佐原佳奈子さんは、共立女子大学の家政学部に通う大学4年生。同校で開催された2017年度ミスコンテストでグランプリに輝きました。ミスコン後は、佐原さんの出身地である会津のキャンペーンガールにも選ばれ、卒業後は夢であった芸能の道に進もうと積極的に活動しています。順調に夢へと近づいているように見える佐原さんですが、ミスコン出場前はなかなか一歩が踏み出せず過ごしてきたと言います。そんな佐原さんを変えるきっかけとなったミスコン出場。ミスコンによって自身がどのように変わったのか、そして夢へ近づくためにどう行動したのか、インターンシップガイド編集部が佐原さんにお話を伺いました。
使命感に駆られたミスコン出場
ーミスコンテストでのグランプリ獲得おめでとうございます!どのようなきっかけでミスコンに挑戦したのですか?
ミスコンの募集のポスターを見て、「あっ出なきゃ、出たい!」と思ったんです。私は小さい頃からずっとアイドルが好きで、芸能の道に進みたいという思いがあって。でも、元々とても人見知りな性格で発信することが苦手で、自分の夢をなかなか人に伝えることができず、内に秘めているタイプの人間でした。ミスコン募集のポスターを見たとき、ここで出ないときっと自分の夢に対して後悔するとハッとして、思い切って自分から応募しました。
ーミスコン中にどんなことを意識して活動してましたか?
グランプリになりたいっていう想いが強くあったので、想いが本気であるということをしっかり伝えることを意識していました。ミスコンの審査は、Web投票がメインとなっていて、Twitterで投票を呼び掛けるのが日課でした。Twitterの更新頻度は出場者によって様々なんですが、私は想いが伝わればと思い、基本的には毎日更新していましたね。ツイートする内容を考えたり、コメントを返したり、忙しさもありましたが楽しんでやっていました。こうした日々の積み重ねによって、ミスコン出場にかける自分の強い想いが伝わったのであれば嬉しいです。
ーミスコンに出場してみて、どうでしたか?
以前は、夢を言うことがどこか恥ずかしい、と思っていたんですが、ミスコンで自分の夢を伝えたとき応援してもらえたことが、大きな自信になりました。応援してもらえるというのは、すごく嬉しいですね。勇気をもらえました。夢を言えずにいたときよりも、気持ちの面ですごく楽になりました。それに、ミスコンを通して自信がついたことで、積極性が身についたなと思います。ミスコン後には、私の出身地である会津のキャンペーンガールに応募させて頂いて、最終的に選んで頂くことができたんです。ミスコンに出場していなかったら、この挑戦もできていたか分からないですね。当たって砕けろじゃないですけど、気持ちも行動もすごくポジティブにできるようになったと思います!
自分の知らない世界を楽しむ好奇心
ーミスコン出場までを振り返ってみて、それまでのご自身をどんな人物だと思いますか?
幼い頃から、それこそミスコン出場するまで、友達としゃべるのすら恥ずかしいっていうほど…度がすぎるシャイでした。仲良くなったらすごいうるさくなっちゃうんですけど。(笑)仲良くなるまでは本当によそよそしくしちゃって、気をつかっているんだなっていうのが周りにもばれちゃうくらいだったんです。でも実は活発なんですよ。(笑)小学校では合唱部、運動神経も良くて、学校のスポーツテストの成績はAをもらえていたり、中学校の部活でソフトテニス部に所属したり。高校ではギターマンドリン部にも入って、色々やっていました。きっかけは友達の誘いなどが多かったんですが、なんだかんだで継続してできていましたね。シャイだけど、きっかけがあればやってみるという行動的な一面も持っていた人間だと思います。
ーそして、一旦始めてみると継続して楽しめるタイプの方なんですね!
多分そうだと思います。どの部活も結果的に引退するまで継続することができたので。最初はそこまで興味関心が無くても、やりながら面白い部分を見つけることができていたのかなと思います。今はまだ自分の視野がすごく狭いと思っているので、これからもこれ面白いよって友達に勧められたら、自分が興味無かったことでもどんどん挑戦したいと思いますね。
ー今後はどういったことに挑戦していきたいですか?
自分の夢である芸能の道に進めることに挑戦していきたいと思っています。まずは、就任させて頂いた会津のキャンペーンガールとして、全国各地で会津のPR活動を行っていく予定です。今はそのために、白虎隊踊りの練習をしたり勉強をしています。その他にも、役者やモデルのお仕事も出来たらいいなと思っています。
芸能活動以外では、着物の資格を取ってみたいです!浴衣は毎年必ず新しいものを買うくらい好きで。着物とか浴衣は普段なかなか着る機会がなく、着ると特別な気持ちになれるので好きですね。この前着付けの体験に行ったんですが、楽しくて通いたいという思いが強まりました。資格があることで、どこかでまた活かせることがあるかもしれませんし、ぜひ挑戦してみたいと思っています。
人生に悔いを残さないように前向きに挑戦
ー今までシャイな部分があって出せなかったけど、佐原さんの中には何かしらやってみたいという思いがずっとあったんですね。
そうですね。私はずっとアイドルが好きで、アイドルになりたいという憧れがありました。でも、今まではやりたいと思っても言うことができずに過ごしてきました。今思うと、もっとオーディションを受けてみたり、ダンスレッスンに通ったりする努力もしていれば…と後悔することもあったり。アイドルとして今から目指すのは、年齢的にも厳しくなってしまったと思いますが、やはり芸能の道には行きたいという想いはなくなりませんでした。だからミスコン出場は、誰かに背中を押されてではなく、そうした強い想いが私の行動を変えたと思っています。
ーかつての佐原さんがそうだったように、最初の一歩をなかなか踏み出せない学生は多くいると思います。そういった学生に向けて、何かアドバイスをお願いします。
可能性って無限にあると思うので、やってみたいと思ったらどんどん挑戦して欲しいです。たとえ失敗しても全然悪いことじゃないですし、その失敗した分だけ勉強にもなると思います。私もアイドルをやりたいという思いがありましたが、アイドルではない芸能の道に進みたいという、次のステップに進んでいけているのではと思っています。だから、人生に悔いの残らないように、自分のやりたいことに前向きに挑戦して欲しいです。
佐原 佳奈子さん プロフィール
1995.11.15生まれ、福島県出身。共立女子大学家政学部4年。
2017年度ミス共立女子大学〜桜姫〜で、グランプリを獲得。ミスコン出場をきっかけに芸能活動という自分の夢に近づく。ミスコン後は会津のキャンペーンガールとしての活動を予定している。幼少期よりアイドルが好きで今もお気に入りのアイドルのライブに行くなどアイドルの活動を追っている。今はまっているアイドルはまねきケチャという5人組のグループ。
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