サントリーホールディングスの平均年収はどのくらい？初任給は？

「CCレモン」やコーヒーの「ボス」など様々な人気商品を販売している日本有数の飲料メーカーであるサントリーホールディングスは就活生に人気の就職先の一つでもあります。今回はそのサントリーホールディングスの平均年収や初任給といった待遇面に関するデータをまとめました。サントリーホールディングスを就職先に考えている方や飲料メーカー志望の就活生の方は企業選びの一つの指標としてご活用ください。

平均年収

サントリーホールディングスの有価証券報告書から抜粋した平均年収のデータは下記の通りです。

2015年 1041万円
2016年 1067万円
2017年 1127万円
2018年 1147万円
2019年 1150万円

サントリーホールディングスの平均年収は年々増加傾向であることがうかがえます。この平均年収のデータは親会社であるサントリーホールディングスの社員の平均年収なので、子会社を含めたサントリーグループ全体の平均年収ではないので注意が必要です。参考までにサントリーグループの主力事業である清涼飲料事業を担当しているサントリー食品インターナショナルの平均年収も掲載しておきます。

2015年 983万円
2016年 1015万円
2017年 1086万円
2018年 1062万円
2019年 1033万円

有価証券報告書は平均年収等のデータだけでなく、各事業の状況や今後の事業方針といった企業研究で参考になる情報も掲載されています。企業研究をする際は有価証券報告書も確認するといいでしょう。

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初任給

サントリーHDの初任給は2019年度の実績によると
大学卒 月給22万8500円
大学院修士課程修了 月給24万9000円
となっています。
厚生労働省の令和元年賃金構造基本統計調査結果（初任給）の概況によると、大学卒の初任給の平均は21万200円、大学院修士課程修了の場合は平均23万8900円となっており、大学卒、大学院修士課程修了ともに初任給は平均よりも高いことがうかがえます。

福利厚生

続いて福利厚生についてです。
年間休日は121日と週2日プラス祝日も休める日数となっています。年次有給休暇については入社初年度は13日、その後勤続年数に応じて最大24日まで付与されます。有給休暇以外にも慶弔休暇、リフレッシュ休暇、ボランティア休暇、育児休職、介護休職などのワークライフバランスを維持するための制度が整えられています。また、法人会員施設、会員制福利厚生会社サービスの適用、共済会、独身寮、社宅、家族手当、通勤手当等の各種制度や手当も揃っています。

サントリーに就職するためには

サントリーホールディングスの本選考エントリー開始期間は例年1月から始まり、3月に応募締め切りと他の大手企業より締切が早いです。そのため、早め早めの行動を心がける必要があります。サントリーホールディングスへの就職を考えている方は、インターンシップや合説に積極的に参加することをおすすめします。ネットで調べるだけでは分からない社員の雰囲気や企業の情報を知ることで、企業理解がより深まります。企業理解を深めることでより企業の求める人材像に合った志望動機や自己PRを書けたり、話せたりするようになります。自分と企業の相性が合っているのか確かめ、じっくり考えるためにも1、2年生、3年の夏から就職活動を始めることをおすすめします。

最後に

サントリーホールディングスは平均年収も高く、働きやすい制度も整っており、就活生から人気の企業であることが納得できます。ここで注意しておきたいのは、年収や福利厚生のデータだけで就職先を決めないことです。自分が何をやりたいのか、社員の雰囲気が自分と合いそうかなどといった様々な視点から就職先を考えていきましょう。