創業から17期目を迎え、今もなお成長を続けているCONSCIENCE。マンションの1室、3名から始まったCONSCIENCEを作り上げてきたのは“仲間の夢を叶えられる会社にしたい”と本気で仕事と仲間と向き合ってきた若者たちでした。
有形の商材を扱ったり、自社商材を持っている企業様とは異なり、そんな当社の成長を支えているのはプロダクトなどではなくまぎれもなく“人”。「人」は経営資源で最大の価値であり、付加価値の源泉であると定義する当社では、一般的な企業様以上に採用や教育に力を注いでいます。そして採用活動においてテーマとして当社が掲げるのが「等身大の相互理解」。今後の組織成長を担う方の採用をするうえで大切にしている考え方や求める人物像についてまとめました。
採用活動テーマ「等身大の相互理解」とは?
会社にも経営理念や、VISIONがあるのと同様、当社の人事部においても、方向性やテーマというものを設定しており、それが「等身大の相互理解」。この採用テーマは、言葉の通りですが「当社と求職者の双方が、ありのままで、お互いを理解しよう」という想いを込めています。
近年、労働力不足が深刻化している日本社会において、各企業の採用活動競争は激化しています。そんな競争激化が進むなかで発生することは「誇張広告」や「過度なブランディング」など求職者の意を汲まない企業側の“採用したい”から生まれる盛りに盛られた企業の誤情報。一方で、求職者側も過去の慣習からか、面接という場では実際の自分の姿ではなく虚像の自分、いわば取り繕った自分で臨む方も少なくありません。自分のマイナス面をいかに隠せるか、いかに物は言いようで良く見せるか。“内定ほしい”から生まれる求職者の誤情報も同時に採用活動においては発生します。
少し行き過ぎた表現かもしれませんが、実際にこのような状況は多くの企業で起きており、その結果近年増えているのが入社後のミスマッチ。
思っていたのと違う
採用の時の情報嘘だった
思ったよりも〇〇だった
こうして未来ある若者のファーストキャリアで大きな傷をつけてしまうなんてことも珍しくありません。当社の掲げるテーマはこれらの一般的な採用活動に対する違和感から生まれました。
求職者と誠実に向き合うにはなにが最適か。人で日本一のベンチャーへを実現するには何が必要か。これらを追求した結果、採用活動、選考フローを、選考と捉えすぎるのではなく、求職者との対等に対話をする場と錦し、入社後を見据えた採用活動をする。それが「等身大の相互理解」であり、要は「別に会社のいいところばかり選考フローで伝えるつもりはありません、そして求職者の方々も内定を目的に選考には参加せず、入社後を見据えた相互理解を等身大で行いましょう」ということです。
「等身大の相互理解」を体現するために
では実際にこのテーマを体現するためにどのような手法をとっているのか。大きく2つにまとめています。
①面接は最終面接1回のみ
新卒、キャリア採用いずれも共通しており、特に新卒採用においては珍しいとよく言われるのが「面接は一回だけ」の選考フローです。
一般的には1次面接、2次面接・・・と審査がかかった面接を複数回するケースが少なくないですが、当社では面接ではなく、面談を複数回実施し希望者だけ最終面接に進むというフローを取っています。
「面接」という場では、先述した通り“ありのまま”は出にくい傾向にあります。“審査がかかっている”という言葉の通り、パワーバランスとしては企業側が強くなっている傾向にあり、いわば求職者側が“見定められている”感覚だからこそ取り繕った自分になるのも無理ありません。一昔前の日本社会においては労働力に課題がなく人が集まる時代だったため悪くない選考フローだったかもしれませんが、時代も考え方も、様々変化しています。そんな今の時代において大事なことは審査の回数を増やして、企業が求める綺麗な回答を求職者が準備することではないと考えています。
その結果行きついたのが「面接1回」です。
面接は最後の砦として実施をし、それまでは審査要素がない「面談」を実施することで、求職者の事も知り、会社の事も知ってもらうようにしているという事です。面談の場でも、人事担当者だけで完結するのではなく、実際に現場で働く社員との接触も増やして実態の理解をしていくことも重要視しています。
この面談ではただただ会社の事を一方的に教えてくれるという要素以上に求職者のこれまでとこれからと向き合っていくことを重要視しているので、普通よりも一段深い自己分析ができたなど好評もいただいています。
②選考過程では何でも話す
二つ目は、「何でも話す」こと。求職者の方と向き合う主に面談、面接担当者が情報の開示性、正確性を重要視するということです。
多くの企業では採用人数等が人事チームの成果指標として見られているケースがあるからこそ、どうしても「人数を取るため」には都合の悪い情報を隠し、都合の良い情報ばかり提供する。ということはあるあるですが面談のなかで、そのような向き合い方をしないということを大切にしています。
よく伝えて驚かれるところとしては「CONSCIENCEは他社よりも大変」「他社よりもまだまだ整っていない」など成長過程にある企業だからこそ、まだまだ不足点があることを共通認識として伝えていくようにしています。もちろんネガティブな意味合いではなく、大変だからこそ他では得られない経験が出来たり、実力がつけられるということもセットにはなりますが、情報の開示性は本当の意味での企業理解に繋がります。
