【企業研究】メガバンク・三菱UFJ銀行の年収はどのくらい?平均年収や働き方について解説

金融業界は年収が高いというイメージがありますが、銀行と保険、証券など展開している金融事業によってかなり差があります。メガバンクのひとつである三菱UFJ銀行の平均年収はどれくらいなのでしょうか。平均年収や三菱UFJ銀行での働き方など企業研究に役立つ情報を解説します。

【企業研究】メガバンク・三菱UFJ銀行の年収はどのくらい?平均年収や働き方について徹底解説!
目次

三菱UFJ銀行の概要

三菱UFJ銀行がどのような会社なのか、基本的な情報を解説します。

三菱UFJ銀行の会社概要

名称:株式会社三菱UFJ銀行 (MUFG Bank, Ltd.)
設立:1919年(大正8年)
本店所在地:東京都千代田区丸の内二丁目7番1号
資本金:17,119億円(単体)
従業員数:33,524人(2019年3月末現在、単体)
支店等:国内 750 海外 72(2019年3月末現在)

株式会社三菱UFJ銀行とは

三菱UFJ銀行は三井住友銀行、みずほ銀行とともに「3メガバンク」と呼ばれる大手都市銀行です。三菱UFJフィナンシャル・グループの傘下であり、2006年に東京三菱銀行とUFJ銀行が合併して三菱東京UFJ銀行となり2018年に三菱UFJ銀行と商号変更されました。

三菱UFJ銀行の年収について

平均年収、初任給

三菱UFJ銀行は平均年収を公開していませんが、クチコミサイト「OpenWork」に寄せられた口コミ回答者の平均年収がOpenWorkのサイトで公開されています。2021年11月時点での三菱UFJ銀行の口コミ回答者の平均年収は708万円となっています。

初任給は三菱UFJ銀行の採用ホームページによると、次のように記載されています。

【総合職の初任給】
大学院卒のうち学士4年及び修士2年の課程を修了した者:230,000円
大学院卒のうち上記より修業年限の短い者:211,000円
大学卒:205,000円

【ビジネス・スペシャリスト職の初任給】
大学院卒のうち学士4年及び修士2年の課程を修了した者:220,000円
大学院卒のうち上記より修業年限の短い者:201,000円
大学卒:195,000円
短大卒、専門学校卒:185,000円

総合職・ビジネススペシャリストともに、博士課程卒の場合は、双方で相談の上初任給が決定することになります。

具体的な役職と年収の例

転職サイトオープンワークの口コミなどから具体的な職種と年収の具体例をご紹介します。

・営業 30代 男性 年収800万円ほど
・営業 20代 女性 年収500万円ほど
・リテール一般職 30代 女性 年収510万円ほど
・企画調査役 40代 男性 年収900万円ほど

口コミによると年功序列でだんだんと給与は上がり、役職など昇進すればかなり差が出てきま。また総合職と一般職、海外勤務などでも差があります。

三菱UFJ銀行の評価や昇給はどうなっているか

給料がアップするのは30代から

銀行は年功序列の文化が残っているところが多く、三菱UFJも例外ではありません。三菱UFJ銀行に入社した場合、1〜4年目までは個人の評価によって給料が変動することはないので、給料は横一線で少しずつ上がっていきます。

20代では個人の成績などが給料に影響しないため、給料アップをモチベーションにするのは難しいかもしれません。

その代わり30代になると役職についたりして、給料がアップしていきます。役職につくと個人の仕事ぶりや成果が給料に反映されるようになるので、仕事でのモチベーションも変化してくるでしょう。

出世コースに乗れるかどうか

20代は大きな差がつくことはありませんが、役職につくようになると実力により大きな差がつくようになります。順調に出世していけば、入行10年で年収が1000万円を超えるケースも少なくありません。

三菱UFJ銀行では出世しやすい部署があるとされています。実際に出世コースに乗る人が多いのは、本社の人事部・経営戦略部・営業部などです。

都心の大きな支店や融資額の多い存在感のある支店に勤務することも出世できるかどうかの分かれ目になると言われています。出世して高収入を狙うなら、本社勤務か大きな支店勤務を目指すのがいいでしょう。

三菱UFJ銀行の働き方

三菱UFJ銀行など大きな銀行の仕事は取り扱う金額も高く、大きな責任を伴う案件も少なくありません。そのような中で三菱UFJ銀行は働いている社員をどのようにサポートしているのでしょうか。福利厚生など三菱UFJ銀行での働く環境についてご紹介します。

専門性が高いグローバル人材の育成に注力

「世界に選ばれる、信頼のグローバル金融グループ」を作り上げるために行員一人ひとりの育成に力を入れています。仕事を通して信頼を得るために各分野のエキスパートの育成、世界中で活躍できるグローバル人材の育成などです。

例えば若手や各キャリアに向けた様々な研修や資格取得支援制度などが設けられています。他にも海外でも仕事も多い三菱UFJ銀行では海外での実務研修や語学研修、大学院への留学制度などを用意しています。

誰もが働きやすいダイバーシティ経営企業

三菱UFJ銀行はグローバル金融グループとしてダイバーシティ推進に積極的に取り組み、誰もが働きやすい環境づくりを行っています。例えば社員のワークライフバランスを推進する時差出勤や在宅勤務制度の設置、男女ともに高い取得率を誇る育児休業制度制度など育児両立支援、女性活躍の推進、介護位支援など様々な取り組みを実施しています。

これらの先進的な取り組みから仕事と育児の両立支援企業として厚生労働省のくるみんマークの取得や、2014年にダイバーシティ経営企業100選に選定されるなど外部から高い評価を受けています。

憧れのメガバンクで働きたい!三菱UFJ銀行の就活対策

3メガバンクのひとつである三菱UFJ銀行は毎年就活生に人気の企業です。三菱UFJ銀行で内定を得るために実践すべき就活対策をご紹介します。

早期選考やリクルーター面談のチャンスをつかむ

就活本選考体験記によるとリクルーター面談を受けると早期選考に案内されることがあるようです。内定者枠がまだ埋まっていない早期選考は本選考よりも早く内定を得ることができる近道です。

早期選考に挑戦するにはリクルーター面談が受ける必要があるので、OB訪問やインターンシップといった社員と関われるイベントを積極的に活用しましょう。

志望度の高さが重視される、徹底的な企業研究を

3章でご紹介したように選考では三菱UFJ銀行への志望度がかなり重視されます。面接では他のメガバンクとの比較や他の業界と比較する質問をされることが多いです。また最終面接や内定後は他社の選考を受けないように言われることもあるようです。

例えば他の業界ではなく金融業界を選んだ理由、他のメガバンクではなくUFJを志望する理由などの質問は業界・企業研究を行うことで論理的に答えをつくる必要があります。志望度が高いことを示すために徹底的な企業研究を行ってから選考に臨みましょう。

最後に

メガバンクである三菱UFJ銀行の年収は、銀行業界の中では高めとなっています。昇進し役職に就ければさらに高い年収を目指すことができるでしょう。選考に向けて年収以外にも選考情報や事業内容など、より深い企業研究を行いましょう。

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