
社会人になると「有給休暇」(以降、有給と呼びます)が付与されます。有給とは「給料がもらえる休暇」であり、労働者は有給を取得する権利を持っています。
しかし、企業によっては有給が取得しづらく、日本企業の平均有給取得率は約60%だそうです。そんな中、ファーストロジックの有給取得率は91.1%。最も有給を取得している人は、所定の休日(土日祝日・年末年始)と合わせて年間休日が138日となっています。今回のブログでは、当社で休みをとりやすい理由についてご紹介します!
日本の有給取得率は世界ワースト2位
旅行会社のエクスペディアが2022年に調査したアンケートによると、日本の有給取得率は世界各地域と比べるとワースト2位という結果でした。日本の平均取得率は60%で、台湾や香港が100%以上、シンガポールが93%、ドイツが90%だそうです。
日本で有給をとりにくい主な理由は「人手不足」「有給を申請しづらい雰囲気」「周りの社員が休まない」などがあるそうで、有給は付与されているものの、冠婚葬祭や体調不良以外で申請できないという方も多いようです。
【エクスペディア 世界 16 地域 有給休暇・国際比較調査 2022 】を基に作成
休まず働いている先輩や同僚を見ると、なんとなく「自分も休まないほうがいいのかも」と思いますよね。
当社に転職してきた方に聞いても「前職では有給を申請したときに上司に理由を聞かれ、答えると渋い表情をされたため、それ以来申請しづらくなった」などの話をされていました。
では、なぜ当社は有給を取得しやすいのか?その理由をお伝えします。
ファーストロジックはなぜ有給を取得しやすいの?

その1 先輩社員が有給をしっかり使えているから
当社における入社年ごとの有給消化日数をみてみると、入社3年目以降の社員は年15日、5年目以降の社員は16日、7年目以降の社員は18日となっています。その一方、日本企業における年代別の有給消化率をみてみると、下のグラフの通り、40~50代の層がもっとも有給を使えていません。理由としては、40~50代となると管理職になったり、責任のある仕事を任せられたりして、休みを取りにくくなることが挙げられます。しかし、当社は在籍年数が長い、責任のある先輩社員ほどしっかりとお休みをとり、メリハリをつけて働いています。
その2 「有給取得推奨日」があって休みを取りやすいから
「みんなが働いている中で休みたいとは言いにくい…」という方もいると思いますが、当社では2016年から「有給取得推奨日」を設けており、社員が有給を取得しやすいようにしています。有給取得推奨日は、連休期間中の平日など、休めば長期休みにできる日などに設定されていますが、その日に休まなくても問題はありません。有給取得推奨日の1カ月前ごろには、人事から「もうすぐ推奨日です!」と連絡があるため、忘れずに活用することができています。
その3 会社の経営が順調だから
一番の理由は、会社の経営が順調だからです。創業してから会社が軌道にのるまで、また、2015年に上場するまでの間は、従業員も少なく、仕事も大変だったため、やむを得ない事情以外で有給をとることはありませんでした。実際に業界シェアトップをとるために頑張っていた2011年度の有給取得率は40.4%と現在の半分以下という数値でした。
しかし上場後からは労働環境も改善し、従業員も増え、業績も右肩上がりで伸びていることから、私用などでも有給をとりやすくなりました。その結果、有給取得率は91.1%と大きく数字が改善されています。
ここまで読むと「いっぱい休めて楽な会社かも?」と思われるかもしれませんが、当社の社員がしっかりと休めているのは、もちろん仕事でしっかりと成果を出しているからです。 休みをしっかりとりつつ、仕事を一生懸命頑張りたい!という方がいたら、ぴったりの環境だと思います。
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