採用チームとして大事にしていることは採用をすること以上に「当社の選考に関わってくれた人の人生をより良いものにする」事です。これは入社をする人しない人関係なく、一人ひとりとしっかり向き合い、伝えるべきことを伝えるという意味です。実際にそこまで向き合えている企業、人事というのは世の中かなり少数だと思います。当社では他の企業でできないことを自社の当たり前の基準として持ち続け、体現していくこと。それが、日本有数の企業になることにもつながると思いますし、当社の掲げる「人で日本一のベンチャーへ」に繋がると考えています。
改めて採用活動のテーマ、ビジョンが繋がりを持っていることが理解いただけるのではないでしょうか。
目指す方向性と、求める人物像とは
ここまで採用活動をするうえで、当社が大事にしている考えやそこから来た選考フローについてご紹介してきました。そして求職者の方からよく聞く「求める人物像、どんな人が多いか」を最後にまとめます。
一言でいうならば「例外でありたい人」です。当社は日本でも稀な急成長企業です。だからこそ、他社ではない高い基準が当社内では存在していると考えています。“周りの会社がこうだから”と組織の基準を一般的な基準に下げる人ではなく、例外であり続けるからこそ基準を上げていこう、と年次など関係なく主張し、それを自らリーダーシップをもって体現できる人です。(リーダーシップとは決して一番前に出る人だけではありません)
ベンチャーから大手企業へ。どんな有名企業もこのプロセスを必ず通過しているものですが、そのプロセスで“一般化”して埋もれてしまう企業は少なくないと考えています。一定組織を大きくしていくと多様な人材が増え、社会的認知が高まっているからこそ社会の“一般的”を迎合してしまい、ベンチャー時代に持っていた勢いや、成長スピードが組織の成長とともに薄まってしまう現象です。大手が安定すぎて辞める若者が増えているという噂はこの一般的な企業が一定数存在しているからでしょう。当社の目指していきたい未来像の一つとして、【組織自体は大企業並みの仕組、環境等を持ちながら、働く人の考えや基準はベンチャーであり続けること】にあります。
人で日本一のベンチャーへ。
日本有数の“人”で勝負できる組織。
何をするかより、誰とするか
これを実現する為には、多くの企業が陥ってしまう“一般的”を迎合することはベンチャー界で埋もれてしまうことにもつながります。他社がやらないことに挑戦する、高い基準を落とさない、より高め続ける。これを実現していくために「例外でありたい人」が必要なのです。
一般的なスピードでのキャリア形成を求めるのではなく、例外的なスピードで成長を遂げていきたい人
一般的な企業ではなく、例外を追求し唯一無二の企業を自分の手で創っていきたい人
この例外でありたいという想いはスキルでもなく本人の過去経験等からくる動機になるかと思いますが、そこが一番大事だと考えています。
またベンチャー大手問わず、一定の組織になっている企業は、経験値のある中途社員を多く採用する傾向にありますが、当社は中途採用においても経験よりもポテンシャルと若年層採用に注力しています。これは若手の力で会社を創っていこうという意思表示でもあります。つまり、会社の成長速度に負けないくらい社員にも全力で走ってもらいたいということです。その例外を継続し続けることが、自分のキャリアも、会社の成長も理想的なものを実現できる道だと思っています。
また2023年に採用サイトを刷新した際にRecruiting Policyとして「Think More, Aim More.(より思考し、より志め)」という言葉も新たに掲げています。
まず、当社の企業理念は「常に志め」で、要は“志”をもって、仕事を楽しむ。ということを意味します。「志め」とは「たのしめ」と読みますが、この創業から大事にしてきた言葉を残しながらも会社として第二創業期と位置付けさらにステップアップしていくために、“思考することを誰よりも追求して、より社会・クライアントに価値提供できる付加価値の高い人材になってほしい。またそれが出来る人材を採用していく。”そんな会社としての変化を表現したのが「Think More, Aim More.(より思考し、より志め)」です。
志=例外でありたい
ここに直結するところだと思いますが、改めて、自身、クライアント、社会の価値を高めていく企業で在りたいと思います。
ありがとうございました!
CONSCIENCEは経営陣主体の会社ではなく、社員主体の会社です。1人ひとりが当事者で、主人公。1人ひとりの一挙手一投足で組織に大きな影響を及ぼす。だからこそ、強い志をもって、例外であり、一般的な企業では創れないような組織基盤と勢いを持つこと。
「自分も、世の中も変え、夢を叶えていく」と本気で考え行動し続けてきたCONSCIENCE。今後、本格的な成長期を迎える今、会社とともに全力で走り、未来を創ってくれるかたをお待ちしています。
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