しており、海外にも10カ所拠点があります。
三井住友とついてはいますが、三井住友フィナンシャルグループ(SMFG)に属する三井住友銀行とは経営、業務面においての関わり合いはほとんどありません。
三井住友信託銀行の企業理念
三井住友信託銀行の親会社である三井住友トラスト・ホールディングスでは存在意義(パーパス)と経営理念(ミッション)を掲げています。それぞれ以下の通りです。
存在意義(パーパス)
信託の力で、新たな価値を創造し、お客さまや社会の豊かな未来を花開かせる
経営理念(ミッション)
(1)高度な専門性と総合力を駆使して、お客さまにとってトータルなソリューションを迅速に提供してまいります。
(2)信託の受託者精神に立脚した高い自己規律に基づく健全な経営を実践し、社会からの揺るぎない信頼を確立してまいります。
(3)信託銀行グループならではの多彩な機能を融合した新しいビジネスモデルで独自の価値を創出し、株主の期待に応えてまいります。
(4)個々人の多様性と創造性が、組織の付加価値として存分に活かされ、働くことに夢と誇りとやりがいを持てる職場を提供してまいります。
事業セグメント
三井住友信託銀行の事業セグメントは「個人事業」「法人事業」「法人事業(証券代行事業)」「投資家事業(アセットマネジメント)」「投資家事業(クライアントサービス)」「不動産事業」「マーケット事業」の7つです。それぞれの事業概要は以下の通りです。
「個人事業」
個人の顧客に対して投資信託や年金運用、預金、保険などお金にまつわる課題解決を行います。
「法人事業」
法人顧客に対して不動産、証券代行、受託、マーケットなどを行います。
「法人事業(証券代行事業)」
株主名簿の管理や株主総会の開催など株主戦略のコンサルティングを行います。
「投資家事業(アセットマネジメント)」
資産運用を行う法人に対して新たな投資機会を開拓します。
「投資家事業(クライアントサービス)」
法人に対して、資産形成支援のサービスを行います。
「不動産事業」
不動産戦略のソリューションを提供します。
「マーケット事業」
世界中の金融マーケットを対象に投資を行い、顧客に対して金融商品を提供します。
三井住友信託銀行の基本情報(https://www.smtb.jp/about/corporate/summary)によると、2022年3月31日時点の三井住友信託銀行の従業員数は13,608人です。
有価証券報告書(2021年4月1日-2022年3月31日)(https://www.smth.jp/-/media/th/investors/yuuka/2203/220624-2.pdf)によると三井住友信託銀行の2022年3月31日時点での平均年間給与は695.6万円(賞与及び基準外賃金を含む)となっています。国税庁の令和2年民間給与実態統計調査結果によると、正社員の平均年収は433万円のため一般的な企業に比べて極めて高い金額です。
三井住友信託銀行の就職活動情報
三井住友信託銀行の就活で役立つ応募コースと選考フローに関する情報を紹介します。
三井住友信託銀行の選考フロー
三井住友信託銀行の新卒採用では、 転居を伴う転勤があるGコースと転居を伴う転勤がないAコースがあります。
就活本選考体験記(2020年卒,Gコース(総合職))(https://internshipguide.jp/columns/view/shukatsu-report-smtb6)によると、選考フローは以下の通りです。
【ES(エントリーシート)・WEBテスト→リクルーター面談5回→面接3回】
ES(エントリーシート)の項目
学生時代最も頑張ったこと(400字)
環境が変わった際にどのように乗り越えたか(200字)
周囲の人間と協力してやりがいを感じた経験(200字)
面接
一次
基本的にはESに沿って深掘り
二次
なぜ金融なのか、なぜ信託銀行なのか
三次
なぜうちなのか、他社の選考状況
三井住友信託銀行の就職活動対策
人気企業である三井住友信託銀行の就職はかなり難易度が高いです。そんな三井住友信託銀行で内定を得るために実践すべきおすすめの就活対策をご紹介します。
早めにエントリーする
三井住友信託銀行【内定者のES(エントリーシート)&本選考レポート】(https://internshipguide.jp/columns/view/ES-smtb?flid=315)によると、3月頭に早めにエントリーした学生は特別なセミナーに呼ばれて早期選考にのっていたとのことです。後回しにせずできるだけ早くエントリーするようにしましょう。
リクルーター面談には逆質問を用意しておく
就活本選考体験記(2020年卒,総合職Gコース【全国型】)(https://internshipguide.jp/columns/view/shukatsu-report-smtb?flid=315)によると、リクルーター面談は社員のキャリア・業務内容の紹介のあとは逆質問がメインとなるとのことです。1〜2問だけでなく複数の聞きたいことを用意しておきましょう。
最後に
三井住友信託銀行は三井住友トラスト・ホールディングス傘下の大手信託銀行です。就職するためには、早めのエントリーやESの深掘り対策が必要です。早くから動き出しましょう。
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