【企業研究】ロッテの年収はどれくらい？平均年収や働き方について徹底解説！

ロッテはコアラのマーチやチョコパイ、モナ王などを扱うお菓子メーカーです。ロッテで働く人の年収はどれくらいなのでしょうか。平均年収や勤務環境、働き方について解説します。

・ロッテとは
・ロッテの年収について
├平均年収、初任給
├具体的な役職と年収の例
└他の企業と比較
・ロッテの働き方
├ニーズから新商品を生み出す企画力
└”ロッテイノベーション”で挑戦する風土
・人気企業で働きたい！ロッテの就活対策
├説明会やインターンに参加して企業理解を深める
└面接官との対話を意識する
・最後に

ロッテとは

株式会社ロッテは1948年に創業された菓子メーカーです。コアラのマーチやトッポ、ガーナ、モナ王などの商品を扱っています。ロッテでは”私たちはみなさまから愛され、信頼される、よりよい製品やサービスを提供し、世界中の人々の豊かなくらしに貢献します。”を企業理念として掲げています。

ロッテの年収について

幅広い年代に人気の高いお菓子を販売するロッテの年収はどれくらいなのでしょうか。平均年収や具体的な職種と年収の例、競合他社との比較を交えてロッテの年収について解説します。

平均年収、初任給

ロッテは平均年収を公開していませんが、オープンワークなどの口コミによると推定年収は563万円となっています。国税庁の令和元年民間給与実態統計調査結果によると、正社員の平均年収は503万円のため一般的な企業に比べて高い金額であるといえるでしょう。

ロッテの採用サイトによると募集は営業系や管理系、研究系、生産系、エンジニアリング系にわかれていますが、初任給は一律で以下の通りとなっています。

・234,000円（院卒）
・219,000円（大卒）　※2020年4月入社実績

令和元年賃金構造基本統計調査結果（初任給）の概況によると大学卒の初任給は男女平均21万200円、大学院修士課程修了の初任給は男女平均23万8,900円となっているため、総合職は院卒・学部卒いずれも平均並みの水準になっています。

具体的な役職と年収の例

転職サイトオープンワークの口コミなどから具体的な職種と年収の具体例をご紹介します。

・営業　　　　　　　　在籍3~5年　　新卒　男性　500万円
・営業　　　　　　　　在籍3~5年　　中途　男性　600万円
・営業　　　　　　　　在籍10~15年　新卒　男性　600万円
・研究　　　　　　　　在籍10~15年　新卒　男性　700万円
・PR/マーケティング　在籍5~10年　新卒　女性　500万円
・開発　　　　　　　　在籍3~5年　　新卒　男性　600万円

口コミによると昇給は年功序列が影響しており、福利厚生が充実しているという声が多かったです。

他の企業と比較

食品業界の平均年収は610万円です。ロッテの推定年収は563万円であったため平均より低くなっています。

次に同業他社と比較していきます。

・江崎グリコ株式会社　827万円
・明治グループ　　　　996万円
・カルビー株式会社　　723万円

ロッテの推定年収は同業他社に比べて低いことがわかりました。

ロッテの働き方

ロッテへの就職を考えるなら、年収以外に働き方も知っておきたいところです。ここではロッテの働く環境や制度について紹介します。

ニーズから新商品を生み出す企画力

ロッテはこれまで最後までチョコたっぷりの「トッポ」や、餅のなかにアイスを入れることで新食感を生み出した「雪見だいふく」、健康志向が高まったことで注目された乳酸菌をチョコでとれる「乳酸期ショコラ」、高齢者の記憶力低下に着目した「歯につきにくいガム＜記憶力を維持するタイプ＞」などを発売してきました。これらは全て消費者からの声で生まれたもので、ニーズをいち早くキャッチして商品にする企画力があるロッテならではの商品となっています。

”ロッテイノベーション”で挑戦する風土

ロッテにはお菓子やアイスにイノベーションを起こし、日本の食を、食習慣をよりよいものに導く活動に向けた挑戦のための行動指針である「ロッテイノベーション」があります。これを全社員が持っていることで、既成概念にとらわれない商品作りを実践しています。またこれまで年功序列の形が強かったロッテですが、最近では若手に大きなプロジェクトを任せるという流れも出てきています。