農業用機械やエンジン、水処理システムなどの製品を扱うクボタに就職するためには徹底的な企業研究が必須です。クボタの企業情報や就職活動対策などについて解説します。
- ・クボタとは
- ├クボタの企業理念
- ├事業セグメント
- └従業員数・平均年収
- ・クボタの就職活動情報
- └クボタの応募コースと選考フロー
- ・クボタの就職活動対策
- ├逆質問で志望度をアピール
- └志望理由は過去の経験に沿って作成
- ・最後に
クボタとは
クボタは1890年に創業した企業で、本社は大阪市浪速区に置いています。トラクターや田植機といった農業用製品の販売や部品販売、農業施設の提案などを行っています。
クボタの企業理念
クボタの企業理念として「スピリッツ」「ブランドステートメント」「ミッション」を掲げています。それぞれの内容は以下の通りです。
「スピリッツ」
一、総合力を生かしすぐれた製品と技術を通じて社会の発展につくそう
一、会社の繁栄と従業員の幸福を希ねがって 今日を築き明日を拓ひらこう
一、創意と勇気をもって未知の世界に挑戦しよう
「ブランドステートメント」
「For Earth, For Life」 ─
クボタグループは、美しい地球環境を守りながら、人々の豊かな暮らしを
これからも支えていくことを約束します。
「ミッション」
人類の生存に欠かすことのできない食料・水・環境。
クボタグループは、優れた製品・技術・サービスを通じ、
豊かで安定的な食料の生産、安心な水の供給と再生、
快適な生活環境の創造に貢献し、地球と人の未来を支え続けます。
このようにクボタでは生きていくのに不可欠な食料・水・環境の分野の課題解決を目指しています。
事業セグメント
クボタの事業には「農業」「水環境」「エンジン」「建設機械」「精密機器・空調」「素形材・鋼管」の6つがあります。それぞれの事業内容は以下の通りです。
「農業」
トラクタ、田植機、コンバイン、芝刈り機など農業関連商品の開発・販売を行っています。
「水環境」
水道用鉄管の製造やバルブ、ポンプ、水処理システムなどの開発・販売・運用を行っています。
「エンジン」
産業用エンジンや発電利用エンジンの開発・販売を行っています。
「建設機械」
小型建機専業メーカーとして国内外と取引しています。
「精密機器・空調」
精密機器や業務用加湿空気清浄機、空調などを扱っています。
「素形材・鋼管」
素材に熱や力を加えて形成された素形材と鋼管の開発、販売を行っています。
従業員数・平均年収
クボタの従業員数は11,529名、男女比は約9:1となっています。入社後3年間の在籍人数割合を示す新卒定着率は男性94.2%、女性86.7%となっているため、定着度が高い企業といえます。
クボタの平均年収は801万円です。機械業界の平均年収は624万円となっているため平均よりも高くなっています。
クボタの就職活動情報
クボタの就活で役立つ情報を紹介します。
クボタの応募コースと選考フロー
クボタの新卒採用には「総合職事務系」「財務・経理系」「総合職技術系」「生産技術・製造系」の4コースがあります。それぞれの職種と選考フローは以下の通りです。
総合職事務系
【職種】
国内外営業、経営管理・企画、財務・経理、調達、生産管理、人事・総務を担当します。
【選考フロー】
エントリー→会社説明会・セミナー(自由参加)→ES・成績証明書→適性検査→個人面接→内々定
財務・経理系
【職種】
経営管理・企画、財務・経理を担当します。
【選考フロー】
エントリー→会社説明会・セミナー(自由参加)→ES・成績証明書→適性検査→個人面接→内々定
総合職技術系
【職種】
研究、製品開発、技術営業などを担当します。
*機械工学、電気電子工学、材料工学、衛生工学、化学工学、情報系、農学系、デザイン系からの募集となります。
【選考フロー】
学校推薦 エントリー→会社説明会・セミナー(自由参加)→ES・成績証明書→適性検査→個人面接→内々定
自由応募 エントリー→会社説明会・セミナー(自由参加)→ES・成績証明書→適性検査→個人面接→内々定
生産技術・製造系
【職種】
生産技術・製造を担当します。
*機械工学、電気電子工学、材料工学からの募集となります。
【選考フロー】
学校推薦 エントリー→会社説明会・セミナー(自由参加)→ES・成績証明書→適性検査→個人面接→内々定
自由応募 エントリー→会社説明会・セミナー(自由参加)→ES・成績証明書→適性検査→個人面接→内々定
クボタの就職活動対策
クボタの選考に役立つ対策を紹介します。
逆質問で志望度をアピール
クボタの面接はリクルーター面談が含まれます。リクルーター面談はその後の選考に大きく影響するため和やかな雰囲気に流されすぎず気を引き締めていきましょう。リクルーター面談は逆質問を中心に行われます。ここで的を射た質問ができれば「ちゃんとクボタのことを知っている。本当に入りたいんだな」という印象を与えることができます。事前に企業研究をしっかり行い、熱意の感じられる質問を用意しておきましょう。
志望理由は過去の経験に沿って作成
ESで聞かれる志望理由は面接でも聞かれるポイントです。自分の経験や学んでいることから志望理由を固めることで深掘りされても答えやすくなります。きっかけとなった経験を考えてみましょう。
最後に
クボタは農業から精密機器まで幅広く扱う企業です。クボタの選考では志望度の高さや事業への理解が求められます。セミナーやイベントを通じて企業研究を行いましょう。
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