【企業研究】三井不動産の年収はどれくらい?平均年収や働き方について徹底解説!

大手総合デベロッパーである三井不動産の年収はどれくらいなのでしょうか。三井不動産の平均年収や働き方の特徴など、企業研究に役立つ情報を解説します!

【企業研究】三井不動産の年収はどれくらい?平均年収や働き方について徹底解説!
目次

三井不動産株式会社について

三井不動産とは

三井不動産は1941年に設立された総合不動産会社で、三井住友銀行・三井物産とともに三井グループ御三家に数えられる企業です。オフィスビルから商業施設、リゾート施設など幅広い分野で不動産開発事業を行っています。

代表的な事業としては、「東京ミッドタウン」「東京ミッドタウン日比谷」「ららぽーと」 「三井アウトレットパーク」などがあります。

三井不動産の2019年3月期の売上高はグループ全体で1兆8,611億円(「数字でみる三井不動産」https://www.mitsuifudosan.co.jp/infog/)と業界トップの業績です。

三井不動の評判は?

三井不動産は従業員の満足度が高い企業として知られています。高収入が期待でき、福利厚生なども充実しているため非常に働きやすく、職場に満足している社員が多いのが特徴です。

実際に三井不動産は、健康経営に積極的に取り組んでいる企業として、「健康経営優良法人2019」大規模法人部門(ホワイト500)の認定を受けています。

三井不動産は初任給も高水準ですし、入社から数年しか経っていない3〜5年後から収入が大幅にアップしていくのも魅力的な点です。30歳前後で年収1000万円を超える人も少なくありません。

「Otemachi One」の開発

三井不動産は大規模なプロジェクトが多く、2020年6月には三井不動産と三井物産の共同事業である「Otemachi One」が開業し、大手町エリアで最大級の開発プロジェクトとして話題となりました。

三井物産の新社屋となる「三井物産ビル」と「Otemachi Oneタワー」で構成され、多くのオフィスやショップ、クリニックなどが入っています。Otemachi Oneタワーの上層階にはフォーシーズンズホテル東京大手町が入り、9月に開業しました。

三井不動産の年収について

三井不動産の年収はどれくらいなのでしょうか。平均年収や他社との比較など、三井不動産の年収について解説します。

平均年収、初任給

2020年3月期の有価証券報告書によると、平均年間給与は12,734,000円と報告されています。つまり三井不動産の平均年収は1273万円ほどということです。

初任給は三井不動産採用ホームページによると、総合職が大卒・255,000円、院了・290,000円となっています。業務職(一般職)が大卒・210,000円と設定されています。

具体的な役職と年収の例

転職サイトオープンワークの口コミなどから具体的な職種と年収の具体例をご紹介します。

・営業 在籍3~5年 男性 年収800万円ほど
・商業施設本部 在籍5~10年 男性 年収1000万円ほど
・開発 在籍5~10年 女性 年収900万円ほど

他のデベロッパーと比較

三井不動産の競合である三菱地所、住友不動産、東急不動産、野村不動産の4社の平均年収を比較します。各社の有価証券報告書にて報告されている平均年間給与額を基準に、平均年収の高い順に並べたものが以下の通りになります。

・三菱地所 12,735,234円
・三井不動産 12,734,000円
・東急不動産 11,372,000円
・野村不動産 9,462,899円
・住友不動産 6,794,087円

三井不動産の平均年収はトップの三菱地所とほぼ金額は変わらないことが分かります。年収1000万円以上と日本トップクラスの年収の高さです。

三井不動産の待遇

三井不動産の休日や福利厚生

【休日】
完全週休2日制(土・日・祝日)
年末年始
夏季休暇
有給休暇
連続特別休暇

【福利厚生】

住宅融資制度
育児休業制度
介護休業制度

三井不動産では育児休業制度やベビーシッター費用に対する補助などがあり、出産・子育てと仕事の両立がしやすい環境であると感じている人が多いです。三井不動産の正社員は、過去20年以上育児休業からの復帰率100%を継続しています。

介護コンサルティング制度、介護費用補助制度、介護休業制度などがあり、家族の介護を抱える社員の仕事との両立を支援するためのサポートも充実しています。

従業員の健康管理・サポート体制

三井不動産では、従業員の健康サポートにも力を注いでいます。毎年の基本的な健康診断に加え、35歳以上の全社員とその配偶者の人間ドック受診、女性社員や社員の配偶者の婦人科検診が用意されており、人間ドック休暇も付与されます。

従業員の疲労回復や心身のバランス保持のために、マッサージや仮眠でリフレッシュできる「Refre(リフレ)」という施設が社内に設置されています。専門マッサージ師が常駐していてマッサージ施術も可能です。

働き方にも多くの工夫がされており、フレックスタイム制やノー残業デーのほか、個人の需要に合わせて福利厚生を利用できるカフェテリアプランの導入など様々な支援を行っています。

三井不動の研修や教育制度

【三井不動の研修制度】
新入社員入社研修
フォローアップ研修
階層別研修
MEET21研修
クロスエキスパート研修
若手海外派遣研修
海外トレーニー
自己啓発制度

役員と各世代の社員数名とで経営問題を話し合うゼミ形式研修「MEET21研修」や、社内役職者クラスの経験談から自身のロールモデルを発見する一助とする研修「クロスエキスパート研修」など、社員の成長をサポートする制度が多数用意されています。

三井不動産ではグローバル事業を営業利益の大きな柱となる事業に拡大するため、人材のグローバル化施策にも注力しています。欧米やアジアなどで研修を行う海外トレーニー、海外マネジメント研修、若手・中堅グローバル研修など海外での研修も非常に充実しています。

憧れのデベロッパーで働きたい!三井不動産の就活対策

就活生に人気の三井不動産は就活難易度も高い企業です。そんな三井不動産で内定を得るためにはどのような就活をするべきなのか、おすすめの就活対策をご紹介します

他の企業と差別化する、徹底的な企業研究が必要

三井不動産を含め、「デベロッパー」という仕事はかなり人気の高い仕事です。大手総合デベロッパーである三井不動産、三菱地所、住友不動産、東急不動産、野村不動産、森ビルの6社はデベロッパーを志望する多くの学生が併願して選考を受けます。それを踏まえて企業は学生に何故自社なのか、何故自社でないといけないのかなど高い熱意があるかを確認します。三井不動産とその他競合他社を比較し、徹底的に企業研究を行うことが重要です。

また多くの学生が憧れる仕事だからこそ、表面だけでなく仕事や自社について理解しているかが問われます。OB訪問やインターンシップに参加して、リアルな社員の声を聞いたり業務理解を進めましょう。

深掘りした質問にも対応できるよう綿密に自己分析を行う

「ES・面接の特徴」でご紹介したように面接では学生時代や過去の経験、自分の考え方や価値観についてかなり深く掘り下げられます。それに対応するためには綿密な自己分析が必須です。自己分析は面接や選考のたびにやり直すくらいがいいでしょう。モチベーションシートのように自分の年表を作り、当時の背景や自分の考え方、行動やその理由、そこから得られたことや今に活かされていることなど細かく分析してみましょう。

最後に

三井不動産の年収は1273万円ほどです。総合職であれば20代後半~30代ほどで年収1000万円に到達できます。三井不動産のような年収が高く、有名な企業は学生からの人気が高く就職がかなり難しいです。選考に向けてインターンやOB訪問を利用して、より深い企業研究を進めましょう。

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